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【J2:第16節 徳島 vs 岡山】「瀬戸内決戦」開催 記者会見コメント(11.05.31)

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31日、「PRIDE OF 中四国」〜瀬戸内決戦〜の記者会見が、Jリーグおよび徳島・岡山の両クラブ関係者が出席して行われた。会見でのコメントは以下の通り。
 
●出席者(敬称略)
・Jリーグ 事業部マネージャー 首藤久雄
・徳島ヴォルティス株式会社
 代表取締役社長 新田広一郎
 事業部部長 福島義史
・株式会社ファジアーノ岡山
 代表取締役 木村正明
 ホームタウン推進室室長 上條仁志
・徳島県にぎわいづくり課 主任主事 吉野信吾
・岡山県スポーツ振興課 主幹 高木克己
・徳島ヴォルティス クラブマスコット「ヴォルタくん」
・ファジアーノ岡山 クラブマスコット「ファジ丸」

●徳島ヴォルティス 福島義史事業部長コメント
「岡山さんとはJ2の中で地域間距離がもっとも近いという関係で、2009年から対戦がありますが、ファン・サポーターさんの行き来が約1000人と非常に多くあります。よって今回のこの取り組みという流れになりました。徳島ヴォルティスとしてはこれまで愛媛FCさんと四国ダービーを通じて地域の盛り上げに努めてきましたが、今回は「PRIDE OF 中四国」の一環として絶対に負けられない、そして熱い闘いをしたいという想いで取り組んでおります。そして、先ほども申し上げましたがサポーターさんの行き来も多いということで、岡山さんと新しい交流、人の流れを作っていきたいなということを話し合いながらこの企画を進めています。
今日は両県のご担当者様に出席をいただきましたが、自治体とタイアップすることでより大きなものに、そしてより地域のためになるものに出来るのではないかということでご協力をいただいております。
6月12日の試合は「瀬戸内決戦」とタイトルを付けさせていただいております。今後ダービーマッチやクラシコというような「伝統の一戦」になっていけるよう、両クラブが努力していく第一歩になればと考えております。
当日の会場のイベントは「瀬戸・うずしおフェスタ」と銘打って会場外をお祭りのような雰囲気に出来ればと思い企画をしております。B級グルメ対決、マスコット対決をはじめ、両県の交流が進むような企画を考えております。
その他、徳島の阿波踊りと岡山のうらじゃという踊り対決もありますが、学生さんが主体となって、学生の文化交流も行えればと思っています。
四国ダービーの時にも実施しましたが、今回も共同でグッズの作成を行いました。お互いの地域を象徴するデザインを取り入れたオリジナルハンドタオルがそれです。(実物を掲示)
あと告知活動ですが、当日に向けてバナーの掲出やフライヤーの作成をはじめより多くの露出を心掛けています。今日お集まりいただいた皆様にもご協力をいただき、広報活動のサポートをいただければと思います」

●ファジアーノ岡山 上條仁志室長コメント
「今、徳島の福島さんからご説明があった通り、今回「PRIDE OF 中四国」でクラブ同士が連携して盛り上げていきたいと思っています。今回は徳島のホームゲームで、岡山は乗り込んでいくという形になるのですが、我々岡山は誇りと自信を持ってアピールできるうらじゃやB級グルメ、岡山を象徴するようなものを持参して臨みたいと思っています。地域の誇りをかけた闘いとして「PRIDE OF 中四国」が始まっていますが、今回をきっかけに色々な交流が生まれ、そして試合では選手が頑張ってくれるということを一番の目的として企画が進めばと思っています。今回は徳島さんの方で色々と段取りをしていただきお招きをいただきましたが、当日は岡山からも大勢のサポーターが駆けつけると思っております。少しでも多くのサポーターと一緒に選手を応援出来ればと思っています。今回は我々スタッフ、踊り子、各分野の人間が全員駆けつけて当日を盛り上げていきたいと思っていますのでぜひよろしくお願いします。
また今回、岡山と徳島両県の職員様にもご協力をいただき、こういった地域間交流ということが実現しました。これも今までにない試みなので、多くの方に多彩なイベントを楽しんでいただければと思っています」

