3月29日（火）東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ 日本代表 vs Ｊ選抜（19:20KICK OFF/長居）
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●ストイコビッチ監督：
「明日の試合に対する期待ですが、我々は面白いサッカーを展開したいと思います。皆さんご存知の通り明日はチャリティマッチですが、お互いが勝ちたいという気持ちでいっぱいだと思います。ベストを尽くして明日は代表チームを破りたいと思います」

Q：明日はザッケローニジャパンと震災後初めての試合を戦う事になりますが。それについてどう思いますか？
「先ほども言いましたがベストを尽くして勝ちにいきたい。それは可能だと思いますし、勝利をするためにトライしたいと思います」

Q：先ほどフォーメーションを見ていたら、名古屋と同じシステムのようでした。その意図と、あとできればセンターフォワードはどちらが先か、ということを教えてもらえれば嬉しいのですが。
「フォーメーションとしては名古屋と同じ４−３−３でやりたいと思います。センターフォワードについては、二人、今日皆さんが見られた通り、カズとハーフナーマイクがやっていましたが、それは明日決めたいと思います。ただ他の選手ももしかしたら出る可能性はあります。全てのカードを見せるわけにはいけませんので」

Q:選ばれた選手をどう使い分ける予定なのか。特に被災地の選手たちは心身ともにコンディションが下がるように思うが、彼らに対しての配慮は？
「昨日選手とも話をしたのですが、明日は全員がプレーすると伝えてあります。個人的にはもちろんこの試合はチャリティマッチと理解していますし、被災地の方を、また多くの人々に助けになるようなプレーが出来ればなと思っています。
ディフェンスの方はいい選手が揃っているので、ある程度、私の中ではプランがあります。また仙台からきた二人の選手、梁　勇基、関口の二人の選手については前半か後半かはわかりませんが、先ほど言った通りに全員を起用したいと考えています」

Q：ユーゴスラビアでもかつて国が分裂するという悲劇を体験されました。今回日本でも質は違うとはいえまた違う悲劇を経験して、２回も悲劇を経験している。それに対してどう思いますか？
「私の祖国と第二の故郷である日本で、こういう被災を経験するというのは私の運命ではないかと思っています。ただ被災された方、本当にダメージを受けた方がいる、という最後の結果だけは同じであって、このようなことが二度と起きて欲しくないと私自身思っています。両者の違いといえば、私の祖国では内戦が起き、日本では自然の災害によって尊いたくさんの人命がなくなったということ。また内戦は人によって止める事ができますが、自然災害の津波は止める事ができません。では明日皆さんと一緒に試合を楽しみたいと思います」

以上