5月24日（火） AFCチャンピオンズリーグ2011
Ｇ大阪 0 - 1 Ｃ大阪　（19:00／万博／16,463人）
得点者：88' 高橋 大輔（Ｃ大阪）
☆チケット情報 | ACL特集
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●高橋大輔選手（Ｃ大阪）：
Q:決勝ゴールを振り返ってください。
「シュートを狙っていました。流れがなかなかすっきりシュートで終われていない時間帯だったので、ＧＫもクロスへの対応をしていたし、打ってもいいかなと思って。ただ狙っただけで、入ってよかったです。
（オーバーラップしていた時点で打つことは決めていた？）そうですね。（ニアのコースも見えていた？）そうです」

Q:後半、布陣が変わってよくなったと思うが？
「（キム）ボギョンが前に起点を作ってくれ始めていたので、ボギョンが持ったら追い越すことを意識して、後半はやれていました。それで、１本（パスが）来たところで、決められてよかったです」

Q:前半、入りはよかったが、途中から押しこまれていたなか、ハーフタイムではどんな指示があった？
「前半はウチのペースから相手のペースという流れがあって、自分自身前半の流れに満足していなかった。もうちょっと落ち着かせて全体でコンパクトにやれるという布陣を引いてからは、すごくチームに安定感が出て、ボールを保持することが、後半の45分に関してはできていたので」

Q:これまで大阪ダービーでＣ大阪はＧ大阪に対して結果を残せていない状況で、プレッシャーもあったなか、こういう形で勝てたのは、どんな思いか？
「舞台が整っていたという感じが、試合前から自分のなかであって、不安とかいろんなこと、もちろん負ける可能性もあるなか、そのなかで、今までのセレッソとガンバの歴史を振り返った時、今日がその歴史を変えられる、すごくいい舞台と、自分でも思っていました。そういうのが、選手、クラブにとってプレッシャーを力に変えられた要因だと思います」

Q:その立役者になったが？
「これは運もありますし、たまたま僕が取っただけなので。誰がとっても、目標はチームとして一緒だったので。おいしいところをいただけたのはうれしいですが。
（サポーターのところに行こうとは前から思っていた？）いや、何も考えてなかったです（笑）。全然点をこれまで取ってないし、喜び方も分からなかったし（苦笑）」

●キム ジンヒョン選手（Ｃ大阪）：
Q:今の率直な気分は？
「（ベスト８入りが決まって）本当にうれしいです！　それも、ガンバに勝ったので、本当に、うれしいです！」

Q:先制点の前に、ファインセーブがありました。あのプレーも利いたと思いますが？
「０−０の時だったから、集中できたと思う。それで、１点入れることができて、勝てたと思うし。最後のほうの時間だったから、失点してしまったら厳しかった。集中できた、それだけです」

Q:Ｇ大阪を無失点に抑えての勝利は価値があると思うが？
「これはトーナメントだから、失点だけなかったら、絶対に勝つと思って、それだけ考えて、最後まで集中できたし、だから無失点にできたと思います」

Q:途中、キム ボギョン選手にチャンスがあって、決められなかった時の思いは？
「バカ野郎です（苦笑）。ただ、そのチャンスで入れていたら、もっとこっちは時間もあったし、厳しい感じがあったかもしれないですけどね。でも、バカですね（笑）」

Q:高橋選手のゴールが決まった瞬間の思いは？
「本当にめっちゃうれしかったです。それも最後に決めたから。あと３分、５分くらい集中していたら、絶対に勝てると思ったので。最後の危ないところもあったけど、勝ててよかったです」

Q:これで、また韓国で試合ができる可能性もありますが？
「ベスト８だし、あまり考えてないです。韓国でも、中東でも、どこでも。ホーム＆アウェイでやれるし、またベスト４にやれるように頑張りたい」

