28日、震災後初めてのチームとして集合したベガルタ仙台。幾つかの窓ガラスにヒビが入るなど損傷を受けているクラブハウスでのミーティングの後、津波による被害が甚大な石巻市へ向かい、チーム総出の復興支援活動から、チームとしての活動を再開することになりました。
ミーティング後の手倉森誠監督コメントは以下の通りです。
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●手倉森誠監督(仙台):
「今日はフロントから、まずはクラブとしてボランティア活動から始めるという話の後、自分が選手に話したのは『間違いなく自分たちも被災チームだ』ということ。
被災地の中で、我々は期待をかけられている存在、立場。だから復興に向け、まず自分たちが先頭に立つという、被災地の当事者意識を持ってやらなきゃいけないという話をしました。
それと、使命感を持たなければいけないとも。Jリーグの中でも、自分たちがこれからとる行動、結果というものに対して注目が集まる。Jリーグを元気にして、日本を元気にするんだということをアピールする時に、我々のチームが一番元気でなくてはいけないという使命を感じてやろうと、選手には話しました。
幸いにもベガルタのチーム関係者、家族というところはみんな無事で、我々の痛みというのは、被災地の中では小さい方。でもやっぱり、より多くの犠牲を被った人たちの分、我々みたいな立場が、より力をそそいで日々やらなきゃいけないという話をしました。
今シーズン始まる時に、チームが『変わろう』という意味で、スローガンを『(V-)Shift』として、J1に見合うチームに変わるんだと話をしていた中、逆にJリーグ開幕から1節で中断となった中で、こういった災害が起きて、東北は悪い方に変わってしまった。この状況を変えようとする意欲、姿勢においては、開幕に向けて準備をしていた九州で注いでいた以上のパワーが必要になる。そういった覚悟も持って、選手たちも今日これから石巻に行くだろうし、被災地に行くことで、また厳しい現状を目の当たりにすれば、逆にパワーをもらって帰ってこられるだろうと思います。
何かを感じることによって出てくる力というのは、本当の力なんだという話をしました」
以上
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