本日、天童市内にてモンテディオ山形の新加入選手記者会見が行われました。会見での出席者のコメントは以下のとおりです。
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(1)はこちら
●牧内辰也ヘッドコーチ
「皆さん初めまして。牧内です。どうぞよろしくお願いします。温かく、そして情熱的な、粘り強いサポーターの皆さんのもとで仕事をできることを大変うれしく、また光栄に思っています。チームの成績達成のため、そしてここにいる選手たちがグラウンドで躍動感をもってプレーできるように、全力を尽くしてバックアップしたいと思いますので、ぜひよろしくお願いします。今日はありがとうございました」
●川島大地選手
「こんにちは。鹿島から期限付で移籍してきました、川島大地です。ポジションはミッドフィルダーをやっています。モンテディオ山形のために全力でプレーするので、応援よろしくお願いします」
●大久保哲哉選手:
「アビスパ福岡から移籍しました大久保です。長いのでジャンボと呼んでください。まず、山形に住むことと山形でプレーすることに、自分としては感謝の気持ちでいっぱいで、東北で住むことは初めてなので、まずは慣れて、そしてチームの勝利に貢献できるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」
●ウーゴ選手:
「おはようございます。ウーゴです。ポジションはディフェンダーです。山形に入れてとても光栄です。仲間と一緒に戦っていい順位まで行き、チャンピオンズリーグまで行って勝ちたいと思っていますので、よろしくお願いします」
●エルサムニー・オサマ選手:
「初めまして、オサマです。監督、クラブ関係者、スタッフのみなさんには、この山形でプレーする機会を与えていただいて感謝しています。チームの力になれるようにプレーするので、応援よろしくお願いします」
Q:モンテディオ山形をどういうチームだという印象を持たれていたでしょうか? そしてその中で、どういうプレーで自分は貢献できると思われますか?
●川島大地選手:
「スローガン(「粘強」NEZZUGU)に掲げられていたような、粘り強いというイメージがすごくあります。そのなかで自分が求められているのは得点に関する部分だと思うで、そういったところで貢献していきたいと思っています」
●大久保哲哉選手:
「僕は2008年にアビスパでプレーしたときに、山形が10人になったんですけど1-0で守りきられた試合(第39節)がすごい印象に残っていて、チーム全員で必死に頑張るというイメージが一番強いです。あと、自分が生きるところはペナルティーエリアの中での仕事と献身的な守備、そことチームを盛り上げることでチームに貢献していきたいと思います。頑張ります」
●エルサムニー・オサマ選手:
「山形はアットホームなイメージがあるんですけども、雰囲気がよくて、ものすごい楽しみです。自分は得点のところを全面に押し出してプレーしたいので、そこでチームの力になりたいと思います」
●ウーゴ選手:
「まだチームのプレーは見たことがないのですが、監督が言うようにディフェンスの場面で頑張りたいということと、自分の得意なところでヘディングとゴール、それと失点をしないことで頑張りたいです」
Q:山形からのオファーを受けて、ここに来る決断をした理由を教えてください。
●牧内辰也ヘッドコーチ:
「ひと言で言いますとチームワークですね。選手はもちろんそうですけども、フロント、コーチングスタッフ、あとサポーターの方、今話もありましたけどすごくアットホームで、すごく前向きなサポートをしてもらえるという印象を受けました。それとクラブ自身が地域に根ざした活動をして、実際それを現実的なものにしているということで、自分自身の考えですとか、小林監督から話を聞いたなかでもすごく気持ちが一致したということが大きいです」
● 川島大地選手:
「僕は昨年、前十字(靱帯)を怪我しまして、1年通してプレーすることができなかったんですけど、怪我する前と復帰した後でなかなか自分の力が足りなくて試合に出ることができなかったんですけど、そういったなかで練習試合とかを見ていただいて、自分の力をすごく必要としてくれているというところにまずひとつ感謝の気持ちを持ちました。ここに来て環境を変えて、また新しくチャレンジしたいなという気持ちがあったので、山形に来ることを決めました」
●大久保哲哉選手:
