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【 AFCチャンピオンズリーグ2011 G大阪 vs 天津】レポート:辛抱強く試合を進めたG大阪がグループ首位で、4年連続のグループリーグ突破!(11.05.12)

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5月11日(水) AFCチャンピオンズリーグ2011
G大阪 2 - 0 天津 (19:00/万博/7,939人)
得点者:73' 遠藤 保仁(G大阪)、90'+2 宇佐美 貴史(G大阪)
ホームゲームチケット情報 | ACL特集
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容赦なく降り続ける雨は、後半に入ると尚一層、雨脚を強め、選手たちを襲う。その証拠に、ピッチ周辺のトラックには、大量の雨が波打つように流れ続けていた。

それでも「勝てばいいという状態で迎えた試合だったので、自信を持って戦えた」というキャプテンMF明神智和の試合後のコメントにもあるように、0−0で迎えた後半も選手たちの集中力は研ぎすまされていた。得点こそなかったものの、前半から攻撃的に、いいリズムで試合を進めていたのと同様、後半も立ち上がりから集中力の感じられる展開でゲームを優位に運んで行く。雨で視界が遮られても、何度もコンディションの悪いピッチに足をとられても、思うようにパスが繋がらなくても、後半立ち上がりに決定的なチャンスを迎えたFWアドリアーノのシュートが天津GKに阻まれても、だ。
さらに言えば、52分にはMFキムスンヨンに代えてMF宇佐美貴史を投入。今季初めてとなる3−4−3にシステムを変更してからも、選手たちが混乱した様子はなく、「点を獲らなければいけない、獲りたい」という意識がG大阪をより攻撃的に走らせ、守っては、ロングボール一辺倒になりつつあった天津の攻撃を封じ込めた。

そんな中、待望の先制点は73分のことだった。約22メートルの距離からのフリーキックのチャンスに、キッカーに立ったのはもちろん、MF遠藤保仁。「雨でボールが失速することも頭に置いて蹴った」というシュートは「コースもスピードも良かった」との本人の言葉通り、低い弾道を描いて、ゴール右下に鋭く突き刺さる。これで俄然、気持ち的にも優位にたったG大阪は、その後も落ち着いて試合を展開。先制直後にMF武井択也が投入されると、再びシステムを4バックに戻し、残り15分強の時間帯を「まずは守備から」という意識を徹底する中で進めて行く。

しかも、その展開の中から、3分のアディショナルタイムに突入後、カウンターで抜け出した途中出場のFW平井将生が相手GKのファウルを誘いPK。勝利を確実に引き寄せる2点目を獲るチャンスに、再びキッカーにはMF遠藤が立つと思いきや、ボールをセットしたのはMF宇佐美。「今年はまだ1点も獲れていないでしょ? お前が蹴れよ」という先輩の温かいゲキを受けて託され、右足から放たれたシュートはしっかりとゴールネットを揺らすとともに、勝利を決定づけた。

この結果、2−0と今季初の完封勝利を収めたG大阪は、勝点では並んだものの、得失点差で天津を上回り、まずもっての目標を達成するべくEグループ首位の座を手に。これにより、ラウンド16を『ホーム』で戦う権利を得た上で、5月24日に行われるセレッソ大阪とのラウンド16の戦いに駒を進めた。

以上

■■AFCチャンピオンズリーグ2011 ラウンド16
5/24(火)19:00/万博
ガンバ大阪vsセレッソ大阪
ACLラウンド16vsセレッソ大阪@万博』チケット販売方法について(G大阪公式)

2011.05.12 Reported by 高村美砂
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