5月22日(日) 2011 J1リーグ戦 第12節
山形 0 - 1 仙台 (13:04/NDスタ/18,008人)
得点者:53' 菅井直樹(仙台)
スカパー!再放送 Ch185 5/23(月)前07:30〜
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●小林伸二監督(山形):
「前半、いい入りができたと思います。選手も30分から45分のところで失点が多いということも意識してやってくれたと思います。ただ、(仙台が)クロスとコーナーキックのところで得点が多いというところでいくと、前半いくつか続いたクロスというのはちょっと怖い感覚でしたけど、よく守ってくれたということはよかったと思います。背が高い選手が多かったので、特に赤嶺に対して宮本を付けたというところを向こうも察知して、赤嶺に合わせてくるということはハーフタイムに話をして、そこに合わされてもセカンドボールを拾うということに集中しろということで送り出しました。残念ながらちょっと後半、入りが悪かったなと。ボールに行けなかった。立ち上がりの10分を(前半と)同じ状態でできなかったのは残念だったなと思います。それと一番初めのフリーキックの1発目をやられてしまったのは残念だったなと思います。
この2試合、点が入ってないので、1点取られるのが重みになると思うんですね。その中で引かれた相手を攻略するにはもう少し、ボールを回しながらくさびを入れる、くさびを受ける選手がもう少し増えたり、あとは左サイドはボールサイドを破るんですけど、右利きだったのでもう1個深いところまで破れなかった。ついつい持ち直してしまうというところで残念だったと思います。もう少しのところ、点を取られても崩して点を取っていくというところが必要だと思うので、めげずにそういう精度の部分をつくりあげていく必要があるということ。もうひとつはゲームというところで、今持っているもので戦っていかなきゃいけないとなると、そういう際のところだったり、入りというのは勝負の…すごく難しいところではあるんですけど、大事なところでもあるんですよね。今日はそういうところが出たのでちょっと残念だなあと思うし、サポーターもたくさん応援してもらったなかで、早く切り換えて、次のゲームで答えを出して、サポーターのストレスも解消させたいなと思います。シーズンは長いので、めげずに戦わせるということは必要だと思いますし、成果を上げていく必要があると思います。選手もクラブもそうですけど、結果を出したいのに出せていないというところは、少し何かが足らないので、それはシーズンを通してつくり上げていく必要があると思います」
Q:5月は中間層との対戦になるので大事だとおっしゃっていましたが、それも残り1試合になってしまった。中間層と思ったら中間層ではなかったというところもあると思うのですが?
「そういうのが出ると相手に失礼なんですけど、過去のところでそう取っていました。今日というのは、前々節でジュビロに大敗した時もそうですけど、やっと結果が…。セレッソに守備ができて、ガンバを手こずらせて、レイソルで結果が出たというと、やっと結果と勝点が握れたときなんですね。で、ちょっとしたことで緩んでしまったというのがジュビロ戦だったと思うんですね。入りが悪くて。今日、もしそこがよければ変わったと思うんです。まず5月をという部分と、今日は日曜日のゲームでしたけど昨日のゲームで下位が大敗してるということと、自分たちより勝点がひとつ、ふたつ上のチームが引き分けているということを見据えて戦えたんですね。それを選手には話をして、今日は少し大事なジャンプができる時。それをホームの力ということで、次に甲府戦ということを見据えて、少しジャンプしようという形で送り出しました。前半はすごく頑張ってくれたと思います。でもその頑張りが前半で終わったのが、ちょっと残念だったなというところですね。ホームの力を借りてジャンプしたかったんですけど、失敗したとなると次のゲームにしっかり照準を合わせて、負け越しですけど2勝目をしていくということですね。その前にアウェイなので勝点を取るということも大事なんですけど、勝点と2勝目を挙げるということに貪欲にチャレンジしたいと思います」
Q:今日は試合後、選手にはどんな話をされましたか?
