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【J2日記】岡山:岡山の心も東に向いています(11.03.15)

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東日本大震災の被災地の方々に向けて、ファジアーノ岡山の監督、コーチ、選手からのメッセージです。

●福島県いわき市出身の影山雅永監督。
「東北地方太平洋沖地震により被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
東北・関東地方が、このような甚大な被災を受けたことに、大きなショックを受けております。
一人でも多くの方の救出を願うとともに、亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
被災された方に勇気を与えることがサッカーを含むスポーツ界の使命。被災地の復興、復旧に向けて、良いプレーをすることで被害に遭われた方々に少しでも勇気づけられたらと思います。
3月中の試合は中止となりました。そのことで気持ちが切れることのないよう、いつでも良いプレーができるようしっかりと準備をしたいと思います。まだどうなるかわからない状況が続いています。『日本は大丈夫なんだ』、ということをサッカー、Jリーグからも伝えていきたいと思っています。
東北・関東の子どもたちが、再び未来に夢を抱くことができますよう願っています」

●茨城県坂東市出身の眞中幹夫コーチ。
「現在、食料がまったくない状態だということを聞いています。これからもっと大変な状況が待っているのかもしれません。ここにいる自分にとっては、とにかくしっかり仕事をすることが使命だと思っています。元気を与えていけたらと思います」

●茨城県坂東市出身の後藤圭太選手。
「仲のいい選手に電話して、無事を確認しました。電気や水道などライフラインの途切れた生活についても聞きました。いろんな人のブログやツイッターから『自分のできること』を考えているのを感じます。今、僕が助けに行くことはできませんが、呼びかけたり、自分にできることから応援していきたいと思っています」

● 小学2年生の時、大阪で阪神淡路大震災を経験した田所諒選手。
「自分が小さい頃体験した、同じ思いを被災地の子どもたちが味わっていると思うと悲しいです。僕らが力になれることが、今はないかもしれませんが、ひとりでも多くの人の命が救われるよう、岡山から祈っています。試合が再開したら、『みんな一緒に頑張ろう』と訴えかけられるようなプレーをしたいと思っています。今はサッカーを頑張ることしかないと思っています」

●自身のブログで応援メッセージを発信した西原誉志選手。
「今僕らにできることは限られていますが、被災地の方々には『ひとりじゃない』ってことを感じていてほしいです。被災していない僕たちがやること、やるべきことは、サッカーを頑張ることだと思っています。みんなが元気になるように、限界までサッカーをし続けます」

メッセージをいただいたのは、3月15日(火)午前。なおファジアーノ岡山のクラブ関係者の家族の無事は確認されました。

以上

【J2日記】のバックナンバーはこちら


2011.03.15 Reported by 尾原千明
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