●徳島県担当者 吉野信吾氏コメント
「今回は「PRIDE OF 中四国」ということでクラブ間でも様々な催しを企画していただいておりますが、県としてもぜひ自治体レベルで協力していこうということになりました。きっかけは2月に「PRIDE OF 中四国」開催についてヴォルティスの福島部長から行政レベルでの協力について相談があり、たまたまその前の1月にJリーグの関係自治体が集結した際に面識が生まれていたこともあり、岡山県、岡山市、鳥取県、鳥取市、愛媛県、松山市へ向けて「何か一緒に出来ませんか」と問いかけました。そして4月に連絡会議を開催しまして皆さんからご快諾をいただき、まず6月12日のこの試合に向けて県や市レベルでも「PRIDE OF 中四国」に合わせて観光や物産のPRをしていこうとなりました。ぜひ多くの方にお越しいただき徳島の良さを体験していただこうという目的で取り組んでいます。
具体的には岡山サポーターに「おいでよ徳島キャンペーン」ということで、昨年も1000人以上の非常に多くの方に来ていただきました。県としては観光収入として非常に大きいものであったと思います。ですから今回も岡山からたくさんの方に来ていただきたく、ビジター入場口ですだちジュースの配布や鳴門わかめのプレゼント(人数限定)を行います。
また当日限定とはなりますが、岡山サポーターさんには当日のチケットやチラシをお持ちいただければ、大鳴門橋渦の道の団体割引をさせていただくことになっています。出店についても鳴門市の物産ブース、阿波の逸品、徳島バーガーなど、徳島が誇るグルメやお土産も多数取り揃えております。
もちろん、県内のサポーターさんにも多数お越しいただきたいとおもっておりまして、「J1ジャンプアップ事業」ということで、県内市町村の協力を得て10団体くらいから応援バスツアーを募っています。
それから6月4日は岡山へ出向きまして、当日のPRを事前告知イベントとして県とヴォルティスが協力し頑張って参ります」

●岡山県担当者 高木克己氏コメント
「岡山県の取り組みとしては、まず岡山県自体が中四国の連携を重要視しておりまして、中四国の各県が交流をより進めていこうということを従来から取り組んでいます。その中でJリーグを活用して各クラブ間の試合を通じた交流というものを活用出来ればということで今回に至りました。個別の取り組みとしては、岡山県のマスコットを中心に桃太郎の犬、サル、きじといったキャラクターに扮した一同がチラシを配ったり観光PRをさせていただくというものです。それから岡山市さんからは桃太郎飴を先着500名様にプレゼントということで、これも観光キャラバン隊が配らせていただきます。それからじゃんけん大会では岡山県の特産を勝ち残った方にプレゼントする企画もございます。それからハーフタイムにはフルーツゼリーの詰め合わせが当たる抽選会もございます。
12月3日には岡山で徳島戦がありますので、その時にも多くの方が来ていただけるように一生懸命PRさせていただきますし、岡山に親しみを持っていただけるよう頑張りたいと思っています」

●徳島ヴォルティス 新田広一郎社長コメント
「改めまして、本日はお忙しいところをお集まりいただきありがとうございます。
今シーズンから「PRIDE OF 中四国」、そしてファジアーノ岡山さんと「瀬戸内決戦」ということでゲームを行いますが、我々クラブとしましても今回のゲームは今シーズン10試合目、ホームゲーム5試合目ということで、チームやクラブにとっても節目となる大切な闘いです。そういった意味でも、ゲームとして絶対に負けられない、勝利を収めていかなければいけないゲームとなりますし、集客面でもより多くのお客様にスタジアムに足を運んでいただけるようにしていきたいと考えております。ただ、Jリーグ20年の歴史の中で比較的参入が新しい岡山さんと徳島の両チームが、お互いの地域から人が行き来し街がつながっていくということで、今後さらに新しい歴史をお互いに協力し合いながら作っていけるよう努力したいなと思います。そして10年、20年、100年先に、新しい歴史として積み上がっていくようなものを作り上げていきたいと思っておりますので、ぜひとも皆様方のお力添えをよろしくお願いいたします。ありがとうございました」

