6月25日(土)J2 第18節 東京V vs 岡山(18:00KICK OFF/味スタ)
スカパー!生中継 Ch179 後05:50〜
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前節、東京Vは5試合ぶりに勝利を挙げた。常々、土屋征夫が「“勝つ”って、本当に大きなことなんだよ。勝つことで、サポーターにも喜んでもらえるし、チームは次の試合まで明るく、気持ちよく練習に取り組むことができる。たくさんの人に笑顔を与えることができるんだから」と、『勝利の威力』を語っているが、東京Vはその言葉通り、雰囲気よくポジティブにこの一週間を過ごしてきた。それは恐らく、サポーターの方々も大いに共感できるところではないだろうか。次戦水戸戦までの間もまた、勝者にのみ許される“笑顔で健やかな期間”を過ごすために、今節も全力で勝利を目指す。
連勝へ向けテーマとなるのが、『続けること』だ。前節の勝因を、土屋は「中盤でのミスが少なかったから」と説いた。その一番の殊勲者に、前節が今季初スタメンだった阿部拓馬の名を挙げている。「中盤、特に(小林)祐希のミスが少なかったのは、拓馬があれだけボールをキープできて前で収まったから。それによって、祐希が前を向いてプレーできた」。ボランチの小林祐が、相手ゴールに対して常に前向きでプレーできたことで、彼本来の攻撃的なポテンシャルを発揮し、阿部、河野広貴、マラニョンといった前線の選手の攻撃力を生かせた結果が、最終的にチームとして5得点を奪うことにつながった。先発出場のチャンスを得て、積極的なシュート、ボールキープ、そして2ゴールという最高の結果を残したシンデレラボーイ・阿部に、土屋は「みんな、(富山戦の)あの良いイメージでやるから、お前が前節ぐらいのパフォーマンスを続けられないと、チームが崩れるよ」と諭したのだという。これを受けた阿部がどうプレーで応えるかが、今節の大きな鍵を握っていそうだ。「これが10連勝とかだったら喜んでもいいのかもしれないけど、まだたった1勝しただけ。続けないと意味がない」と、森勇介。チームも個々も、目指すところはまだまだ高い
ポイントは、先制点だろう。前節の勝利で、森が唯一「収穫だった」と口にしたのが、立ち上がりで迎えたピンチを失点せずに凌げたことだった。「あそこで、今までなら失点して一気に出鼻をくじかれて雰囲気落ちて、焦って点を奪えず……だったけど、富山戦はなんとか失点せず持ちこたえられたからこそ、阿部のゴールが生まれて、みんな気持ちに余裕を持って気分良く試合を続けられた」。まず、試合の入り方に細心の注意を払わなければならない。そして、決定機を作って相手よりも先にしっかりと得点に結び付け、優位に試合を運ぶ。当然といえば当然のことかもしれないが、これが目指すべき最も理想的な展開と言えるのではないだろうか。
対するのは岡山だ。前節、開幕から負けの無かったホームゲームで初めての黒星を喫した。試合後、影山雅永監督は「チームとしてのスピリットが感じられなかったのが一番の反省点」だと語り、この一週間で自分たちの“スピリット”である「しゃかりきになって、ボールを奪える、カウンターを止める」ことの再度徹底を誓っている。しっかりと立て直しが図れたか。注目だ。
ただ、前節は第9節(4月30日)以来8試合ぶりに無得点となったが、まったく勝機がなかったのかといえば、決してそうではなかったように思う。特に立ち上がりは、岡山が主導権を握り水戸のゴールを脅かした。前述の通り、東京Vは立ち上がりに若干の不安を抱えているだけに、そこを突いて早い段階で先制ゴールを奪いたいところだ。
また、前節後半でも、後半頭からボランチに投入したストヤノフを起点に小林優希、岸田裕樹を使って自分たちの時間帯は十分作っていた。しかし、そのストヤノフが残念ながら出場停止である。特に小林優にボールが入ると、たちまちビッグチャンスが生まれるため、彼への有効な配球ができるかが岡山最大の鍵かもしれない。
ところで、去る20日に高木善朗のオランダ移籍が発表された。この試合は、彼の東京ヴェルディでのラストゲームとなる。幼き頃からのチームメイトでもあり大親友の小林祐は「せっかくだから勝って送り出してみせる」と、意気込む。高木本人も、「自分をここまで育ててくれたクラブへの感謝をこめて、東京ヴェルディの選手として最後まで全力で戦います」と誓っている。幼い頃から見守り続けてくれたヴェルディサポーターの記憶にも、しっかりとその姿を刻み込み、東京ヴェルディを卒業したい。試合後には、サポーターへ向け本人が挨拶をする場も設けられている。海外に挑戦する19歳・ヴェルディ生え抜きっ子の雄姿を見たい方はぜひスタジアムに!
以上
2011.06.24 Reported by 上岡真里江
J’s GOALニュース
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