4月5日(火)AFCチャンピオンズリーグ2011 C大阪 vs 全北(19:00KICK OFF/長居)
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●レヴィークルピ監督(C大阪):
「みなさん、こんにちは。明日の試合ですが、我々にとっては非常に大きなチャンスであり、求める結果としてはただ1つ、勝利しかないと思っています。先週からこれまでの1週間、非常にいい練習もできましたし、全員が勝利という結果にこだわって戦わなければならないという高い意識を持って、明日は戦いたいと思います」
●キム ジンヒョン選手(C大阪):
「韓国語でいいですか?(笑) まず、Jリーグが震災の影響で中断に入っていて、ゲーム感覚を保つということでは難しい面もありますが、チームとしては練習試合をこなしながら、コンディションを保ってきたので、少しずつリーグ開幕の時よりは、コンディションが上がってきたと思います。韓国のチームとできるということで、当然ながらいつもいい準備をしていますが、さらに、自分としてはいい準備をして、勝ちたいと思います」
Q:震災の影響もあって、Jリーグの公式戦が中断していることもあり、試合勘の点について気になるところだが、実際はどう感じているのか?
●レヴィークルピ監督:
「おっしゃるとおりで、試合勘という部分で言いますと、公式戦ということで試合数の話をすると、非常にまだまだ試合の数が足りない状況だと思います。なぜならば、昨年から今年にかけて、4人のレギュラーの選手が入れ替わっているからです。そういったことを考えると、もっともっと本来は試合を重ねたかったところです。ただし、これまでの練習、練習試合を見る限り、明日の試合では非常にいいパフォーマンスが出せるのではないかという手応えは感じています」
Q:お二方に質問します。明日の試合は東日本大震災があってから国内で行われる最初の公式戦ですが、その辺りの意気込みをお願いします。
●レヴィークルピ監督:
「これはたまたまですが、私は今、本を書くということで、執筆の準備をしているところであり、今回の震災に際しても、その本の原稿に書いているところなのですが、こういった震災があった時だからこそ、私が思うには、日本という国が決して歩みを止めてはいけないと思っています。我々1人1人が自分のできることを続けていくことによって、国を前進させていくことが大事だと思っていますし、それが今回被災者の方々のために我々ができるサポートの1つではないかと思っています。1日も早くノーマルな生活に戻れることを祈りながら、その歩みの1歩として明日の試合を戦いたいと思います」
●キム ジンヒョン選手:
「自分にとってはどんなゲームも全く同じ公式戦ですが、やはり国内、震災後の初めての公式戦ということで、自分は外国人の立場ですが、ピッチで精一杯プレーして、被災された方々に少しでも勇気を与えられるように、しっかりと戦いたい」
Q:全北現代の映像などもご覧になったと思うが、相手の印象は?
●レヴィークルピ監督:
「常に韓国のリーグ戦ではトップを争うチームであり、さらに経験も豊富な、オフェンシブなチームだと思っています。ですから、明日の試合は両チーム非常に攻撃的に戦い合うゲームになるのではないかと思っています」
Q:(韓国人記者からの質問で)全北現代が今リーグ戦中で、8名の主力が来日メンバーから抜けていて、だいたい1.5軍のメンバーで来ているが、見ているビデオとは少し違うと思うが、明日のゲームプランはどう考えているのか?
●レヴィークルピ監督:
「C大阪というチームは、グラウンドに入ってゲームを戦う以上、常に勝利という結果にこだわって戦います。それは我々がどういったフォーメーションでプレーするかというのにも関係なければ、対戦相手がどういったメンバーで我々と対戦するか、こういった要素には全く関わらない、我々のポリシーです。韓国の全北現代がメンバーを変えられても、私はチーム力が落ちるとは全く思いませんし、逆に彼らと同じ強い気持ちを持って明日の試合に臨みたい。なぜならば、明日の勝利というのを本当に必要としている、そういう状態に置かれているからです。これは試合に臨むメンバーにかかわらず、C大阪は昨年から今年にかけて4人のレギュラーが変わっています。そういったなかで戦うわけですから、ベストのパフォーマンスを模索しながら、戦わなければ行けないと思っています」
Q:そろそろ桜の季節になりましたが、明日、開花する手応えはありますか?
●レヴィークルピ監督:
「実は桜は昨日開花しました。なぜならば、私の妻が昨日来日したからです(笑)。それは置いておきまして、明日は満開にしたい。C大阪のサポーターの方々にはぜひ花見に来てほしい。そのために戦いたい」
Q:キム ジンヒョン選手にお伺いします。相手は出身の韓国のチームということもあり、やりにくさはあると思うが、対戦についてはどう考えていますか? また、全北現代の印象は?
●キム ジンヒョン選手:
「ずっとACLに出たいと、昨年から思っていました。その頑張ったおかげというか、3位に入って、今季ACLに出場することができ、うれしく思っています。韓国人として相手の韓国人選手のいる韓国のチームに対するんですが、手を抜いてやるのではなく、逆にそれ以上の強い気持ちで、韓国のチームには絶対に負けないという強い気持ちで、100%以上の力で、全北現代に勝ちたいと思います。ただ、全北現代は強い相手であることは確かなので、強い相手に勝つにはいつもどおりのプレーをすることが、勝利につながると思っています」
以上
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