●ファジアーノ岡山 木村正明社長コメント
「みなさん、本日はありがとうございます。
「PRIDE OF 中四国」「瀬戸内決戦」と銘打った最初の闘いとなります。私どもはJリーグに参入して3年目ですが、地元ではいつも言っているのですが、地元にプロスポーツチームを持つ意味というのは、世界中のプロスポーツには都市名がついています。Jリーグの趣旨にはやはり地域名を必ず付けて、地域の代表ということで、みんなに愛され応援されるものを作っていこうということがあり、100年構想のひとつの趣旨であると思っております。マンチェスターしかり、ボストンしかり、そういうものを徳島はヴォルティスを通じて、岡山はファジアーノを通じて具現化していきたいという想いが県民の中にあると思っています。
今回このような形で徳島にお邪魔して試合をさせていただくことを本当に大事な機会だと思っています。やはり勝負は大事なのですが、徳島と岡山の連携がスポーツを通じて出来て、観光や文化の交流によって両県がお互いを知るということこそ、プロスポーツチームの大きな意義であると思っています。
来週末、岡山から何人の方が来てくださるか分かりませんが、少なくとも私達クラブとして全スタッフが乗り込みますし、ボランティアの皆さんも来てくださいます。昨年の1000人以上の実績を上げられるようたくさんの方で盛り上げていきたいと思います。
もちろんメインはプロチーム同士の闘いになりますから、徳島さんには私どものJ先輩クラブとして大変お世話になっておるのですが、そこは瀬戸内決戦ということで遠慮なくぶつかっていこうと思っています。どうか当日、よろしくお願いいたします」

●Jリーグ事業部マネージャー 首藤久雄氏コメント
「今、木村社長から、Jリーグのクラブの都市名との結びつきをお話いただきました。まったくその通りで、Jリーグのクラブにとってホームタウンというのはなくてはならないものだと思っています。そういった意味で本日徳島県から吉野さん、岡山県から高木さんが会見にご出席くださったことに対して大変感謝しておりますし、この場に私も居られたことを大変嬉しく思っています。
こういった自治体の方が一緒になって会見に臨むことはあったかなと先ほど皆で話していたところなのですが、私自身も記憶にありません。自治体の方と一緒に取り組まれたというのはあったと思いますが、こういうふうにクラブのトップの方と自治体の担当の方が一緒になってひとつのリーグ戦を盛り上げていこうということは、なかなかなかったことだと思います。そういった意味でもこの瀬戸内決戦はすごく価値があるのではないかと思います。
今、Jリーグの理念の話をさせていただきましたが、活動方針に関して申し上げると、Jリーグのクラブというのは地域の方々と交流を深める場や機会を作っていきましょうということになっています。我々Jリーグも各クラブに呼びかけてイレブンミリオンというプロジェクトを昨年はやっていました。それは各スタジアムで、試合がもちろんメインなのですが、それ以外にもお年寄りから子供まで全ての人が楽しめることをやろうねということへの取り組みです。ただ、J2は本当にいろいろなことをゲーム毎にやってくれています。我々の担当者も驚くほどです。それくらいJ2各クラブは自治体の皆さんと一緒になってホームタウンの方と一緒にいろんなイベントを開催されています。さらに私個人的には、徳島と岡山はズバ抜けているかなと、今回のイベント数も26。これってなかなかひとつの試合で出来る数ではありません。それぞれのクラブは毎試合ホームタウンの皆さんを楽しませるイベントをやっていると思います。
本当にそういった意味で両クラブがさらに一緒になって盛り上げていっていただきたいなと。それと先ほどから「PRIDE OF 中四国」ということが出てきます。ひとつの地域ではなくふたつの地域が一緒になってやることも珍しいことだと思います。
6月12日の試合での驚くようないろいろな企画が楽しみでなりません。そして今後、「PRIDE OF 中四国」が益々発展し、あらたな名物となるよう心からお祈りいたしております」

以上

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6月12日(日)J2 第16節 徳島 vs 岡山
(16:00KICK OFF/鳴門大塚
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