6月19日(日) 2011 J2リーグ戦 第17節
栃木 2 - 1 北九州 (18:03/栃木グ/6,800人)
得点者:2' 崔根植(栃木)、25' 安田晃大(北九州)、81' リカルドロボ(栃木)
スカパー!再放送 Ch185 6/20(月)前05:00〜
☆豪華賞品が当たる!totoリーグに投票しよう!
----------
●松田浩監督(栃木):
「勝点3を取れたことで目標のひとつを達成できたと思う。特にたくさんのお客さんが入った中で、勝って終われたことはひと安心という感じ。前節で湘南にいい勝ち方をして、ホームに戻り、なかなかホームでいい試合ができていなかった中で、北九州にしっかり勝ち切るというミッションがあった。難しいことだなと思っていたが、やっぱりまだ課題が残る試合をやってしまった印象がある。勝ってこうして反省ができるのはいいことだと思うが、いい薬にしないといけない」
Q:具体的な課題は?
「1点目を取った後に平たく言えば、舐めたプレーをして相手に元気と勇気とゴールまで与えて、非常に難しい試合にしてしまった。今日の試合はちょっと順位が下のチームにはいい試合ができないとか、ホームではいい試合ができないとか、それもプレッシャーのひとつになるが、いい試合の後にいつもいい試合ができなくて悔しくないのかと。そういうことから始まり、それには特効薬はなく、1人1人がゾーンに入り、やるしかない。ひとつの言葉で魔法のように皆がゾーンに入るわけではないし、日本人選手と外国人選手では違うし、内向的な選手もいれば外交的な選手もいるので、自分自身1人1人にやってもらうしかないということで、自分に勝つことのチャレンジではないのかということで試合に臨んだ。そういった意味では最高の入り方をした。でも、そこで北九州という相手は決して侮ってはいけないし、実際に隙を与えればこういういいサッカーをやってくるチーム。ただし、力の差があったとしたら、先制点が早い時間帯で取れたとしたら、前半のうちに勝負を付ける、圧倒することができないといけない。そういう試合ができなかったことが課題だと思う」
Q:3枚カードを切ったが、それぞれのカードの狙いは?
「1枚目は(崔)根植がふくらはぎに違和感を覚えたので。はっきりしてないが肉離れみたいなことであれば長引くと嫌だなと思ったし、打撲でもあるみたいだが、プレーが止まると足を引きずることがあったので、早めに廣瀬を入れた。廣瀬が入ると裏へ抜けるスピードがあるのでバイタルエリアが今まで以上に、相手は1ボランチだし、もっと広げることができる。そういう役割をよく果たしてくれた。
船山に関しては1点がどうしても欲しいというところ。トリポジがいたことでサブに入れないこともあったが、前節からサブに入ってきた。トレーニングの時から良くやってくれたし、一番やってくれそうな雰囲気を持っていた。高さはないが、いいアシストをしてくれた。そういうやってくれる気持ちがあるなと思った。最初からパワープレーっぽく大和田をトップに入れようかなとも思ったが、スペースはたくさんあったし、上手く攻めていけばいいと。そういうふうに大和田を使うのは最後の5分くらいでいいかなと思ったし、ロスタイムも5分はありそうな気がしたので、あと5分になってからでもいいのかなと。だから、あそこは船山に託そうと思って使った。
最後の大和田は、北九州は林が出てきて林に入れてきたので、マンツーマンではないが、ゴールキックとかロングボールを1個下がれば、渡部と大和田で潰せる。相手の意図するところを消し去って、しっかり逃げ切る意図だった」
Q:北九州をどう分析して、実際にどう戦ったか。差し支えのない程度にお願いします。
「差し支えますね(笑)。ポゼッションチームだなという印象。安易に取りに行くとやられるので、力任せに勝とうとするなと。こういうことも北九州の対策になるのかな? 湘南戦で良かったことを続けようと。アジエルのプレーは安田と似ているところもあると。ホームで勝たないといけないから、力任せに行くんではないと。あとは1ボランチなので、形からくる弱点を突こうと伝えた」
Q:力任せというのを具体的に。パウリーニョのこととかですか?
「いや。パウリーニョは昨年に比べると力任せのプレーは減ったが、前半は出ていた。自分がミスをして、それを取り返さないといけないところからきているが。力任せの守備というよりも、攻撃での野心の多さというか、それがかえってミスになっていた。もっとシンプルにやればいいのにと。後半はよくやってくれたし、今季はそれほど力任せではない。それよりも2トップと後の8人がバラバラにボールを取りに行っていた。前から行けば取れるのではないかと。でも、GKも含めて、ビルドアップの時には後ろが3人にはなるが、サイドバックが2人、森村と木村の7対2で取れるわけない。それなのに鈴木(修人)とパウリーニョが取りに行って、かわされていたのでは上手くいかない。力任せに行っても取れない。大事なのはロボと(崔)根植のスタートポジションだと思う」
Q:次は千葉、鳥栖と上位陣との試合が続くが?今日は反省点が多いが、それが気の引き締めになるか?
「結果的に苦しい時の勝利のほうが次に繋がりやすいと思う」
以上
- 2024 明治安田Jリーグ終盤戦特集
- アウォーズ2024
- 2024J1昇格プレーオフ
- 2024J2昇格プレーオフ
- J3・JFL入れ替え戦
- bluelock2024
- 2024JリーグYBCルヴァンカップ
- Jリーグ×小野伸二 スマイルフットボールツアーfor a Sustainable Future supported by 明治安田
- AFCチャンピオンズリーグエリート2024/25
- AFCチャンピオンズリーグ2 2024/25
- はじめてのJリーグ
- FIFAワールドカップ26 アジア最終予選 特集ページ
- 2024天皇杯
- 明治安田Jリーグ 月間表彰
- 2024Jユースカップ
- シャレン Jリーグ社会連携
- Jリーグ気候アクション
- Jリーグ公式試合での写真・動画のSNS投稿ガイドライン
- J.LEAGUE CORPORATE SITE
テレビ放送
一覧へ明治安田J1リーグ 第37節
2024年11月30日(土)14:00 Kick off