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【J2:第17節 鳥取 vs 湘南】反町康治監督(湘南)記者会見コメント(11.06.19)

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6月19日(日) 2011 J2リーグ戦 第17節
鳥取 4 - 0 湘南 (18:03/とりスタ/3,509人)
得点者:2' 美尾敦(鳥取)、14' 戸川健太(鳥取)、46' 吉野智行(鳥取)、53' オウンゴ−ル(鳥取)
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●反町康治監督(湘南):

「われわれは開始してすぐに失点するパターンが多い。これで3試合目ですかね。しかも今日は後半の最初まで同じ形でやられてしまったというのは、何か一つ改善しなければいけないのかな、というのは強く感じています。鳥取は走力を兼ね備えた非常に良いチームだな、というのはゲームを見ながら感じていました。われわれはそれに対して、走り切れるというフィーリングを、もう少し養わなければいけない。そういう意味で、これからちょっと考えなければいけないかなと思っております。セットプレーからも失点しましたしね。ここまでしていなかったんですけど。自分たちの悪いところがこの試合に凝縮されているようなゲームだと思いますので、ここをどう変えていくかというのは大事になってくると思います。もう1回締め直して、しっかりやっていきたいなと思っています」

Q:ハン・グギョン選手のケガで、ボランチは坂本選手となりました。その意図と、結果が出なかった要因は何だと考えていますか。
「ゲームに出てフィーリングは悪くないですし、もともとボランチでずっとやってきた選手でもありますし、今シーズンも何回かやっています。そのフィーリングでやったということですね。中盤の真ん中のところで少し、特に前半ですけども、後手を踏んでしまったところがあるんですけど、それはハン・グギョンがいてもまったく同じだったな、という感じではいます。少しボールを奪う力が、チームにとっては低下したことは間違いないですね」

Q:立ち上がりからミスが多く、浮き足立っていたように見えるが、前節で栃木に敗れた影響はあったのか。
「影響という意味では、ないとは思わないですけど、全体的に少し立ち上がりに自分からアクションを起こすとか、リアクトするとか、そういうのが少し足りないような気がしています。失点は、われわれのミスと言えばわれわれのミスなんですが、最初の時間帯にそれが出るのと残り1分で出るのとはちょっと違うと思うので、もう少ししっかりとやらなければいけないかな、と。先ほど総評のところで言いましたけど、それをやらない限りは、J2の場合はほとんど、先制したチームがかなり優位にゲームを進めると言うことを考えると、少し締めなければいけないかな、と思います。チームとして」

Q:鳥取を「走力を備えたチーム」とおっしゃられましたが、ストロングポイントは。
「まず、服部(年宏)が後半の20分くらいまでは、しっかりと要所要所を抑える。ボールホルダーを越していく力が、これも後半の20分くらいまではある。そういうところの、30〜40メートルを走る力が、ほかのチームと比べると少し高いと感じます。特にサイドのところで、失点シーンにもありましたけど、そこにわれわれは付いていく走力がなかったということは言えると思います。それが、今の鳥取の快進撃を支えている部分。われわれは逆に、攻撃の思い切りの良さ、長い距離を走って出ていく力が少し足りなく、気付いたらもう2、3点取られているような状況だったので、目を覚ますのを早くしなければいけないでしょうね」

Q:「締め直す」とは、2試合で6失点の守備か、それとも全体か。
「全体でしょうね。サッカーの場合、失点したからといって、じゃあディフェンス陣、キーパーが悪いというわけではないですし。前線の、今日は(鳥取の)阿部祐大朗が足を止めずにずっとチェイシングをしていましたけど、1人で2人の仕事をできるような力があれば、当然チームは大きく助かる。そういうエネルギッシュなプレーを、われわれもしなければいけないと思います」

Q:フィーリングという言葉が印象的で、エネルギッシュなプレーをしなければいけないという話もあったが、フィーリングとエネルギーをどうつなげていけばいいと思っているか。もともとエネルギーは選手たちにあるのですか。
「もちろん、あると思います。もう少し、意識の転換をして、もちろん90分単位でゲームはしなければいけないんですけど、少し斜に構えてゲームに入っている部分がある、と。この2試合で、そういうところを強く、われわれも感じたので、メンバーを代えるかどうかは抜きにして、もう1回しっかり、本当に足元を見つめ直さなければいけない、いい時期だと思います。これが残り5、6試合で出るというよりも、いま出たほうが、もしかしたらすごくチームにとってはプラスかもしれないですし。顔を洗って出直すつもりでやらなければいけないと思いますね」

以上
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