4月5日（火）AFCチャンピオンズリーグ2011 済州 vs Ｇ大阪（19:30KICK OFF/済州）
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●西野朗監督（Ｇ大阪）：
「日本の大震災を受けて、サッカー界が一時中断となっている国内の試合の中で、ACLについてはスケジュール通りに入っている。ガンバにすれば国内戦から少し遠ざかっている中での３試合目になる。大きな影響を受けない中で準備はしてきましたが、それでも、このところ厳しい公式戦を戦えていないという中での準備不足と言うか、感覚的なものはどうかなという部分で、多少不安なところはあります。ただ日本国内の他のチームに比べれば十分な状態で準備はできている部分もあるので、ACLの２戦目で黒星を喫しているという事も踏まえて，明日はベストゲームをしなければいけないし、しっかりした成果を出さなければいけないと思っています」

Q:久しぶりの実戦ということですが、それによって、戦術的に変化させるところはあるか。キーポイントは？
「確かに感覚的なものというのは…厳しい試合を天津戦以来やっていないですし、キャプテンも今年初めての公式戦を迎える。そういう中で、いくつかやってきた練習試合はありますが、チームの中でどうかというところも、こういう国際試合でスタートするということでは…多少の不安もあります。チームについては、主力に何人かケガ人が出たりした中で、少し入れ替えて調整してきたのもあります。感覚的な部分と言うのは全く違うと思います。国内の試合も違うと思うし、ACLの国際試合になると更にというところもあるし、そういう全体的な不安は多少は感じます。戦術的にどう変えるかは、それほど器用なチームではないので、アウェイだからアウェイの戦いとか、国内戦だからとか、相手によって戦術を変えるような器用さをもったチームではないですから。あくまでも自分たちのスタイル、今年やってきた戦い方をベースに戦います。もちろん、戦況によっては変えざるをえないとところもあるが、ベースは今やれているガンバのスタイルを出して行きたい。アウェイだからとか、現状のチーム力が変わっているからではなく、スタンスは変えずに入りたい。
キーポイントは、２戦目の天津戦でも体感しましたが、やはりこの東アジアのガンバに対する、日本に対する姿勢を強く感じたし、アウェイでの戦い方の難しさ、タフさもあり、スマートには戦えないし、理詰めで戦えない部分もあるなと感じています。非常にハードワークが強いられるし、局面の厳しさ、タフさを個々がもっておかないといけないと思っています」

Q:イグノ選手とキムスンヨン選手は、明日の試合ではどう使いますか？また、済州は今回初めてACLに出場する。チームの情報があまりないと思うがどう準備してきましたか？
「イ・グノに関しては先日の韓国代表の試合で皆さんが後半４５分みられたポジションに近いところでプレーできると思っています。スンヨンについては、今年加入してもらって、当初はオフェンシブなポジションでポリバレントな能力を発揮して、いろいろなポジションをこなせる選手です。右サイドや左サイド、オフェンスのポジションはすべてトライしましたが、逆に今はチーム事情の中で、オフェンシブなポジションとは違うポジションでトライしてもらっています。済州についてはACLの２試合の映像とKリーグの映像をすべて見ていますので、ある程度のチームスタイルとか戦術は把握しています」

●明神智和選手（Ｇ大阪）：
「こんにちは。ACLの予選３試合目、まず予選を突破するためにこの試合は非常に大事だと思っています。確かにアウェイですが、自分たちのサッカー、自分たちのプレーを貫いて勝点３をとって帰りたいという思いでいます。あとは、それ以外でも僕たちは日本を代表していろんなものを背負ってここに来ている覚悟がありますので、そういった意味でも是非、勝点３を獲りたいと思います」

以上