5月21日(土) 2011 J1リーグ戦 第12節
磐田 4 - 1 福岡 (14:03/ヤマハ/12,372人)
得点者:5' 山崎亮平(磐田)、32' 前田遼一(磐田)、35' 山本康裕(磐田)、49' 前田遼一(磐田)、86' 岡本英也(福岡)
スカパー!再放送 Ch184 5/22(日)後11:00〜
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この日は『磐田デー』と題し、磐田市内の全23校の小学校の5年生、6年生を試合に招待していたが、子どもたちの脳裏に深く刻まれる強いインパクトを放つ試合になった。いつも以上に多くの声援がこだまする中、ホームチームが4つのゴールを奪い、相手を圧倒する。
ハイライトは前半45分である。序盤からゲームが一気に動いた。前半5分、ボールを受けた山崎亮平が思いきりよく右足を振り抜き、磐田が先制。さらに前半32分に前田遼一が頭で押し込み、前半35分には山本康裕がゴールネットを揺らした。後半開始直後には前田がこの日2点目。このゴールでこの試合の勝敗は決定的なものとなった。
終盤、岡本英也のミドルシュートで福岡に1点返されるなど、後半は相手の攻撃を受ける時間も長くなったが、それでも決定機につながった回数で言えば限りなく“ワンサイド”なゲーム。3枚の交代カードを切りながら、相手に流れを渡さなかった磐田が勝点3を獲得した。前回のホームゲームに引き続き、大差での勝利となった磐田は次節静岡ダービー(5/28@アウスタ)に臨む。直前に最高の形で勝利できただけに、いい流れで敵地アウスタに乗り込むことができるだろう。
また、この試合の注目点の一つだった、互いによく知る者同士のマッチアップという点でも軍配は磐田に上がった。「相手の攻撃の起点の一つはマツ(松浦拓弥)だと思っていたし、(山本)康裕と連係して抑えることを意識していた」と駒野友一は語っているが、福岡攻撃陣に自由なスペースを与えなかった。
篠田善之監督は「特に前半は背後への動きがほとんどなかったように思う」と語っているが、とりわけ前半、磐田の統率された守備ブロックと厳しいボールアプローチの前に福岡は窮屈な思いを余儀なくされた。この点、より“オープン”な展開となっていれば、松浦のストロングポイントであるドリブルがより強調されていたかもしれないが、それを磐田が許さなかった。左サイドと合わせ両サイドに代表経験者を擁する磐田がタッチライン際の駆け引きでも一枚上手だった。中盤で攻撃を組み立てようとした成岡翔とて同じだ。組織的な守備網を敷く相手に対し、様々なプレーで変化をもたせようと試みていたが、局面を打開することは難しく、後半途中にベンチに下がった。
このカードは来月にもヤマザキナビスコカップ(6/5@ヤマハ)、そして再びリーグ戦(6/25@レベスタ)で実現することが決まっているが、今回は1得点のみに封じられた福岡攻撃陣の奮起にも注目したい。
以上
2011.05.22 Reported by 南間健治
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