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【J1:第1節 G大阪 vs C大阪】G大阪側プレビュー:「関西の雄』としてのプライドに賭けて、ただひたすらに、勝ちに行く。(11.03.05)

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3月5日(土)J1 第1節 G大阪 vs C大阪(14:00KICK OFF/万博チケット販売はこちらリアルタイムスコアボード
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ガンバ大阪が、05年以来の『タイトル奪回』を明確な目標に掲げた2011年J1リーグ戦が、5日、ホーム・万博記念競技場で幕を開ける。相手は、同じ大阪を本拠地とする、セレッソ大阪。言わずと知れた因縁のライバルだ。C大阪がJ1に復帰したことで昨年、4年ぶりに再開した『大阪ダービー』では、G大阪が1勝1分と勝ち越し。04年から続いて来たJ1リーグでの『ダービー不敗』記録を9に伸ばした。

その数字からも分かるように、近年は『関西の雄』として、圧倒的な強さを示して来たG大阪だが、昨年の2試合については内容的に苦しめられたのも事実。04〜06年まで7-1や6-1など大差をつけて圧勝してきたこれまでの『大阪ダービー』とは一転、1点を争う僅差の試合となった。だが、昨年のJ1リーグをG大阪が2位、C大阪が3位と揃って上位を占め、ACL出場権を手にしたことを考えれば、接戦が繰り広げられたのは当然のこと。今季もJ1リーグに先駆けて開幕したACLの戦いでともに白星発進した中で、熱く、激しいダービーマッチが繰り広げられることは間違いない。中でも共に自信を持つ『攻撃力』のぶつかり合いは、今対戦の最大の見どころ。もちろん、昨年、J1最多の得点数を数えたG大阪だけに、またホーム戦だということを考えても、C大阪以上に攻撃力、得点数で上回る準備はできている。あとはそれをピッチで示すのみ。西野朗監督は言う。
「お互いに先制しておさえていくタイプではないし『更に、更に!』という意識が高い中で、きっかけが早ければ点の獲り合いになるという展開もあり得る。ただ、“殴られても、殴られても、殴り返す”というスタイルではなく、ボクシングの長谷川穂積じゃないけど、殴り続けて美しい顔で戦いを終えることが理想。失点は0にしつつ、そういう展開を期待したい。思い切り結果に拘って、勝ちに行く」

注目はFWアドリアーノ。昨年は期限付き移籍でC大阪に在籍し、14ゴールを挙げた選手だ。今節は“古巣”相手の戦いということや、直近のメルボルン・ビクトリー戦然り、前線のコンビネーションがより充実を見せていることからも爆発が期待できる。本人にしてみれば、C大阪は来日のきっかけをくれた特別なチームではあることに違いはないが、「そうした感謝の気持ちとプレーは別」ときっぱり。メルボルン・ビクトリー戦での移籍後初ゴールを弾みに、G大阪でのJ1初ゴールを虎視眈々と狙っている。
「セレッソにはたくさんの仲間もいるし、仲のいい友だちもいる。クルピ監督は僕をいろいろな面で助けてくれたし、そうしたみんなに支えられてこそ結果を出せて、ガンバにも来ることが出来た。そういう意味では深く感謝しています。……ですが、はっきり言います。セレッソには負けません。友だちは友だち、試合は試合。皆さんにはまだ内緒ですが(笑)、セレッソの守備に対する攻略のイメージはできているし、自信をもってピッチに立てる。セレッソにも清武や乾をはじめ、09年に僕が在籍していたヴァスコで一緒にプレーしたFWピンパォンら、質の高い選手はたくさんいますが、ダービーですし、2011年の最初のリーグ戦ですから。ガンバの仲間とともに、白星という結果を獲りに行く」(FWアドリアーノ)

そのFWアドリアーノをより効果的に活かすべく、G大阪の攻撃の生命線ともいえるボランチのMF遠藤保仁も先のメルボルン戦に71分まで出場し、徐々にコンディションをあげている。3日の練習は非公開で行われたため詳細は明らかにされなかったが、本人の言葉を聞く限り、C大阪戦での先発は濃厚。MF武井択也とのダブルボランチで、中盤を、ゲームそのものを落ち着かせながら試合を動かしていくことだろう。
「まだ完璧じゃないけど、ゲーム感は戻りつつある。メルボルン戦ではセットプレーは他の選手に任せたけど、徐々にボールを蹴り始めているし、蹴る回数は増えて行くと思う。ただフタ(二川孝広)もいいボールを蹴られるので、そのへんはお互いが得意なところを活かして蹴れば良いと思う。C大阪は個々のレベルが高い良いチーム。前線の選手をいかに気持ちよくプレーさせないかが大事。極力自分たちのペースで試合を動かせるようにやっていきたい。去年の戦いからも、簡単に勝てる相手でないことは分かっている。ただ、どういう内容でもあれ、勝つことが大事。ダービーとしてだけではなく、34分の1の試合としても、負けられない。お客さんもたくさん入って盛り上がるだろうし、楽しみです」(MF遠藤)

遠藤の言葉にもあるように、チケットはほぼ完売。ガンバファンのみならず、関西サッカーファンの注目を一心に集めての戦いになることは間違いなさそう。その多くのファンを前に『大阪にガンバあり』という姿を示すためにも、目指すのは白星。ガンバ大阪はただひたすらに、勝ちに行く。

以上

2011.03.04 Reported by 高村美砂
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