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【J1:第14節 山形 vs 鹿島】小林伸二監督(山形)記者会見コメント(11.06.11)

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6月11日(土) 2011 J1リーグ戦 第14節
山形 0 - 2 鹿島 (16:04/NDスタ/11,012人)
得点者:35' 興梠慎三(鹿島)、40' 岩政大樹(鹿島)
スカパー!再放送 Ch183 6/12(日)前05:00〜
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●小林伸二監督(山形):

「前半、そう悪くなかったと思います。なかなかああいうところをクリアできないって言うんですかね。ひとつ、宮本が倒れたアクシデントがあったところで、マークの布陣が少し…変わった分、落ち着きがなかったのか、岩政のところはそれでいいんですけど、セカンドのところが外れてるというところでいくと、ちょっと状況が心配で。要するに、マークというより、ここで集中というところでボールウォッチャーになってしまう。情報として、岩政がニアかファーか、興梠が前か後ろかというところは入ってるわけで、マークも決まってるんだけど、そういうちょっとしたアクシデントでうまく転ばないというところなんだなと思います。ファウルもアフターで、うちがボールを流してしまったもんだから切れなかっただけで、やっぱりファウルなんですね。プレーに入ってしまったもんですから、どうしてもああいうふうになってしまって、コーナーキックのときに帰れなかったというのはちょっともったいないなという気がしますね。後半、すごく積極的で、よく走ってボールに絡んでくれたと思います。0-0のままでああいう形が取れれば、随分変わったと思うんですけど、やっぱり無我夢中で一生懸命であるので、最後のところが視野が狭かったり力が入ったりする。自分たちがいい形だったり、0-0の中からああいうことができると、随分違うのではないかなあと思っています。
随分動きが大きくなって、たくましくはなってるんですけど、今日はどういうタイミングで選手が飛び出したり、ボールに絡んだりということを多く求めるかというところはありましたけど、やっぱり自分たちがやらざるを得ないような状況になったというのが、少しコントロールしてできるようになれば、もうひとつ違ったチームになっていくのではないかなあと思います。若い選手も随分、元気よくやってくれているので、ここをうまく使いながら乗り切りたい。そのためには、守備の安定をもう一度確認をする必要があるなと思っています」

Q:今日、前半のうちから古橋選手と長谷川選手を交代させましたが、2人の状況とどういった判断で交代したのかを教えてください。
「2人とも状況は全然悪くなくて、コーナーキックのカウンターのクリアを古橋が走りながら蹴ったというところで足を押さえたので、『あ、やったな』という感じがした。筋肉系の怪我だと見えたので、無理するよりも早めに代えるということと、カード的には太田徹郎をトップ下で使いたいというのがちょっとあったので、うまく使えないだろうかと。長い時間だったですけど使うことができたので、それはよかったし、古橋の怪我が悪くなければ、もっとそういうことができるということ。あと、ハセ(長谷川)も右もも前を押さえてたので、ちょっと気にしてたんですよね。そこは打撲だったみたいで、それを気にしながら左のほうが(別の接触で)痛くなったみたいなので、無理して引っ張ってやるよりもしっかり代えたほうがいいなと思って、思いきって2人を代えました。あと1枚のカードをどうしていくかというところで、1点取れれば前のカードを代えていけばいいなという感じで見ていました。太田も、バイタルのところが空くということで送り出したら、あそこでいい仕事ができたというのがあるので、いい経験で積み上がっていけばいいなと思います」

Q:ハーフタイムのコメントのなかに、「もっと自分にも厳しく、ほかの人にも厳しくいこう」というのがありましたが、そこを詳しく教えてください。
「コーナーキックの2つ目なんかそうですよね。要求をつけるということでいうと、そういう話をしたと思います。言うということは自分にも厳しくなるだろうし、それをひっくるめて広報がそのように書いてくれたのだと思います」

