5月3日(火) 2011 J1リーグ戦 第9節
仙台 1 - 0 福岡 (14:03/ユアスタ/15,859人)
得点者:78' 赤嶺真吾(仙台)
スカパー!再放送 Ch183 5/4(水)前04:00〜
☆totoリーグ
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●手倉森誠監督(仙台):
「今日の試合前のミーティングで、『難しい試合になる。ホームで前回ひとつ勝ったことで、もちろんほっとしている人たちもいる。もちろん我々もほっとしているけれども、自分達の、復興の先頭に立って戦う使命は何ら変わらない。V Shift としてより高みへ行くチームとしては、ホームでは絶対に負けられないという気持ちを込めて戦え』という話をした。
連戦の中で、足がつりながらでもエネルギーを出し尽くしてくれたし、ちょっと戦術的なコンビネーションがうまくいかない中でも、逆に辛抱しながらゲームをコントロールして、1-0で勝つ覚悟を持ったゲームをしてくれたと思う。
そんななかで、朴柱成がああいうことになってしまった。チームには、『本当に強くなるチームというものは、相手の挑発に乗らないものだ。勝ってみせることでチームは強くなるのだ』という話をしてきた。『本当に大きいものを背負って戦っている以上、団結して戦わなければいけないという中で、一人の愚かな感情でゲームを台なしにしかねない行為はだめだ』という話をした。『今日はそれを教訓として、これからのゲームでそんなことはないように」という話をしてきたが、それでもパニックにならずに、ピッチに残った10人がうまくゲームを閉めてくれたと思う。
本当に、今こうやって勝てているのは、スタジアムに一緒に来て戦ってくれているサポーターと、本当に一体感で勝ち取っているものだと思っている」
Q:川崎F戦、浦和戦と、途中交代で入った選手がいい試合の入り方ができてるが、彼らの意識の高さやフィット感に対して思うところは?
「もちろん、今サブにいるメンバーにも、いつスタメンでもおかしくないメンバーが今年はそろっている。サブメンバーにも話をしているのは、いい選手だからといってスタメンに入るとは限らないということ。今のサッカーは、18人がそろってこそ戦略が組み立てられるという話をしている。そういったところでも、本当に途中から役割をすごく整理できていて、インテリジェンスがあって、今求められている仕事というものを本当にスムーズにこなせる準備が今の我々の交代メンバーにはある。本当に、心強く思う」
Q:決勝点を取った赤嶺選手の評価は?
「今日は赤嶺が途中に着地で捻挫して、その痛みを押してやり続けてくれたが、彼に対しては相手のセンターバックのチャージが日に日に高まってきている。それでも辛抱強くよくやってくれているということと、今日の太田とのコンビネーションのところで、裏に抜け出す機会が前節よりも少なかったということもあるが、今日は今日の我慢したスタイルというものも理解してくれている。ただし、最後のところでああやって踏ん張ってジャンプして得点してくれるあたりが、本当にみんなが赤嶺に力を与えてくれているものだと思う」
Q:中盤でいい仕事をした角田選手の評価は?
「本当に今落ち着いている。浦和戦の後半からの2トップや今日の最初からの2トップに対して、自分が前にかかるときとそのバイタル(エリア)を埋めるときとが非常に整理できているということと、セカンドボールのところでしっかり体をスクリーンして、サイドの起点となる場所にボールを預けてくれているあたりが、チームに落ち着きをもたらしてくれている。名前の通り、中盤の核だ(かくだ)と思う」
Q:戦術的なコンビネーションがうまくいかなかった部分とは具体的にはどのようなところか?
「今日は、相手のブロックで守る守備の間をなかなか取りにくかった。取らなかったのか、取れなかったのか。それがコンディションなのか、相手のプレッシャーなのか。あとは、やりなれている割りには芝生に少してこずったところも見えたし、そこの間がうまく取れて、ターンなのか相手を食いつかせて背後を取るのか、ちょっとスムーズさが欠けたと。でも、いいときばかりではないし、悪いときに挽回してみせるのがこのチームなので、次のC大阪戦ではそういった仕掛けの部分をもう一回高めて挑みたい」
Q:首位になったことで、東北がさらに盛り上がるのでは?
「山形がようやく東北のために勝点3を取ってくれた(笑)。本当に、今日の小林さん(山形の小林監督)のコメントでも『アシストしたい』ということだったが、本当は心の中では我々が上にいることに相当イライラしているとは思う。でも今、東北が元気になるために両チームが勝ったということは、素晴らしいことだと思う。
自分達には去年、2節で首位になった後に少ししてから、14試合勝てなくなったというトンネルも経験している。そういった意味で、チームは浮かれる様子もない。ただし、東北のために1試合1試合勝つことはもちろんだが、今こういう状況になれば、その上位、今であれば首位にい続けることが非常に大事だと思っている。選手たちにも『躍進し続けること』という話をして今日は締めくくった。驕ることなく、常にその場所にいられるように、頑張りたい」
以上
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