本文へ移動

今日の試合速報

国立競技場に10,000名様無料ご招待 9/14 19:00KO 国立競技場 FC東京vs名古屋
国立競技場に10,000名様無料ご招待 9/14 19:00KO 国立競技場 FC東京vs名古屋

J’s GOALニュース

一覧へ

【J2日記】東京V:「欧州組っすか…!!」(11.06.22)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
(C)上岡真里江

FCユトレヒト(オランダ)への完全移籍が決定した高木善朗選手の公式記者会見と囲み取材対応が6月21日、行われました。多くの報道陣に囲まれた高木選手は、1つ1つ、1人1人の質問に対し、丁寧に今の自分の気持ちを答えていました。
途中、記者からの「これで、『欧州組』と呼ばれるようになりますね」という言葉に、思わず「『欧州組』……っす(笑)」と、照れ笑いし、周囲に笑いをもたらす一幕も。「世界から注目されるプレーヤーになって、日本代表として日本に帰ってきたい。チャンピオンズリーグにも出たい」と、次なる夢を語っていました。
とはいえ、「岡山戦まではヴェルディの選手。自分をここまで育ててくれたクラブへの感謝をこめて、東京ヴェルディの選手として最後まで全力で戦います!」と、ヴェルディでのラストゲームへ向けた思いを語る高木選手の表情は、とても眩しく輝いて見えました。

●高木善朗選手コメント(要約抜粋、質問順不同)
「海外でプレーするのは夢だったので、うれしいです。自分の実力がどれぐらい通用するのかを試せるのがとても楽しみです。不安はほとんどありません。
オランダ語は、今勉強中です。最初はホームステイなので、そこで自然に覚えられればいいなと思っています。
チームでは、個人的にはトップ下でプレーしたいです。オランダはフィジカルや能力が上の選手が多いけれど、練習参加した時に、足は相手のほうが速かったりもするけど、ステップワークの練習とかでは僕のほうが速かったりしました。そういうところを自分の武器にしていきたい。あとは、当たられた時に強くなりたいです」

Q:オランダでは、同年代の宮市亮選手(フェイエノールト)がプレーしていますが?
「もちろん、意識はしています。中学生の頃から、年代別の日本代表で一緒にやっていたので、けっこう仲が良いです。同じチームでやって、彼のスピードはずば抜けていたので、海外でもきっと通用するだろうと思っていました。オランダのサッカーにしっかりとフィットさせていて、スゴイと思います。僕は彼とはプレースタイルが違うので、僕も自分のスタイルがどれだけ通用するか楽しみです。
対戦するのは楽しみですが、僕はまだ出られるかもわからないので、まずは試合に出られるように頑張ります」

Q:このタイミングでの移籍について。
「ヴェルディには迷惑をかかってしまうと思うのですが、チャンスはいつ来るかわからなかったですし、今回のことは自分にとってはすごく大きなチャンスだと思うので、ここで行こうと思いました」

Q:ユトレヒトに決めた理由は?
「練習参加したときに、短い期間でも楽しめたことが大きかったです」

Q:誰かに相談はしたのか?
「特にはしなかったです。行きたかった、その思いだけは変わらないので」

Q:自分のどんなプレーが評価されたからだと思いますか?
「練習に行っていた時にPSVとの練習試合があって、ボールを受けてターンしてシュートまでもって行ったりとか、サイドへのパスを出したりとか、自分の良いプレーを良いリズムでできていたので、そういうところを見てくれていたのかなと思います」

Q:ヴェルディの下部組織からずっとヴェルディで育って来ましたが、ヴェルディから学んだことは?
「一番は、サッカーを楽しむことでした。常に勝つことも楽しさだと思ったし、真剣にサッカーを楽しむということをこのクラブからはとても学びました。だから、練習中でも笑顔でプレーすることが多かった。そういう点でも、このクラブからはサッカーの楽しさを学んだと思っています」

Q:自分の中で、「18歳で海外移籍」というのは描けたか?
「できるだけ早く行きたいとは思っていました。でも、ビックリというか、驚きはありました。ただ、各世代代表でいろいろな国にも行かせてもらっていたので、不安はありません」

Q:川勝良一監督からは何か言われたか?
「頑張ってこいと言ってもらいました。それと、移籍が決まってからの2週間で少しでもステップアップしろと。あとは、どうせ行くんだから、“本物”になれ、と」

Q:オランダでの具体的な目標は?
「昨季の宮市よりは取りたいですね(笑)。要求されることはゴールやアシストなどの数字だと思う。特に海外ではそういう傾向が強いと思うので、しっかりと結果を出していかなければいけないと思っています。点は取りたいです」

Q:J1でプレーする兄・俊幸選手(清水)に追いついたのでは?
「常に俊幸を自分の目標にして、ここまで歩いてきました。ずっと追いつきたかった。実際、まだ追いつけたとも思っていません。むこうで活躍できて初めて追いつけるんだと思う。早く追いつきたいですね。僕も、俊幸がJ1に行き、この間も清水戦を最後に観に行ってきたのですが、すごく刺激になりました。これからも、お互いそうやって刺激をしあっていきたい」

Q:将来は、兄弟揃って日の丸を着けたいのでは?
「それはありますし、同じチームでずっとプレーしていたので、チーム内でのポジション争いもすごくいい刺激になって昨季も良いプレーができたと思っています。自分の中ではいつか、俊幸のいるチームと試合をしてみたいというのはどこかでずっと持っていますね。
代表については、ワールドカップに出るのが最大の目標です」

以上

【J2日記】東京V:残り2試合、ヴェルディの高木善朗として
■6月25日(土)J2 第18節 東京V vs 岡山(18:00KICK OFF/味スタチケット販売はこちらリアルタイムスコアボード

【J2日記】のバックナンバーはこちら


2011.06.22 Reported by 上岡真里江
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

旬のキーワード

最新動画

詳細へ

2024/08/05(月) 10:00 【週末のゴールをイッキ見!】明治安田J2リーグ全ゴールまとめ【0803-0804】