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【東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ G大阪 vs 神戸】和田昌裕監督(神戸)記者会見コメント(11.03.27)

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3月27日(日) 東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ
G大阪 2 - 2 神戸 (13:03/万博/14,693人)
得点者:3' 佐々木勇人(G大阪)、4' 小川慶治朗(神戸)、29' 川西翔太(G大阪)、76' 都倉賢(神戸)

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●和田昌裕監督(神戸):
「まず、試合の方はなんとか追いつく事ができたので、ドローと言う形で終わりました。ただ今日は本当にたくさんの方に駆けつけていただいて良かったと思っています。私たちはガンバさんに声をかけていただいて今日の試合が成り立った訳ですが、とにかく震災が起きてからもずっとトレーニングだけは続けていました。もともとこういう時期にトレーニングをしていいのかということも考えたのですがやはり元気な場所から元気を発信する事が大事という思いもありましたので。そういう意味ではトレーニングを続けてきた中での週末の試合ということで、どれだけガンバに対してできるかなというのはありました。立ち上がりのミスでいきなり失点をしてしまいましたけども、落ち着いてからは、同点に追いつき、終始リードを許す形になりながらも、最後までしっかり戦った。ただ試合の中では、お互いそうだと思うんですが、まだまだミスが多かった。試合の再開もきまったので、あと1ヶ月弱ありますが、そこの精度をしっかりあげて、準備して行きたい。あとは、けが人も徐々に戻って来てくれそうなので、そういう意味では非常に今チーム内でいい競争ができています。とにかく今日は本当にいい雰囲気でゲームが出来た事に感謝していますし、たくさんの方にきていただいて、入場料を義援金として被災地に送れることも、わずかですけれども力になれたことを、嬉しく思います。これからも出来る限りの事を継続してやっていきたいと思います。今日は本当に…成功かどうかは分からないですが、こういう試合が成立した事を嬉しく思っています」

Q:今日の試合ではボランチにけが人が多かったこともあり、森岡、三原をフルタイムで使いました。狙いと評価を聞かせてください。
「いい部分もあり悪かった部分もあり、今日は90分我慢しようと。この二人で最後までやってもらおうと思っていました。ちょっと今日はどちらかというと慌てたというか、あまりプレッシャーがないのに慌ててパスをしてミスをしたというのがかなりあったので、そのへんはハーフタイムにも自信を持ってやりなさいと話した。もっともっとサイドに出たときのサポートの動きとか、もっと前線に飛び出す動きとか、もっともっと運動量が出てくれば更にこの二人は面白いなと思います。ボランチというポジションはイエローカードの累積だったり、ケガでいま何人かいないですけど、シーズン通してなかなかメンバーが決まりづらいポジションなので、そういう意味では二人にとっても90分出れたのは非常に大きいことだと思いますし、まだまだ可能性をもった選手だと思うので、もっとやれるとは思っています」

Q:ホジェリーニョがJ1相手にどれくらいやれるのかというのはあったと思いますが、監督の評価は?
「出来た部分もあり、もう少しやってほしいなというところもあり、ただ彼から出てくるパスは非常に精度が高いので、そこは信じて味方も反応してやるということがこれからもっともっと大事になってくると思います。あとは日本の切り替えの速さとか、そのへんを攻撃を通じてもっともっと馴染んでくれればと。J1の厳しさやレベルの高さというのに、こういう試合を通して慣れてくれたらいいなと思います。今日はFKとか見せ場もあって期待したが少し…フィットしてなかったかな。あと、今日はうちの選手が最後までピッチに馴染めなかったかなと。転がりづらい芝生の状況であったせいか、滑っている選手もいたし、そのへんが90分通してピッチに馴染まなかったかなという思いは少しあります。まだまだ準備は出来ると思うし、もっともっとチームメイトが彼のプレースタイルを吸収していけばさらに活きてくるかなと思います」

Q:和田監督ご自身も16年前に震災を経験されていますが、改めて被災者の方たちにいまどのような思いをもっておられるのか。
「徐々に状況はいい方向に向かって来ているとは思うんですが、ただ、避難所によっては物資が届いたり、届かなかったり、本当に厳しい苦しい辛い毎日を過ごしていると思います。これからちょっとずつ落ちついていけばいろんなことが分かり出して、もっと辛い思いを持つ事もあるかもしれません。ただ、少しずつ被災地に人が入れるようになって、少しずつ復興に向かって進んでいっていると思います。そう簡単にはたどり着かないと思いますが、まずは被災地の方が前を向いて一歩一歩、歩いて欲しいなと思います。立ち止まり、下を向いてしまうとなかなか元気を取り戻せないですし、そうならないよう僕らも何とか元気を出していただけるよう、何かいい発信を関西からできればいいと思っています。日本中、世界中が被災地に対して一日も早い復興を願っていますし、そういう流れもある。出来る限りのサポートをこのサッカー界、スポーツ界でして行きたいと思っているので、是非希望を持って前を向いて頑張って欲しいと思います」

以上
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