本文へ移動

今日の試合速報

国立競技場に10,000名様無料ご招待 9/14 19:00KO 国立競技場 FC東京vs名古屋
国立競技場に10,000名様無料ご招待 9/14 19:00KO 国立競技場 FC東京vs名古屋

J’s GOALニュース

一覧へ

【J1:第17節 仙台 vs 甲府】手倉森誠監督(仙台)記者会見コメント(11.06.22)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
6月22日(水) 2011 J1リーグ戦 第17節
仙台 4 - 0 甲府 (14:03/ユアスタ/11,356人)
得点者:19' 梁勇基(仙台)、36' 渡辺広大(仙台)、69' 赤嶺真吾(仙台)、75' 中島裕希(仙台)
スカパー!再放送 Ch183 6/23(木)前05:00〜
----------

●手倉森誠監督(仙台):

「メンタル面で言えば、連戦の4試合目、さらにデーゲームで、まず気持ちを込めて戦うこと、そして全員守備と全員攻撃を徹底することにした。
相手のメンバーを見た際、前に高さのある選手を置いてきて、大きく蹴ってくるボールに対して自分達がオープンにならないことをキーファクターにして、繋げるところはしっかり繋げるようにしようと考えた。そうせずにオープンなゲームになってしまえば消耗に繋がってしまうことに気をつけ、そういったコントロールをしながら前半に2点、後半に2点と、止めを刺すところまでやれたので、本当にこの連戦の中では大きな勝ち方だったと思う。
メンバーも、負けていない中で入れ替えて戦えた。もちろん甲府も今日は入れ替えてきたが、我々もいくつか替えて、消耗する前にこの連戦を進むということが今日はしっかりできれば、次の清水戦も、七月の連戦も、いろいろなバリエーションを組み合わせて乗り切っていける。その手ごたえを、今日の試合で感じた」

Q:4-0と大差がついた要因は?
「まずは自分達が繋ぐところをしっかり繋ぎ、相手の大きい展開に付き合わなかったこと、そして新潟戦と違って相手の最終ラインのユニットの前で仕掛ける姿勢を示したことが、今日は良かったと思う。
梁があの状況で最終ラインに抜け出していくのが、本来彼のスタイルでもあるし、ああいうものが出てくれば、中央突破というところでバリエーションを増やしていけると思う」
Q:これまでほぼ出ずっぱりだった梁選手や角田選手といった選手を早い時間に下げることができたというのは、連戦の疲労を考えると大きいのでは?
「そうですね。2-0の状況ではまだわからなかったが、まずは最初のメンバーを後半もまた守備から入らせた、その姿勢が3点目をもたらしたと思うし、その3-0というスコアの中で、この疲労を考慮して交代できたことなど、今日の試合ではそういったところに余裕があった。本当にラッキーなゲームになった。
ただし、大勝した後のゲームは非常に危ないので、終わった後には『すぐに次の清水戦があるので、浮かれずに進もう』という話をした。
角田や梁、そしてこれまで先発で出ていた選手、前回に出た太田や関口なども、太田は今日は出場がなかったが、みんな次に向けてリコンディションがスムーズにいくだろうなと思っている」

Q:平日のデーゲームながらG大阪戦に続いて10000人以上が集まったことが力になったか?また、連続無敗記録で意識していることは?
「まず、無敗記録を続けていくには目の前の仕事をコツコツやること。一試合一試合、最大のパフォーマンスを発揮していくことに集中しよう、そしてゲームの中では目の前の状況に応じてプレーしていこうという話をしている。そうすることによって記録というものは後からついてくるものだという話もしている。
今日も平日のデーゲームで、しかも6月にはホームゲームはこの2つ(先週のG大阪戦)しかなかった。実際にスタジアムに来て我々の勇姿を見て生きがいに感じてくれている人、逆にこのハードスケジュールの中でなんとかベガルタを支えたい人が来て応援してくれている。そこに対して自分達が応えるということで、そのために今ある力を注ごうという話をしていた。
本当に今のユアテックスタジアム仙台で戦う時に、平日のデーゲームでもこれくらい集まってくれるということを力強く感じるし、一緒に戦ってくれていることを感じ、それがいいエネルギーになって、選手がしんどい状況でも折れずに戦ってみせていると思う。本当に、共闘、絆、一体感がこのスタジアムに今年あるな、と思っている」

Q:柳沢選手を先発起用した理由と、評価を。
「まず、手堅い守備から隙を突きたいということで大まかな戦術は変わらないが、連戦の中でどれだけボールをおさめて扱うかというところが大事で、無駄な体力を使っては次のゲームにも影響してくるだろうと考えていた。
そうなった時に、柳沢の持っている経験と技術、そして周りを使うというプレーが随所に発揮されて、チームは本当に落ち着いたゲームコントロールができたと思っている。
走ることよりも精度を選びたかったというところで、柳沢の起用に今日は踏み切った。
柳沢といろいろなやりとりをしていた中で、ある時から『いよいよ次はいくぞ』というような話はしていた。柳沢も今日のミーティングをするまでは自分が今日のスタメンなのかどうかは半信半疑だったと思うが、彼は常にしかるべきときに準備してくれるいい選手だと思う」

Q:梁選手が(J1・J2通算で)300試合目だったが、改めてチームにとってどういう存在なのか?また、加入当時と今を比較してどうか?
「まさしくこのチームをJ2時代からけん引してきて、チームとともに成長してきた選手だろうなと思う。仙台だからこそ、というところもあるし、梁だからこそというところもある。本当に、負けず嫌いで勝負にこだわるところ、あとは絶え間ない向上心が彼をそうさせたと思うし、北朝鮮の代表に行きながらでも、代表だからといっていい待遇は受けていない経験も、彼をより成長させていると思う。
仙台もまだまだ良くならなければいけないところもあると思うが、そういったところにも不満一つ漏らさずにチームのために働けるというところが彼の良さだと思っている」

Q:「繋ぐときは繋ぐ」という戦い方はこの消耗戦ではミスをするリスクも大きかったと思われるが、ミスとの付き合い方を考える上で柳沢選手起用以外にとった工夫があれば。
「一番てっぺん(最前線)で、赤嶺も(ボールが)おさまるので、柳沢と2つのおさまりどころを作りたかった。それに対して今度はパサーとしてタイミングよく(ボールを)つけられる選手、つけたのに対してからめる選手というところで、今日は松下と梁を選んだというところだ。
前半のワンタッチで一度抜け出たコンビネーションというところで、彼らは独りではサッカーをしないというコンビネーションを作ってくれたシーンがあった。ああいうことができれば相手も少しずつラインは下がってくるし、逆にボールに飛びこんでこられないとなれば、また後ろで繋げる時間も増える。ただ持つだけでなく、そういう仕掛ける意識というものを持ちながらやりたかったというところで、柳沢と松下というところに今日は踏み切った」

以上
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2024/08/05(月) 10:00 【週末のゴールをイッキ見!】明治安田J2リーグ全ゴールまとめ【0803-0804】