「試合後はちょっと落ち込んでいて、みんな落ち込みたいので。でも仕方ないことなので、次の準備をするということですね。もうひとつは、ハーフタイムに『いい入りができた』と言ってて、後半に入りが悪くてファウルを受けて、1つ目のフリーキックで点を取られた。自分としてはピッチの外から『入りが悪い! ボールに行け!』と言っているのがピッチ上でわからないのかということですよね。それって技術なのかメンタルなのかというところがひとつと、先ほど言ったように、点を取られるのは重いんだけど、1点取るということをもう少しチャレンジしていくということでは、引かれた相手でも間でボールをもらえる、そこに入れる技術もそうです。怖がらずに入れる。当然、ミスするというのも恐れますから、それもありますけど、入れるのと、そこをもらってターンする、受けられるという選手が、今日だったらボランチの2人ぐらいしかいないですね。(秋葉)勝と(佐藤)健太郎ぐらいがちょっと受けるぐらいで、あとは動き直しをするわけでもないので、そのへんを怖がらずにやっていかなくちゃいけないねというところは話をしました。こういうなかで結果が出なかったので、それも含めて力がないんだったら、シーズンを通してやり続けて、たくましくなるしかないんですね。今結果が出てないので、これがいっぺんに変わるわけじゃないんだから。まず試合があるわけだから、これをたくましく受け止めて、やり抜いていくということはすごく大事だという話をしました。次のゲームもやってくるし、そういう話をしたなかで、頭下げて落ち込んでる暇はないよと。やってるのは君たちで、悔しいのはサポーターも含めてみんなだよ。だからそこは、痛い目に遭った自分はたくましく戦い抜いていくというのは必要なんじゃないか。まだゲーム(シーズン)が終わったわけじゃなくて、けがしてるわけじゃなくて、次のゲームに臨む体があるわけだから、準備をするというような話をしました」
Q:J1になって3試合連続の完封負けですが、これは何かを変えるデータになると思うのですが?
「守備が先行してたというところはあると思うんですね。それが少し、思ったより点を取られてしまうというところがひとつあると思います。シーズン3年目なんですけど、選手がすごく変わってて、積み重ねるより、外れてどうつくっていくかのほゔがまだ多いんですね。だからそこは、私としてもめげずに頑張っていかなくちゃいけないというところはあるんですね。選手もそうだと思うんですけど、やっとつくったチームでも変わってしまう。もう1回やり直さなくちゃいけないというところがあって、そこは今日だったらシステムを少し変えたりというところもやっていかなくちゃいけないんですね。トップチームだって、名古屋だったりセレッソだったり、人が変わることによってあんなに苦しんでるんです。そこは自分のなかでも理解しながら、3年目のチャレンジなんですけど、選手は(その分)年を取ってるし、ある部分、活躍した選手は(他クラブに)抜かれている形でつくっていかなくちゃいけないところはある。出られるという魅力はありますけど、出られるから即ちJ1で通用するかというのはクエスチョンなところで、J1経験が甘いチームで、J1で試合に出たことがない選手をどんどん送り出していってるんですが、いっぺんに答えは出ないですね。そこはわかっているんですけど、認めなくてチャレンジさせていくというところで、シーズン通して戦えればいいなというところですね。だからさっき言った『点が取れない』と思っちゃうんですね。完封負けしてるので。今日も1点取られるとすごい重いんです、多分。そんなのは点が取れれば変わっていくわけだから、そんなのは忘れて、現実に取れないんだから取る練習をしなくちゃいけない。でも取る練習をしたからといって、今日の現実は逆ですよね。点を取られてる。取られなかったらひょっとしたらわかんないわけで、そういうのってすごく裏表のところがありますよね。もともとそんなに、J1に上がって点が取れてきたチームでもないし、J1のなかで点が取れてるわけでもないので、そういう傾向は少しあると思います。残念なんだけど、そこはめげずに、点が取れるようなチームになっていく、そういう形に進めていくというのは頑張っていかなくちゃいけないと思いますし、そういうことであれば、気になるフォワードの選手は点が取れなかったとなっちゃうので、そういうことを恐れることなくやっていくということが、すごく大事だなと思っています。次のゲームで点が取れるように頑張っていきたいと思います」
以上
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