「僕は単純にプレーしたかったチームだったので、オファーがあった時点ですぐ決めました。それと、昨年J1に昇格して、J1でプレーしたかったので、その機会が与えられて本当に感謝しています」
●エルサムニー・オサマ選手:
「練習に参加させてもらったときの雰囲気と、後は小林監督の下でプレーしたかったので決めました」
●ウーゴ選手
「自分はいろんなところでプレーしてきて、日本に来る機会が与えられました。Jリーグのあちこちに選手として仲間たちがいるので、日本の大会はしっかりしていていい大会なので、その機会が与えられて行きたいと思いました。それに挑戦が好きなので、これも新たな挑戦なのでここへ来ました」
Q:大久保選手は先ほど「プレーしたかったチームだ」とおっしゃいましたが、その理由と、オサマ選手は小林監督のもとでプレーしたかった」と思われた理由を教えてください。● 大久保哲哉選手:
「それはやはりサポーターのみなさんの熱い声援だったり、福岡も非常に熱いサポーターもいましたし、一昨年、山形(NDスタ)でプレーしたときにそれを感じたので、それが一番の理由です」
●エルサムニー・オサマ選手:
「小林監督のもとでプレーした若手のフォワードたちの成長を見ていたので、僕もいろいろ学びたいなと思ったからです」
Q:大久保選手に伺いたいのですが、長谷川選手と2トップを組んだ時に、J1のなかでもっとも合計身長が高いツインタワーが実現します。それはどのような利点が発揮されるでしょうか?
●大久保哲哉選手:
「そうですね…、お互い自分の長所を出していければ。ハセも僕も柏で一緒にやっているんですけど、センターフォワードですけどサイドに流れたり、足元も器用な選手だと思います。自分もペナルティーエリアの中だけじゃなく、サイドに流れて攻撃の起点になったりだとか、あとは前からの守備だったりというところで、そうなった場合にお互いの長所を活かしていければいいと思います」
Q:もう1点、大久保選手に。少年時代にジャニーズに所属していたということですけど、昨年いたイケメンの田代選手に代わって女性ファンを獲得できる自信はありますか?
● 大久保哲哉選手
「ないです」(場内・笑と拍手)
Q:監督か中井側さんかどちらかに伺いたいんですが、今年の外国人をブラジル人にするという理由はどんなところでしょうか?
●中井川茂敏GM:
「昨年度は韓国籍選手(3人)と、その前はブラジル国籍ということですけども、もともとブラジル人選手で外国籍選手はやろうという話はしてましたので、昨年はちょっといろんな問題があって急遽韓国籍にしたというところがあります。今年はもう最初からブラジル国籍にしようということで、強化の人間がブラジルに行って3週間以上、4週間ぐらい、いろいろと見てきたということで、いろいろな情報を集めながらやってきたということがあります。やはり、日本のサッカー、技術的なところのある選手ということで、ブラジル国籍選手のほうがいいかなともともと話をしてましたので、そういった意味で、このチームになんとかブラジル人選手を来させたいというようなところで採用しています」
●小林伸二監督:
「いろいろな選手がいると通訳がたくさん要るんですね。予算的な問題もありますし、ベンチにコーチ以外の人を入れなくちゃいけなくなるとちょっと不安なので、できるだけひとつの言葉ということで、今回はブラジルの選手にしました。昨年もブラジルの選手を獲るように12月の末まではなってましたけど、ちょっとしたことで来れなくなったんですね。で、2番手に韓国の選手のセンターバックを押さえていたので、そこで思いきり切り替えて、昨年は韓国の選手でやると。当初のチームが、若い選手を伸ばしていくというところでいくと、(キム)ビョンスクにしても随分伸びてきたし、(キム)クナンもそうですし、(ハン)ドンウォンも変わってきたと思うんです。ただ、それと同じぐらいに日本の選手が伸びてきてます。そういうことを考えると、もうひとつ、レベルが高いというより、個で何かができてチームに貢献できるということを考えると、どうしてもチームの貢献度が高いということをもともと思ってましたので、今回そういう形で、急遽変わったようにも思えますけど。狙っているのはずっと同じで、今年は少し、そういう意味では、チームをレベルアップさせてくれる選手ということでブラジルの選手を選びました。それと、身長が高そうで、田代、(増田)誓志とかが離れると背が低くなるんですね、随分。そういうことも含めて、少し背が高い選手も欲しいなあということで、そういう意味では両ブラジル国籍の選手に関しては背が高いということと、先ほど言いましたように、両方左利きなので、ちょっと右側と左側の攻撃とうまく機能させることができるかなということで、今回、切り替えさせていただきました」
