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【J1:第8節 C大阪 vs 新潟】新潟側プレビュー:U-22日本代表入りを狙うDF鈴木大輔が今季初スタメン。勝点3獲得に貢献しアピールを(11.04.29)

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4月29日(金)J1 第8節 C大阪 vs 新潟(15:00KICK OFF/金鳥スタチケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
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開幕から勝点を積み重ねている新潟は、守備陣の顔ぶれが変わる。U-22日本代表入りを狙うセンターバック・鈴木大輔の今季初スタメンが濃厚だ。
大阪入り直前にクラブハウスで行われた紅白戦、鈴木は千葉和彦とともに主力組のセンターバックに入った。ゲームでは1トップをマークし、くさびに的確に対応。自由にポストプレーさせない。千葉とはうまくカバーしあった。
「狙っていた」というセットプレーからの攻撃では、藤田征也のコーナーキックをヘディングで押し込んだ。「あそこは試合でも飛び込んでいきたい」と笑顔を見せる。

開幕からセンターバックを務めている石川直樹が、首の負傷でこの日の紅白戦を回避。代わって入った鈴木にとっては、久しぶりの主力組だった。それでも「全体的に問題なくやれました」と違和感なくこなした。
開幕の福岡戦で途中出場した後、練習で右足を故障。その後は別メニューが続き、実戦から遠ざかったが前節・磐田戦でベンチ入りした。「ケガは完治しました。不安はないです」。万全のコンディションに仕上がっていることも自信につながっている。「大輔はいつでもやれる状態だから」。黒崎久志監督も信頼を寄せる。

C大阪は因縁の相手でもある。昨季の第25節、アウェイの一戦で鈴木はリーグ戦でのプロ入り初スタメンを飾った。だが、結
果は1-2の敗戦。「嫌な思い出です。ラインの合わせ方が今ひとつだった」。そこから成長した部分を示すこともテーマの1つだ。
磐田戦はベンチで戦況を見守った。「ラインを意識しすぎ、かえって相手に攻め込ませる余裕を与えていた」。自分がディフェンスラインに入るC大阪戦では、まずきっちりとマークすることを意識。そしてボランチ陣、相方の千葉との連係も「自分から声を出していく」と対策は頭にある。

キリンカップ・日本代表vsペルーが6月1日、東北電力ビッグスワンで開催されることが決まった。その前座でU-22日本代表がU-22オーストラリア代表と対戦する。鈴木もU-22の候補の1人。昨年のアジア大会では全試合でスタメン出場し、優勝に貢献している。今季は故障の影響もあって、まだU-22日本代表に招集はされていない。「試合に出ること。そして勝つことが五輪代表に選ばれることにもつながる」。まずはC大阪戦で最高のアピールをする。

以上


2011.04.28 Reported by 斎藤慎一郎(ニューズ・ライン)
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