●藤本康太選手（Ｃ大阪）：
Q:宿敵のＧ大阪に勝ってベスト８に進出した気分は？
「最高にうれしいです。絶対に負けたくなかったし、『負けたくない』という思い以外の気持ちはなかった。本当に勝ててうれしいです」

Q:その勝利のピッチにいて、チームに貢献できた思いもあるのでは？
「自分たちの手で、また、自分がそのピッチにいて勝てたというのがうれしい。モニさん（茂庭照幸）、（上本）大海さんと、いい選手がいるし、そこに僕も割って入るような選手になりたいし、もっと上を目指していきたいし、今日の結果で、失点ゼロで抑えられたのは、少しは自信になったので」

Q:Ｃ大阪の歴史に名を刻めたというのもあるのでは？
「そうですね。でも、まだ、次のＡＣＬもあるし、ここまで来たら日本を代表して、上まで目指していきたいので、しっかり頑張ります！」

●丸橋祐介選手（Ｃ大阪）：
Q:今の率直な感想は？
「うれしいです、素直に。ガンバに勝ててうれしいです！」

Q:前半押される展開のなか、後半にシステムを変えて、何がよくなった？
「リズムもよくなったし、シュートで終われたことがよかったと思います」

Q:攻めながら点がなかなか入らず、Ｇ大阪にもチャンスを作られるシーンがあったが、そういう相手の怖さはあった？
「怖かったところもあったが、ＣＢ２人がしっかり守ってくれたので、安心してプレーできました」

Q:高橋選手のゴールが決まった瞬間の思いは？
「『入ったぁ〜！』みたいな感じで（笑）。やっと入ったと思って、むっちゃうれしくて、追いかけていったんですが、ちょっと足をつりかけてしまって（苦笑）」

Q:後半は自分たちのペースでできたのでは？
「そうですね。自分たちのプレーもしっかりできましたし、結構パスもつながったと思うので、そこはよかったと思います」

Q:Ｃ大阪の生え抜きとしてＧ大阪に勝った気分は？
「むっちゃうれしいです！　ほんまに。勝ったのはユースの時以来だし、結構勝ってなかったので、うれしかったですね」

Q:これでベスト８にいけます。週末にはＪリーグもあります。今後の抱負は？
「次もしっかり準備して、しっかりセレッソのプレーもして、勝ちたい。リーグ戦もまだ勝っていないので、勝って勢いに乗っていきたい」

●清武弘嗣選手（Ｃ大阪）
Q:ベスト８に勝ち上がった率直な感想は？
「うれしかったです、本当に」

Q:後半押し込めた要因は？
「うまく（小松）塁さんにボールが入るようになって、後半はうまくいったかなと思います。ただ、前半はちょっと難しい試合でした」

Q:後半開始からメンバーが替わったが、その際の監督からの指示は？
「指示はなかったが、間延びしてきたので、そのなかでうまくやれたのかなと思います」
Q:高橋選手のゴールが決まった瞬間の思いは？
「うれしかったですね。追いかけるので力を100％使いました（笑）。本当に勝ってよかったです」

Q:この勝利の価値は大きいと思いますが？
「そうですね。本当に、万博でガンバを倒せたことがでかいですし、ＡＣＬベスト８にいけるのもでかいです」

Q:Ｊリーグでは前半失点することが多かったが、今日は無失点で抑えましたが？
「ＤＦのおかげで勝てた試合だと思いますし、大さん（高橋大輔）があの場面でよくクロス性のシュートを打ってくれて、それが入ったんで、本当によかったと思います。勝ててよかったです、本当に、率直にそれだけです」

●中後雅喜選手（Ｃ大阪）
Q:今の率直な気分は？
「本当に勝ったというのが、ダービーというのもあって、開幕戦の借りを返せたのが、すごくうれしい。ベスト８にいけましたが、まだ全然感覚的には、日本でやっているし、そこまで感覚がないですが、とにかく勝ってよかったです」

