5月29日(日) 2011 J2リーグ戦 第14節
千葉 3 - 2 大分 (16:03/フクアリ/7,216人)
得点者:9' 前田俊介(大分)、42' 森島康仁(大分)、68' 竹内彬(千葉)、73' 深井正樹(千葉)、82' 竹内彬(千葉)
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●田坂和昭監督(大分):
「まずはこの場を借りてですが、サポーターの人には本当に感謝したいと思います。雨の中、本当に遠いところ来てもらったことと、関東で応援してくださるサポーターの人が最後まで応援してくださった。選手も終わった後で励ましてもらって、そういうのが次の力になると思います。このことを一番最初に述べたいと思います。
試合の感想は、選手はよく戦ったと思います。相手の特長を十分警戒する中でやるべきことはやったんですけど、やっぱり私たちはまだまだ若いチームであって、毎試合毎試合、いろんな現象が出てきます。今日も初めてのことといえば、雨の日の(今季では)初めての試合であって、もう90分間ずーっとあたふたする選手も何人かいました。また、今回初めて先に2点を取ることができましたが、そのあとのサッカーはどうかといったら、自分たちが狙いとするサッカーというものがなかなかできなかった。毎回いろんな原因だったり現象が出てくるんですけど、選手に話をしたのは、やはりもうやっていくしかない。1個1個の現象を解消していくしかないと。それしかもう自分たちの実力をつけることはできないという話をした。冒頭にも言いましたように選手は非常によく頑張ったと思います。でも、やはり技術の差だったり、相手のストロングポイントをわかっていながら消せなかったっていうところが、勝負の分かれ目になったんじゃないかなと思っております」
Q:相手のストロングポイントというのはたぶん高さだと思う。前半は向こうがそれをそれほど使ってこなかったという分、(ボールの)出しどころを非常にうまくふさげていたと思うが、後半ああいうリズムになって高さをあれだけ使われていった。あれをもう少しこうしておきたかったということにはあるか?
「1つの対策として、前半はある程度できたんですけど、やはりオーロイに対して(ボールを)入れてくるので、ラインでコントロールしようと。彼に対していいポジションを取らせないように、ラインでオフサイドのポジションに行けば出すところがなくなると。そういう対策をしていまして、前半でいえばラインをうまくコントロールして、向こうの出し手がフリーになってなかなかプレッシャーをかけられなかったんですけど、ある程度限定できたんじゃないかな。
後半の立ち上がりになって、もういきなりどんどん(ロングボールを)入れてきたんで、ラインコントロールをして何とか守っていたんですけど、やはりリスタートからやられてしまった。直接オーロイにそらされてとか、オーロイに絡んで2列目がっていう場面はなかったんですけど、どうしてもまだそのへんが若いチームであって、1点取られてしまうとシュンとなってしまうっていうところが経験のなさ。これは開幕してからいつも言っていることなんですけど、チームとして考えないといけないと思っています。そのへんは、またやっていきたいなと思っています」
以上
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