5月10日(火) AFCチャンピオンズリーグ2011
鹿島 2 - 1 シドニ (15:00/国立/3,164人)
得点者:26' マット・ジャーマン(シドニ)、64' 大迫 勇也(鹿島)、84' 野沢 拓也(鹿島)
☆ホームゲームチケット情報 | ACL特集
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●ビテスラフ ラビチカ監督(シドニー):
「まず第一に鹿島アントラーズの勝利をお祝いしたいと思います。おそらく鹿島アントラーズはこのグループの首位としてグループリーグを終えることになるでしょう。
試合を振り返りますと、両チームにとってコンディションも悪く、濡れたピッチの中で困難な試合になりました。シドニーFCは堅い守備とコンパクトなフォーメーションで非常にいいサッカーを見せ、また攻撃的な面を見ても危険なクオリティーをもってチャンスを量産し、そこから得点することができました。後半に入り、鹿島は全体的にテンポをあげ、サッカーを改善してきました。同時にシドニーは、集中力を欠き、徐々に疲労が見えてきました。これは過去数週間の疲れだと思います。我々にとって苦しい、攻撃的なプレーを目の当たりにして、鹿島に2失点を喫しました。しかしながら、我々にとってはACLの大会でプレーできることは非常に良い経験であり、特に我々のような若い選手が揃ったチームにとってはすばらしい経験だったと思います。最後に、チームとして鹿島アントラーズとこの大会に感謝したいと思います。ありがとうございました」
Q:森安選手についてと、今日のプレーについての評価をお願いします。
「森安選手に関しましては、彼は非常に高い技術を持った選手だと思います。同時に中盤の位置で創造性に溢れたプレーが出来る選手だと思っています。しかしながら、今日の試合でも感じたことですけど、過去数週間、彼は疲労に苦しんでいます。というのも、彼はオーストラリアの2部リーグから直接シドニーFCに移籍してきました。その関係で、彼のシーズンは非常に長いものになってしまい、今日もベンチスタートになったのはそのせいです。しかし、彼は非常に有能な選手だと思っています」
Q:今日の試合で戦術的に肝になった部分はどこですか?
「鹿島はボールを支配しているときに強いチームだと理解しています。戦術面では我々はコンパクトな布陣を保ち、彼らのパッシングフットボール、ショートパスを繋ぐこと、オーバーラップを仕掛けてきますのでコンパクトにして相手を固めることを気をつけました。前半はそれができたと思いますが、後半はこちらの疲労もありましたし、鹿島も攻撃的な選手を投入したことでその形が崩れてしまいました」
Q:韓国のチームもご存じだと思いますが、日本と韓国のチームに違いがあれば教えてください。
「日本のチームも韓国のチームも攻撃的に機動力があって、早い攻撃をしかけてくるチームだと思っております。そういった意味で我々にとっては非常に良い経験になりました。鹿島に関しても、水原に関しても、このグループを突破するに相応しい力を発揮したと思います」
「会見を終える前に、この試合に訪れてくれたシドニーFCのサポーターに一言お礼を言いたいと思います。ありがとうございました。そして、困難な状況のなかで試合に訪れてくれた鹿島アントラーズのサポーター。試合を素晴らしい雰囲気にしてくれた彼らにも感謝したいと思います。ありがとうございました」
以上
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