Q:試合のあとに選手を前にミーティングをされてるようですが、今回はどのような話をされたのでしょうか?
「アントラーズは強いから負けて仕方がないとか、コーナーキックで取られたのが能力の高い選手だから仕方がないとかいうふうに思うと終わりだよと。だから、僕は厳しく言うと。昨日のトレーニングでは、動きと誰をマークするのか教えてる。3日の3コマのトレーニングのなかにリスタートのトレーニングは絶対入れる。なのに、今日は2つ入れられてる。君たちは、J1でやれればいいのか。ぼくは J1でやったことがない。山形に来たら、J1でやれたらオッケーなのか。そうじゃないよね。J1で勝つんだ。じゃあ、強いチームに行け。アントラーズに行け。ガンバに行け。そうしたら強いチームになる。行ければ。だからおもしろいんだ。そういう強いチームを負かしていくんだ。それがチームだったり、個人の評価だったり、私たちの評価になる、という話をしました。だから、一番おもしろいところだ。そういうところに戦っていくんだ。そういうクラブでもある。ぼくはJ1で出てないのが出ましたから、歴史がひとつ増えたから、10試合しか出てないのが11試合になりました、では話にならない。アントラーズとやれてよかったでは話にならないんだ。勝てるんだ、勝っていくんだというところ。勝つために、今日はあんなに、今日もそうですけど、前回のレッズとのゲーム(ヤマザキナビスコカップ1回戦第1節)もいいのに、大宮のゲームも悪くないのに、もうひとつのところを乗り切れないというところをクリアしていこうというのは、ひょっとしたら、これはデカいなあとか、これはうまいなあと思っちゃうと後手に回る。そこは強気で闘っていかなきゃいけないよねという強い気持ちがひとつと、後半、一生懸命やるからしんどいよね。きついときに守備をして、1分2分追いかけて1回だけ自分にボールが来た、そのボールをきちっと止められるか、いい加減なことでまたやってしまうかというところで、プレーヤーの技量は決まってくる。でも、そこは経験してるから、そこを頑張るんだ。大事にして取られたら、追いかけなくちゃいけない。自分のミスなんだから。だったら、いい加減なプレーじゃなく、取られないプレーをしていくでしょ? うまい選手でも、取られるのが嫌だからきついときには変なことをしないでしょ? 正確にボールを回すでしょ? そこを、こういうゲームのときに覚えられ、次につながっていけばいいというメンタルの厳しい時のことと、その技術的なこと。でもこれって、トレーニングで味わえなかったり、私たちが教えられないことでもあるんですよね。最後の10分、15分、しんどいんだけどもうひと踏ん張りする。特にホームだったら応援がもらえるので、もうひと踏ん張りする。そのなかで精度を上げていく、そういう気持ちを持ってるか。というところが、次につながっていくと思うんですね。でも、そこをぼくらが逃したら、山形でやってる価値がないと思うんですね。すごくおもしろいところで、そういうことをやると選手も伸びるだろうし。だから、今苦しいけど、1個でもいいところを握って、結果が出てくると、勝っていくチームになる。だから頑張って、元気がいいうちに闘っていこう。これがまだ3分の2ある。これがズルズル行って疲れ果てたときよりも、元気がいいうちにへこたれずに闘っていこうと。少しメンタルな話と、技術的な話ですね。しんどくてもミスをしないことも必要だ。そうするとある程度、今日だったら『走る』ということに関して走れてるので、もうちょっと頑張れればゴールを割れるんじゃないかなというところがあるんですよね。取れてないんだけど、そういうちょっとした匂いがあるので、そういうちょっと厳しいことと、しっかり休んで、来週2つあるので、中2日であるので、しっかり闘っていこうという話をしました。
確かに、まとまってないので試合のあとに言うのは難しいということと、言ったらナンセンスだという考え方もあるんですね。でも、熱いものを伝えていくということに関したら、このゲームって大事なんだっていうことを教えるっていうのは、今日しかないんですね。やりきっていった結果どうだったんだというのを伝えていくというのは、すごく言葉も大事なんですけど、この空間を伝えるというのはすごく大事なことだと思っているところがあるので、少なくしゃべるときもあればしつこくしゃべるときも自分のなかにある。まとまりなんかないときもあるんですね。そこまで計算して、負けを計算して、負けたときにはこんな話をしようってないわけですから、そこは自分の伝えたいことをしっかり伝えるということでは、長くなってるかもしれないです。今日はいいゲームだったので、早く楽しい食事をしましょうというぐらいで終わりたいなと思います。次はそれを夢見て頑張りたいと思います」

以上
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