5月22日(日) 2011 J2リーグ戦 第13節
北九州 1 - 0 京都 (13:03/本城/2,911人)
得点者:90'+4 レオナルド(北九州)
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●三浦泰年監督(北九州):
「非常に難しい試合になると思っていました。京都もボールの回し方がうまいですし、一人一人ターゲットがしっかりしている技術の高い選手が多いので、しっかり相手をケアしながら守りながら自分たちのいい部分をどれだけ出していけるかという部分。あとは前節のヴェルディ戦で最後まで攻める姿勢という部分で失点をしたというのは、メンタル的にどこまで今日の試合でタフになれるかというところがある意味カギだったと思います。選手たちは非常にタフに90分間、精神的に持続してくれました。最終的にこういう勝点3を取ることができましたが、非常に紙一重の試合なのかなと。勝ってサッカーの怖さというものを、また知るような試合だったんじゃないかなと思っています」
Q:前節に続いて相手が10人になる戦いになったが、どのように指示を送ったのか?
「指示を送ったというか、前節で10人になった後にどうなったかの分析はかなり伝えました。10人になった時に木村と関がベンチの近くにいましたが『何も言わなくてもわかるよな』との一言でした。それをしっかり彼らは同じ失敗を2度繰り返さなかった。週初めのミーティングの中でも自分が高校時代、同じ失敗を2度繰り返すやつは馬鹿だって先生に言われたという話を偶然にもしていましたし、そういう意味では彼らはプロとして同じ失敗を繰り返さなかったのは評価できると思います。落ち着いて10人になっても慌てることなくサッカーができた。あと、この暑さの中で10人になった京都は非常に難しい状況になったと思いますし、そこを前掛かりに新しく元気なレオ(レオナルド)と林が入っていった。短い時間の中でも彼らがサブ選手に回るような選手ではないメンタルと技術を持っていることを見せ、それでもそこまで辛抱していて、ピッチで彼らが結果を持って来られるという、そこに関しては彼らを本当に讃えてあげたいなと思います」
Q:前節はどういうところで失敗していたという分析か?
「状況は違いますが、前節も10人になった瞬間はそれほど悪いリズムではなかったし、システムを変えたことも同様ではなかった。実際にはそういう状況の中で失点したことで彼らの頭が下がった。慌てた。10人という相手に前半、ある程度一方的まではいかなくても、自分たちのサッカーができていた。ヴェルディが明らかに嫌がっていた状況の中で先に奪われた。それに関してのメンタル的なケアというのに、今週はかなりの時間を使いました。そういう状況になった時に、どう自分たちがメンタルを持っているかが大事かということ。戦術的なことを言えばどうしても前掛かりになるので、自分の前にいるセンターFWを間に置いてしまう。それとディフェンスの選手も点を取ることに目がいってしまう。そこを突かれたんで、そこに関してはトレーニングをやって2対1という優位な状況の中で点を取られることはないだろう。それはゲームの中での自分の集中力の問題だと。余る人に関してはしっかり触れるところまで寄せてカバーをする。それはできていたと思います。京都もそこまでダイレクトプレーでカウンターを狙うということではなかったのかなと。しっかり繋いで揺さぶって、しっかり組み立てることができたから、相手にもカウンターをさせなかった。怖かったのはドゥトラが左サイドで浮く。そこに関しては関が攻撃参加しますから怖い部分というのはありましたが、最終的にはケアできたのかなと思います」
Q:ホームで連勝したことについてはどう捉えているか?
「非常に大事なことだと思います。ホーム、我々の家で相手に自由を与えずにしっかり勝って連勝したということは、我々にとっていい勝利と思います。北九州に来たらやりづらいなと、北九州に行くのが嫌だなと思われるようなそういう試合を毎試合できるように、また選手と努力していかなければいけないなと思っています。勝って決して全てが良くなっているわけではないですし、これからが非常に大事だと思います。ホーム2戦連続できるというのをアドバンテージにしていければなと思います」
Q:選手交代の意図と評価については?
「交代するまでの先発11人のハードワーク、集中力を見たときに、こんなに大きなサブメンバーを持ちながらもも代える必要がないなと思いながら見ていました。見ていましたというのは変ですね、ベンチに座っていました。木村のアクシデントによって、逆に言えばレオナルドを出さなければならなくなった。逆に言えばそれで勢いがつくと思いました。外から見ている人も、このメンバーを代える必要はないというふうに見えていたんじゃないかな。そういう状況の中で木村が行けるところまで行った。レオナルドが入ることで前へのスピード、スイッチが入った。そこに輪を掛けて林を入れていったら、京都にとっては脅威になると踏んでいました。だから早めに長野から林に代えた。林は前節、お父さんを亡くして、準備不足の中で出場してああいう悔しい結果になったことを考えると、ペナルティーエリアの中で彼にボールが行けば、彼が何かをするだろうという予感はしていました。そういう意味では最後のワンプレー、彼の魂が込められたものだったんじゃないかなと思います。それに対してレオナルドも、非常に向上心の高いブラジル人ですから、そこをしっかり詰めていた。彼らは偶然ではなく、しっかりした努力の中でそういう場所に居る。そして僕も自信を持ってそこで出せるという、そういう信頼関係は感じることができました」
Q:テクニカルエリアではどのような指示を送っていたのか?
「座ってる時間が一番長かったかもしれないですね、今までの中で、きっと。鳥取戦が一番長かったかもしれませんが。いろんな意味を込めて、テクニカルエリアというものをうまく使わなければいけないなと思っていますけど、本来ならあそこで大きなジェスチャーをすることよりも、落ち着いてベンチに座っていたいなという感じはします。でも、まだあそこで彼らに発信できるパワーを与えることが、あそこに出て行くことによってプラスがあるのかなと思っています。今日は後半は自分自身も冷静にならないといけないという部分で、座った状況の中で選手のプレーを見ていましたが、非常に落ち着いてプレーをしていましたし、後半の入りも悪くなかった。そういう中で最後は勢いを出すんだぞという部分では少しオーバーアクションになっていたのかなと。そして、選手は自分自身をやはりコントロールしなければいけないですし、レフェリーに言い過ぎることもできない部分では手助けみたいなものも何らかのアクションの中でしていかなければならないのかなと。そこはJリーグ、J2リーグという試合を監督として執ることになって必要な要素ではないかなと感じていますけど、それほど大きな意識というよりも自然にというかたちではあるんですけどね」
以上
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