5月14日（土） 2011 J1リーグ戦 第11節
清水 1 - 5 神戸　（14:04／アウスタ／14,350人）
得点者：18' 大久保嘉人（神戸）、34' 都倉賢（神戸）、57' 大久保嘉人（神戸）、75' 都倉賢（神戸）、77' 高原直泰（清水）、90'+1 ボッティ（神戸）
スカパー！再放送 Ch183 5/15（日）前05:00〜
☆totoリーグ
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●和田昌裕監督（神戸）：

「まず連勝できたことがチームとして非常に大きいと思っています。2連敗の後、前節川崎Ｆに1-0で勝利したことで、チームの勢いというか、まとまりがかなりありまして、今日は良い準備をしてこの清水戦に臨みました。前線から非常に厳しい守備を、うちの選手たちはよくやってくれたと思います。清水としてはセンターバックの2枚からロングボールを入れたかったと思うんですけど、そこをよく都倉、吉田のところがプレスに行ってくれたなと思います。
先制点がラッキーな形で入ったのも、うちにとっては大きかったなと思っています。暑い中、選手たちは本当によく走ったし、まず走り勝とうというところから今日はスタートしたので、それを選手たちは本当にしっかりと実行してくれたと思っています。
また気持ちを切り換えて、次はホームで広島を迎えるわけですが、そこにしっかりと準備をしていきたいと思っています」

Q:守備も攻撃もバランス良く戦えていたと思いますが、清水対策としては何かありましたか？
「清水対策ではなくて、今10人のブロックを組んだ守備というところは非常に機能していまして、それが失点が少ないというところにつながっているのではないかなと。状況によっては高い位置からプレスをかけるというところの、チームの判断というか、そういうところは出ている選手たちのコミュニケーションがよくとれているというか、非常に連動ができているなと私自身も思っています」

Q:清水のDFラインで右側の岡根選手と辻尾選手のほうに、とくに厳しく追い込みをかけていたように見えましたが、そういう指示はしていましたか？
「別に相手の右サイドを狙うというわけじゃなくて、とにかく前から行った時には連動しようと。それがたまたまああいう形で、清水の右サイドのほうに吉田と都倉のどちらかと、あと大久保が本当に守備の貢献度が高かったと思います。今日は得点を2点取っていますが、守備の貢献度のほうが僕は大きかったと思っています」

Q:大久保選手と都倉選手が2点ずつ取りましたが、2人はどのあたりが良かったですか？
「今日の試合前、チームを送り出す時に、前節も全体的に非常に走ってくれていたんですが、後半都倉と大久保がちょっと落ちていたんですね。だから今日は、『都倉と大久保が相手に走り勝てば、今日は必ず勝てる』と言ってチームを送り出しました。その2人が2得点ずつ取ってくれたので、彼らも今日は非常に強い気持ちを持って戦ってくれたのではないかなと思いますし、非常に満足しています」

Q:今日は警告が0でしたが、球際の激しい中での警告0に対する評価は？
「今ロッカールームに戻って選手たちに伝えたのが、勝ったことは当然うれしいと、でもそれ以上にうれしいのは、イエローカードが出なかったことだと。それをすぐ選手たちに伝えました。前節は遅延が4枚で合計5枚イエローが出ているので、今週はそのへんを選手たちに伝えて、レフリーと戦うんじゃない、相手と戦うんだということを1週間やってきたので、その成果も評価してあげたいなと思います」

Q:後半は清水が3バックにしてリスクを冒してきましたが、それについてはどういった指示や采配をしましたか？
「後半出ていく時に、勝っていると思うなよと送り出しました。2点リードしていたので、選手たちもボールを奪ってカウンターのイメージが、全員ができていたのかなと思います。それで3バックなので両サイドがかなり使えると、選手たちも相手の布陣を見てわかってくれていたので、とくにどうこうしろということは、ベンチからは伝えていないです」

以上