5月3日(火) 2011 J1リーグ戦 第9節
清水 0 - 1 広島 (15:04/アウスタ/18,847人)
得点者:70' ムジリ(広島)
スカパー!再放送 Ch185 5/4(水)後09:00〜
☆totoリーグ
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●大前元紀選手(清水):
「チャンスはあったけど、決めきれなかったのが残念ですね」
Q:攻撃の形としては、ある程度狙い通りにできていた?
「そうですね。できていたと思います。守備をしているときに前の3人がうまく残ってカウンターというシーンとか、中盤でもうまくパスを回してサイドに行って2対1を作ってとか、センタリングを上げたりとか、サイド攻撃はうまくできていたと思います」
Q:辻尾選手も思い切りがよくなって、うまく連携できていたと思いますが
「そうですね。うまく上がってきてくれていたので、やりやすかったです」
Q:そうすると、やはり点を決めきれなかったが痛かった?
「そうですね。チャンスは結構あったので、そういうところを決めればだいぶ変わったと思うんですけど……。もっと中に入る枚数を増やせれば良かったし、決定的なラストパスというのが少なかったから、そういうのをもっと増やしていきたいですね」
●高原直泰選手(清水):
「(左サイドでのプレーで)ボールを触る機会も多かったし、左のほうは落ち着いてボールをコントロールして、自分たちのペースで主導権を握ってできていたとは思います。あとは、オレの左足でのセンタリングの質だとか精度は低かったなと自分でも思います。このポジションをやっていくなら、もっと精度を高めていかないといけないですね。
でも、チームとしては流れも悪くなかったし、ある程度リスクを負って僕らが高い位置を保ってやれて、宏介が守備で1対1になったりする場面もあったけど、ホームでそういうリスクを負う分、攻撃のところで自分たちがしっかりキープしてコントロールできていたと思います。ただ、こういう展開で勝点を取れないというのは、チームにとって痛いし、残念なことだと思います」
Q:ただ、自信をなくすような試合ではなかったと思いますが。
「そうですね。とにかく次のゲームがすぐにあるし、今日やって良かったところもあるし、もっと展開を早くしないといけない場面もあったと思うし、そのあたりをしっかり見直して。下を向いていてもしょうがないし、やるしかないと思うので、次の試合に向けて気持ちを切り換えていきたいと思います」
●山本海人選手(清水):
「(失点シーンは)あの距離で自由に打たれたら厳しいので、ああいうミスが出た場面でも、瞬間的に一歩二歩前に出られるぐらいの気持ちと集中力を持っていないといけないですね。あそこはムジリがトラップした瞬間に前に突っ込んで、間合いを寄せて身体に当てるしか止める方法はないと思うので」
Q:相手の裏へのボールにはすごくよく飛び出してましたね。
「そこはエディ(ボスナー)にも、信じてラインを高く保つから裏をよろしくと言われていたし、ミーティングでも守備範囲を広くと言われていたので、そこは意識してやりました」
Q:裏はとらせなかったし、真ん中も割らせなかったし、守備はほぼ狙い通りにやれていたのでは?
「そうですね。ただ、今の段階では、いかに失点を少なくして最小限の得点で勝っていけるかというのも大事だと思うので、流れの中から1点入るまで、後ろは集中して耐えいくだけだと思います」
●高木俊幸選手(清水):
Q:公式戦でアウスタのピッチに立った感想は?
「まだまだ自分は未熟だなと思ったし、もっと落ち着いてしっかり判断したいので、まずは雰囲気に慣れることが大事だし、もっともっと自信をつけたいなと思います」
Q:サポーターも高木選手の気持ちの強さはすごく感じたと思いますが
「気持ちでは負けてなかったと思うので。やっぱり出たからにはやってやろうという気持ちはあったし、そういうのがあの1本のシュートにも表われていたと思います。そういうところは自分の良いところだと思っているので、次はそれをゴールにつなげたいし、もう少し冷静さを持ってプレーしたいと思います」
Q:FKは蹴れなかった?
「監督がキッカーの決定権はエディにあるとミーティングでも言っていたので、2回ぐらいオレが蹴ると言ったんですけど、いやオレが蹴ると言われて。1本目だからしょうがないなと。あそこで黙って蹴るわけにはいかないし(笑)、もっと練習で見せていかないといけないなと思います」
●佐藤寿人選手(広島):
「今日は、泥臭い試合になったかなと。お互いに綺麗なサッカーというよりも、球際の勝負だったり、攻守の局面が非常に多かったゲームだと思うので。本来であれば、もっともっと綺麗なサッカーで勝てれば一番良かったですが、この雰囲気なので、今日は泥臭くても勝たなければいけないと思っていました」
Q:我慢強く戦うというのは、みんなの共通意識として最初からあったと?
「そうですね。前半リードできれば一番いいけど、できなくても相手が後半に入ればもっともっと前がかりになってくると思っていたので。とにかく90分で試合を決定づけるという意識が強かったです」
Q:選手としても、15年勝てていないというのは気にしてましたか?
「勝てていないという現実的な問題もあるし、それはここで清水のサポーターが作っている雰囲気というのも少なからずあると思うので、まずはそういうところに飲まれないというのが大事だと思ってました」
Q:その狙い通り、終盤で点を取って勝ちましたが、勝負所についてはどんなイメージを持ってましたか?
「相手も前に前に来ていたので、バランスも崩れるかなと思っていたし、あとは途中から入った選手がどれだけチームを助けることができるかという部分で、ダビ(ムジリ)が決勝ゴールを決めてくれましたし、マサもマルも疲れている中でのチームを助ける働きをしてくれました。連戦になればなるほど11人だけでは戦えないし、ベンチワークも含めて全員で戦っているという意識は非常に強いので。本当に誰が出てもやれるというチームになってきていると思うので、ありきたりな言い方かもしれないけど、全員で戦えたことが今日のいちばんの勝因だと思います」
Q:きわどい勝ち方だったけど、価値のある勝利だったと?
「そうですね。みんなで勝ち取って、みんながみんな喜べる、本当に心の底からみんな笑顔になれたという試合だったと思います。ガンバ戦のようにたくさん点が取れれば、それだけ喜ぶ場面が増えますが、こういう試合もまた違った喜びが持てるので」
●中島浩司選手(広島):
「連戦で少し足が止まっていて、本来の形ではなかったですけど、そういう重たい試合の中でも勝点3が取れたことは非常に良かったと思います。
前半は良くなかったけど0-0でいけたので、後半はちょっと運動量が上がって良くなって。前回の試合はリードしてからの戦い方が良くなくて、追いつかれたりバタバタする部分があったけど、そのへんは今日は最後まで集中して、うまくいなせたと思います」
Q:清水の攻撃で気をつけていたところは?
「サイドからの仕掛けとかがあるので、1対1になったとき早くスライドして数的優位を作れるようにうまくできていたし、サイドを突破される場面も少なかったので、ディフェンスの面ではうまくいけたと思います。それでコースを切れていたので、クロスを入れられても対応しやすかったと思います」
Q:この勝利の意味は大きい?
「そうですね。良い内容の試合ばかりではないと思うし、こういう形で勝点を拾っていければ、もっと上位に行けると思うので。これからもうちは研究されて、良いところを消されるというゲームは増えてくると思うので、そこで勝ち切れたのは大きいと思います」
以上
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