5月4日（水） 2011 J2リーグ戦 第10節
岡山 2 - 2 栃木　（14:04／カンスタ／7,323人）
得点者：21' 渡部博文（栃木）、45' 河原和寿（栃木）、55' チアゴ（岡山）、90'+4 チアゴ（岡山）
スカパー！再放送 Ch183 5/6（金）前06:30〜
☆totoリーグ
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●松田浩監督（栃木）：

「残念な結果で終わったということですね。ただし、その引き分けという結果を引き起こしたのは、自分たちであり、反省しなければいけないということですね。そして次が大事だと思います。自分たちで責任を取って、どこをどう直せば、次がとれるか、それを考えて次の試合で良き成長をした形でやっていきたいと思います。以上です」

Q: 失点につながった最後のCKからの対応について。
「GK武田博行にはゴールキックに見えたんですよね。起こってしまうミス、起きたことは痛いが、そこに必然性のあったということじゃないかと思いますし、1失点目もビデオをみないとよくわからないですが、今、世の中の「ごまかし」とかを、サッカーを正していくことが必要な中で、ちょっとファウルをもらいにいくプレーなど、ラクな方に流れていっていた、そういうことのツケが最後に回ってきたんじゃないかと解釈しています」

Q: 後半になって、カードをもらいにいくプレーなどがあったのは、点差として2−0があったからなんでしょうか。
「問題は、2−0でなくても、0−0でも、これくらいはもらえるんじゃないかという判断ですよね。審判の気持は自分たちでコントロールできるものじゃない。そこに期待するべきじゃないし、ちょっとでも逃げたり、楽をしようと考えることが弱さなんだと思います。理論的に考えられることじゃないですよね。誰かのミスということではなく、1失点目も簡単すぎるミスだったと思うし、2−0というスコアの難しさをわかって口にしながらも、うーん、何て言うんですかね。人間に起こってしまうもんだし、余裕を持ちすぎたのかもしれないし。次にはピリッとするんだろうけど、草津、富山、京都と続いて、今日も行けるんじゃないかな、となったかもしれないですし、それは「かもしれない」話であって、何でも起こることがサッカー。うちはまだ4連勝してはいけないチームだ。それでも10人になっても勝点１を取れたことは考えていく必要があると思うし、この後の立ち居振る舞いが大事だと思う。問題はここで自分たちが崩れないこと。どっちみち成長しなければ、このままで昇格なんて出来ない。今日の試合は、ひとつ強くさせてもらえた経験になった、と後で言えるように」

Q: 前後半で流れが変わりました。ファジアーノ岡山の選手起用も要因だと思われますか。
「選手起用か、我々の気が緩んだのか、そこはわからないです。ここまで3バックのチームが続いていたので、前半については用意できていたと思いますし、チアゴを起点としたパワープレーへの対応は甘かったな」

Q: 前半は岡山を抑えていました。どういうことを意識していましたか。
「我々が主導権を持てるゲームと踏んでいたので、そのとおりに攻撃の面でやったつもりですし、それはシステムの問題からが大きいんですが」

Q: 岡山の両サイドバックにほとんど仕事をさせなかったと思います。
「抑えたか、我々が攻めることで彼らに仕事をさせなかったか、考え方はいろいろあると思うんですが。そのバランス、スペースがいろんなところに生まれるのを効果的に使うってことですね。3バックですから、そこを突けば5バックになるし、前にスペースが生まれる、ということで、的確に突いていくという感じでしょうか」

Q:チアゴを抑えきれなかった要因は。
「セカンドボールの方が問題だと思います。例えばF東京とやった時の平山、去年は甲府のマイクと遣った時のこぼれ球など、慣れていたんですが、そこへの対応が今日は出来なかったということです。セカンドボールワークですね、要は」

以上