4月17日（日）東日本大震災復興支援チャリティーマッチ 富山 vs 新潟（14:00KICK OFF/富山）
■チカラをひとつに。-TEAM　AS　ONE-東日本大震災復興支援チャリティーマッチ
チケット情報｜試合速報
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●安間貴義監督
「被災したつらさを一時でも忘れ、前向きな気持ちになれる瞬間をもってもらえるように我々は一生懸命にプレーするだけだ。僕たちの一生懸命な姿から何かを感じてもらえたらうれしい。地震発生から１カ月が過ぎたが、当事者しか分らない苦しさ、不安の大きさは変わっていないと思う。復興への取り組みは間違いなく長期戦になるので、わたしたちは継続して被災地復興への支援活動を行っていく。今回のチャリティーマッチの目的に賛同して来場していただけるサポーターのみなさんは、人と人とのつながりを大事に思う方たちばかりだと思う。感謝申し上げると同時に、これからも協力をお願いしたい。みなさん、一緒に頑張っていきましょう。
選手たちには全力で、相手に思い切りぶつかっていってほしい。新潟はJ１だが、J２で18位だった我々にとってはリーグ戦がすべて格上との戦い。これまで取り組んできたことの成果を、いつも通りのチャレンジ精神をもって出してくれたらよい」

●足助翔キャプテン
「チャリティーのために集まっていただく観客のみなさんによいものを見せなければいけない。サッカーを追求し、よい戦いをしたい。（リーグが中断した）これまでの期間を無駄にしてこなかった自信がある。チームの一人ひとりが同じように感じているはずだ。対戦相手の新潟はあらゆる面で格上だが、勝利にこだわってワンプレー、ワンプレーを重ねていきたい。
被災地からは復旧のニュースが伝わってくるようにはなったが、厳しい状況に変わりはないだろう。自分たちサッカー選手が支援活動を続け、多くのみなさんに復興への関心を持ち続けていただくことも今後の役目だと思う。サッカーを純粋に楽しんでもらい、勝った時に東北の地酒で祝杯をあげていただくことがあってもよい。ベストを尽くしてはじめて人の気持ちを動かし、行動に移してもらえる。そうやってメッセージを発信していきたい」

●舩津徹也選手会長
「被災した人たちを僕がどんな言葉で励ませばよいのか…。それは難しいことだと感じている。ただ、みなさんのために多くの人がさまざまなかたちで動いている。僕らもその一員だし、その輪は日本にとどまらず、世界に広がっている。ここ富山でもチャリティーマッチが開かれるように、行動している者がいることを伝えたい。それが勇気につながると信じてプレーする」

●関原凌河選手
「カズさんまでのことはできないけれど、自分のできる限りのことで勇気とか、元気を伝えられたらよいと思ってプレーする。被災して富山に避難してきた方も多いと聞いているし、カターレとアルビのファンのみなさんも見てくれる。『元気をもらったよ』と言ってもらえるゲームをしたい。新潟はJ１でも上位、中位に顔を出すチーム。自分から仕掛けて、どれだけ通じるかを試したい。やられたとしても、それが収穫になる。同世代のチョ・ヨンチョルらの実力を肌で感じたい」

●苔口卓也選手
「被災した人たちのために自分ができることは小さいと思う。しかし、今回のチャリティーマッチのように、一生懸命なプレーを見てもらうことで義援金を集めて支援することはできる。プロのスポーツ選手として、それはやらなくちゃいけないことだと思っている。プレーを通じて夢や勇気を持つことの大切さを伝えていくのがプロ選手。全力プレーを見てほしい」

●黒部光昭選手
「サッカー選手にできるのは、一生懸命にプレーすることだけ。それが入場料として集まり、義援金になる。さまざまな職業に就く人が自分にできることを考えている今、こうやって頑張ることで手助けができるのは幸せなことだと思う。１カ月間やってきたことの成果を発揮し、いいところが見せられるように頑張る。J１の新潟に対し、どれだけ戦えるか楽しみ。J１とJ２の違いは個人能力の差だが、そこを[３−３−３−１]の組織力で埋められたらよい。再開初戦で対戦する栃木にもロボのような力のある選手がいる。新潟戦で課題が出たとしても、それが栃木戦につながる」

以上