Q:後半開始からの出場でした。中後選手と小松選手が入ってから、Ｃ大阪が主導権を握れましたが、ハーフタイムでの指示は？
「リスクマネージメントをしっかりやってほしいというような指示もありましたし、ここ数試合ちょっと（先発）メンバーから外れて、（ベンチから）見ていて、真ん中を使われることがすごく多かったので、そこをなるべく（中に）いるようにして、（相手の）パスコースに入るようにしました。ガンバはすごくそこに当ててくるのがうまいチームなので、そこでリズムを作られるのが嫌だったし、前半も途中からそういうリズムになりかけていたので、そこを意識して入りました」

Q:Ｇ大阪を無失点に抑えての勝利は価値があると思うが？
「本当に危ない場面も後半に何回かあったし、点を取ってからもありましたが、そこは全員で必死に耐えたというか、守り切れてよかったです」

Q:高橋選手のゴールが決まったときの思いは？
「『決まったぁ〜！』と思って（笑）。追いかけたんですけど、速すぎて、途中で疲れてやめました（笑）」

●マルチネス選手（Ｃ大阪）
Q:今日の試合の感想を聞かせてください。
「本当に、この強い対戦相手との試合で、互角にやりあって、そのうえで勝利できたことをうれしく思います。ガンバのチーム力も十分分かっていましたし、この厳しい試合を勝ち抜けて、次のステージに行けるのはうれしいです。ただ、まだまだリーグ戦もあり、そこではまだ結果も出ていないので、ＡＣＬでは高い目標を持ち、リーグ戦も今まで以上の結果を残していきたい」

Q:後半、布陣が変わってから、チームはよくなったが、その要因は？
「前半から振り返ると、前半の前半においては、セレッソがボールをキープできて、試合を掌握できていたと思います。それから、ガンバがボールをキープする時間が長くなり、だいぶ押し込まれたが、後半にシステムを変えることで、推進力が上がった。マークに行く力も当然アップしたと思うし。ボールをより持てるようになり、後半をみると、セレッソのほうがだいぶ試合を有利に進めることができたと思います」

Q:Ｇ大阪を無失点で抑えての勝利に価値があると思うが？
「試合が終わってから（上本）大海とも話をしたが、今日は本当にＤＦ陣、両ＣＢ、ＳＢ、ボランチも含めて、本当にみんなでいい仕事ができたんじゃないかなということで、話をしました。ガンバはオフェンス力のある強いチームで、アドリアーノも本当にいい選手。そういう選手たちをしっかりゼロで抑えて、僕たちが勝ちを取れたのは、ＤＦ陣にとって自信になるし、よかったことだと思います」

Q:高橋選手のゴールが決まった瞬間の思いは？
「とにかくホッとしたというのが、一番最初に感じた気持ちです。実は、（高橋）大輔がゴールを決める前に、ちょっと時計を見ていて、残り時間が２、３分で、このままいけば普通に延長戦に入ってしまうと。そうなるとさらに30分やらなければいけないし、今まで以上に走りきらなければいけないし、結構大変になるなと考えていたところで、大輔がゴールを決めてくれた。そこで１つちょっと安心できたし、その後、しっかり守りきって、勝ちで終わろうと、目標もはっきりしました」

●倉田秋選手（Ｃ大阪）：
Q:チームは勝ってベスト８進出を決めました。
「今日はチームが一番ひとつになれた試合やったので、みんな勝ちたい気持ちが出ていたので、それが勝因かなと思います」

Q:Ｇ大阪から勝利した思いというのは？途中交代なので、悔しさもあると思いますが？
「交代して、嫌な気分はありましたが、まだ次も残っているので。ただ、ラウンド16を勝ち上がっただけで、誰も満足していないし、次を目指して、また練習していきたい。Ｊリーグも勝てていないので、この雰囲気があれば、たぶん負けないと思うし、この雰囲気を毎試合毎試合出して行きたい」

以上