4月2日(土) 東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ
愛媛 0 - 0 岡山 (12:05/ニンスタ/2,303人)
■チカラをひとつに。―TEAM AS ONE― 東日本大震災復興支援 中四国J2クラブ合同チャリティーマッチ
☆J's GOAL チャリティーマッチ特設ページ
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●福田健二選手(愛媛)
「父が石巻市で仕事をしていて地震に遭いました。仙台に住んでいるのですが、電気は来ているけどガスがまだということで、ガスボンベや缶詰、トイレットペーパーなんかを送って、今は何とか生活ができています。僕らは被災していませんが、いつどこで起こってもおかしくないことなので、常に自分のことのように考えなければならないと思います。被災地の方は毎日何をするか考えることから朝が始まっていると思いますが、僕らには希望を与えることしかできないし、1人1人では小さなことだけど、パワーを送るというか、願いを込めるというか、難しいことではありますが。あとは物資を送ったり義援金を送り続けたりすることなど、1人1人ができることをやるしかないと思います。今日の試合に関しては、最後まであきらめないプレーをみんながやっていたと、僕は思います」
●東浩史選手(愛媛)
「(宮城県出身で)地元の人にはサッカーを頑張れ、と逆に励ましてもらいました。自分にはサッカーしかないし、サッカーで勇気を与えられたら、と思って今日はプレーしました。ただ、試合は引き分けてしまったので、勝って東北の皆さんを勇気づけることができなかったことは残念です。被災された地域の人はサッカーができる状況ではないので、今は普通にプレーできることに喜びを感じているし、感謝をしてプレーしなければならないと思います。その中で、今日は中盤での不用意な失い方などもありましたが、自分の持ち味でもあるドリブルや突破の部分で、少しはいいところもあったと思います。また、愛媛は宮城や東北からは遠い場所ではありますが、東北の皆さんのために義援金の活動をして下さったり、そうした協力はすごくうれしく思っています」
●越智亮介選手(愛媛)
「公式戦とは違いチャリティーマッチでしたが、試合は試合なので勝つためにプレーしようと思いました。ただ相手の3枚がきて、最初は難しいところもありましたし、そこは自分たちが中盤で落ち着かせることができればよかったと思います。今日はマイボールのつなぎ方や後ろからの組み立てに工夫が足りなかったので、次はゴールにつながるようにしたいと思います。ただ、チャリティーには意味があるし、自分たちも何か伝えられることがあると思うので、大事な試合になったと思います」
●川北裕介選手(愛媛)
「チームとしてはミーティングで先日の日本代表とJリーグ選抜の話もありました。サッカーで勇気を与えるということは難しいことですが、なぜあの試合が感動したかというと、必死だったということ。僕らにできることは必死でプレーするしかないし、それしか見せられないと思います。また、先日は徳島に負けていますし、チャリティーとはいえ連敗はできない。本番と同じ気持ちで勝とうと思っていたし、形にしたかった。徳島戦の修正という部分ではバランスも良くなったと思うし、次につながるサッカーだったと思います。でも、勝てていないし、次は勝ち試合を見せたいと思います」
●白谷建人選手(岡山)
「今日は、監督から言われていたんですが、前線からの守備を意識して激しくプレーしました。去年はできていたのに、忘れていた部分もあったので。自分自身も攻撃より、守備を意識していて、Jのチームをゼロに抑えることができたのは、いいことだと思います。ただセットプレーなどチャンスはあったので、決めないといけなかった。チームも今、いい意味でピリピリしてて『やらなきゃダメだ』という空気になっているので」
●仙石廉選手(岡山)
「今日はボールの動かし方というより、守備にべースがあって、どうやって奪って、どう攻めるかということを意識していました。その点ではできた部分が多く、もっと精度を上げていきたい。あとはボールを保持した時に、どうやって攻めるか、ということを詰めていきたいと思います。個人的には、横、ななめのパスが多かったので、例えば前に付けてテンポを出す、ということができたらなと思いました。芝の状態に合わせて、もっとパススピードを上げてもうちょっとボールを早く動かせたらと思いました。
(Q:リベロの竹田忠嗣選手とのバランスは?)
自分の位置からボールが越えたら、挟みにいこうと考えていました。タダシ君もインターセプト狙ってくれるんで、そのこぼれ球を拾う意識を持っていました。千明君(千明聖典)とも、やるべきことをやろうという感じで、ボールを持ったら、お互いにパスコースを作っておくよう確認していました。あとは、ロングボールが多いとリズムが出ないんで、もっとセカンドボールを拾うようにして、確実に味方にパスできるよう、2人でやっていきたいと思います。
(Q:無得点については?)
いい形で崩すことはできていなくて、セットプレーや高い位置で奪っての攻めが多い。それはそれでいいんですが、もっと意識的にゴールチャンスを作れるようやっていきたいですね」
●竹田忠嗣選手(岡山)
「今日のゲームで良かった点は、失点しなかったことです。最終ラインとGKの真子さんで集中してできたと思うし、中盤から前の選手もぎりぎりのところで身体張ってくれてたので、僕ら最終ラインがずっと集中しなければ上にあがっていけないと思います。今日は90分間、ゲームが落ち着く時間がなかったと思うんですが、愛媛がプレッシャーをかけてきても、うまくいなして、交わして、ポゼッションをしていく、ということができないといけない。今日は芝が良かったんで、逆にキックが不安定になったりしたのは反省点です。シュートは相手より少ないですが、惜しいシーンはあった。DFはがんばって失点しないで少ないチャンスをものにして、というのが僕らの勝ちのパターンですが、最近のゲームで相手よりポゼッション率が上回って、へんに色気づいて切り替えが遅くなってしまうと、負けてしまう。だから、去年を思い出して、今日は激しく行けた。ただどちらかを取るものではなく、両方をやっていかないといけない。
(Q:ボランチとのバランスについて)
ジョジマールの対応で3対1になるのがもったいなかったので、なるべく後ろで2対1にして、そうすることでコンパクトになるから、中盤もボールがとりやすかったと思う。最終ラインで取るよりは、廉(仙石)と千明を動かして、そこでボールを取り切れた方がいいと思って、ずっと声を掛けてました」
以上
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