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【J1:第8節 G大阪 vs 山形】G大阪側プレビュー:今季、公式戦では全勝の『万博記念競技場』を追い風に!!(11.04.29)

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4月29日(金)J1 第8節 G大阪 vs 山形(18:00KICK OFF/万博チケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
スカパー!生中継 Ch182 後05:50〜
totoリーグ中断期間を振り返るJ1編
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J1リーグ開幕から2試合、未だ白星のない山形を迎えてのホームゲーム。前節、アウェイでの広島戦に1−4とまさかの大敗を喫したG大阪は、その屈辱をいかに払拭し、立て直すことが出来るか。広島戦では攻守において全くと言っていいほど、いいところがないまま試合が進み、唯一、途中出場したFW川西翔太が87分にJリーグでのプロ初ゴールを挙げたことくらいしか収穫を見つけられなかったが、今後の連戦を思えばこそ、悪い流れは早い段階で断ち切りたい。今季の公式戦におけるホームゲームでは全勝中の万博記念競技場をそのきっかけにしてもらいたいところだ。

ただ、厳しい試合になることは間違いない。過去、山形とはリーグ戦で4度対戦して、2勝1分1敗。しかも毎試合、山形の堅守を前に、苦戦を強いられている印象が強い。嬉しいデータとしては、勝利した2勝はいずれもホームゲームであるということ。今回の試合が今季全勝の『万博』で行われることはいい追い風になるのではないだろうか。ただ、それでも決して侮れない相手であることは間違いない。前節・広島戦のように立ち上がりの不用意な失点で、ゲームの流れが変わってしまうことのないよう、集中した立ち上がりで流れを引き寄せて欲しい。

「まず立ち上がりに失点しないこと。その上で、広島戦は攻守の切り替えが遅かった部分もあったので、そこの意識を少し変えるだけでも展開は大きく変わると思う。また、広島戦はチームとしての攻撃のバリエーションが乏しかったですから。相手のエリアに入るまでもう少しシンプルにプレーしたり、ペナルティエリア近くになれば、個で突破したり、ワンツーで仕掛けたり。前線の選手はそういう積極的な変化を攻撃にどんどん加えてながら攻めることを考えなければいけない。また広島戦は根本的にシュート数も少なかったので、遠目からでも思い切りよく狙っていくことも大事だと思う」(MF遠藤保仁)

その攻撃への変化という点で期待したいのがMF宇佐美貴史だ。広島戦では今季公式戦では初となるスタメン落ちの屈辱を味わったが「自分としても上手くいっていないなという面もあったし、外されてもおかしくないと思っていた」と本人。だが当然ながら、スタメンを外れたことの悔しさ、自身に対する不甲斐なさはしっかりと感じており、だからこそ「もしもチャンスを貰えたら全力でいきたいし、サポーターの人たちもゴールを待ってくれていると思うので、それに応えられるようにしたい」と意気込む。今節、先発復帰となれば、その思いをスタートからしっかりとぶつけてくれることだろう。
「スタメンのチャンスをもらったら、ここまで点を獲れていないだけに、とにかく点を狙いにいく。相手は守備の堅いチームでセレッソも苦戦したようですが、同じ展開にならないよう、どんどん相手が怖がるようなパスを入れていきたいし、その中でチャンスがあれば積極的に狙いたい。2トップとの連携は全体的には良くなっている。ただ、いい時と悪い時の差が激しいというか、本当に悪い時は全くボールがまわらなくなってしまう。そうならないようお互いが共通意識を持ってプレーする事が大事だと思う。いろんな意味でいいチャレンジをしつつ、ゲームを支配したいし、結果を獲りたい」(MF宇佐美)

G大阪はこの試合を経て、4日にはACLの第5戦メルボルン・ビクトリー戦をアウェイで戦う。勝てば、グループリーグ突破を大きく引き寄せる正念場の一戦だ。そのメルボルンの地に飛び立つにあたり、ホームでの勝利は間違いなくチームの追い風になる。いや、必ずや追い風にしてメルボルン戦への弾みにして欲しい。

以上

2011.04.28 Reported by 高村美砂
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