6月22日(水)J1 第17節 横浜FM vs 新潟(19:30KICK OFF/ニッパ球)
スカパー!生中継 Ch183 後07:20〜
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横浜F・マリノスの“大阪・梅雨の陣”は1勝1敗に終わる。
15日のセレッソ大阪戦では一人退場した相手を「崩せなかった」(中村俊輔)ものの、キム クナンのFKからのヘッド一発で辛勝。18日のガンバ大阪戦は、逆にセットプレー2発を決められ、クナンの2戦連発で1点差に詰め寄るも、そこまでだった。
久しぶりに地元・横浜に戻り、練習を再開した20日、スタメン組はリカバリー中心のメニューで切り上げる。選手たちに連戦の疲れについて聞いてみると、「やっぱりある」という選手もいれば、出場停止でG大阪戦のみの出場だった栗原勇蔵は「特にない。週2試合のほうが逆に体が動く」と頼もしい。ただ、どの選手も、最後は判で押したように「疲れは相手も一緒」という言葉を添えた。
ただ、相手のアルビレックス新潟は、疲れなど忘れるぐらい、現状を打破しようと必死のはず。なにせ3分4敗と7戦未勝利が続く上、現在の陣容は厳しい。
攻撃の中枢、チョ ヨンチョル、ミシェウらはケガで前節のベガルタ仙台戦を欠場し、今節も出場できるか微妙。その試合で神がかり的なセーブを何本も見せたGK東口順昭も、左ヒザを痛めて途中交代。おまけに黒崎久志監督は退席処分を受け、今節はベンチ入りできない。そして、U-22代表の鈴木大輔と酒井高徳は五輪予選でクラブを留守にしたまま…。まさに試練の時を迎えている。
だが、前節は無敗の仙台相手に白星をほぼ掴んでいた。ところが、アデショナルタイムに同点ゴールを許してしまう。若手主体のチームであるがゆえ、詰めの甘さが出てしまったようだ。
そこは今回、本間勲や千葉和彦らのベテラン・中堅が、経験の浅い選手たちを牽引し、試合運びをオーガナイズしていきたい。牽引する側の一人、小林慶行は黒埼監督が退席になり、「監督が先頭に立って戦ってくれていると感じた。選手たちもやってやろうという気持ちになった」という。それがチーム全体の“チカラ”となり、良い方向に向かえば、トンネル脱出への光が差す。
横浜FMの選手たちは、新潟がベストメンバーを編成できない状態にあることを当然、知っている。しかし、侮るどころかむしろ警戒心を強めている。
「新潟は、いない選手の分までカバーしようと思って引き締めてくるはず。それに負けないようにしたい。普段と同じ気持ちで戦う」(栗原)
「うちはそういう相手にやられる傾向がある。逆に難しい試合にはなると思う」(兵藤慎剛)
確かに前節も、点取り屋アドリアーノ不在のG大阪に敗れた。11日の柏レイソル戦も、相手センターバック2枚は本来レギュラーの選手が欠場したのに沈黙。0−2の黒星だった。
また、先のC大阪戦で中村が負傷し、「全治3週間」と診断されただけに、気を緩める余裕もないだろう。
横浜FMはチームのJ1通算1000ゴールまで、残り2ゴールまで迫っている。今回、メモリアルゴールが決まるのか?一体、誰が決めるのか?興味をそそるが、1000ゴール目を決めても「勝たなければ意味がない」(栗原)。無論、欲しいのは勝点3のほうだ。
以上
2011.06.21 Reported by 小林智明(インサイド)
J’s GOALニュース
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