Q:ベガルタ仙台とのみちのくダービーについてですけども、昨季は1勝1敗という成績でした。向こうもかなり派手な補強をしているようですが、今季の目標、意気込みなどあれば教えてください。
●小林伸二監督:
「まずですね、昨シーズンのフリーキックの失点が4点なんですね。その2点を梁選手にやられているんですね。ということは半分、やられて流れを変えられているというふうに取ってもいいと思います。ですから、そういう意味でもリスタートというのは大事だという部分と、そういう守備というところをしっかりとやらなくちゃいけないなと今年も含めて考えたいと思います。あとはですね、新しい選手がたくさん入ってきたり、どっちかというと、ネームバリューがあればすなわちいい補強だったり、強くなるという方向に見がちですけど、なかなかそれって比例しないことがあるんですね。まず、たくさんいてもメンバーは11人なんで、出る人が11人だということと、すごくライバル視が強くなって、結果が出るといいんですけど、出ないとすごく自己主張が強くなって、ものすごく難しいチームにもなるんですね。そういう意味では、大変な仕事をせざるを得ないというところもあると思います。うちはそういう意味では、うまく流れに乗ってると思いますね。
チーム一丸というところだったり、粘りだったりというのは、昨年のワールドカップで日本が世界に打って出るときに、今まではそういう言葉が日本代表にはなかったんですね。やっぱり守備をしなくちゃいけないんだ、粘り強くしなくちゃいけないんだというのは、あれ以来出てきているんですね。ですから、攻撃と同時に守備もできる。今は攻撃と守備の境目がないような状態でサッカーが進んでいってると思うんですね、世界的に見ると。昨日の試合(AFCアジアカップ 日本vsカタール)もそうですよね。守備もきちっとやるけど、攻撃だって落ち着いてボールを運んでいく。でも、決定的な仕事っていうのは、走っているってことですね。バックラインの裏に飛び出してるということが大きなポイントになっていると思います。それはボールを回しても難しい。それは持ち出すか飛び出してボールをもらうかっていうところが、大きな分かれ目になっているような気がするんですね。
そういうことを教えられればいいなという事と、スペインが前回、ワールドカップで優勝しました。スペインという代表チームがあって、その代表チームをマネして、今、世界一のスペインができたのか。今までの歴史あるスペイン代表をマネしてそのままそのスペインが世界一になったのか。いや、もっと前のユースの時にやっているものがだんだん必要があって、今の代表になって世界で勝ったのか。さて、どっちでしょう?という質問をスペインの指導者から受けたんですね。要は、世界的にサッカーが随分変わってきた時に、30歳の人よりも、ひょっとしたら15歳の人のほうが技術は高いと言えるような時代になってきています。それは日本でもそうなんですね。自分のストロングを持っているんだけど、ベース的なものがないとストロングが目立たないし、ある一定のベースがないとストロングが目立たない時代になってきているんです。私たちの時代は、『走ればいい』とか『強ければいい』と、ひとつすごく長けていれば通用してたんですけど、今はなかなかそういうだけでは通用しない時代になってきているんです。となると、若い選手のほうが可能性もあるし、若い選手のほうが技術があるんです。それを戦術に結びつけていくっていうのは、選手もそうですけど、私たちの仕事もそうだと思うんですね。ぜひ、我がチームはいいチームになって、いいチームにはいい選手がいるんだっていう…。いい選手がいていいチームになるのではなく、まずはいいチームになること。いいチームになると、個人を見るといい選手がいるんだというところから、このなかから代表の選手が出ていければいいなと、私は夢を見ています。
仙台の補強とうちの補強は少し違うかもしれない。ただ、強くしたいというのは間違いないんですね。そういうところで、昨年、1勝1敗だったので、今年も五分だったら叱られるので(場内・笑)。初めて、『結果がすべてだ』そうだねっていう応援の垂れ幕ももらったし(場内・笑)、『やっぱり仙台とは…』というふうに思いました。今年はいい準備をして、皆さんによろこんでもらえるようなダービーにできればいいなと思います。
それと新潟とのね、北信越ですけど隣のダービーとしてもうまく惹きつけられるとサポーターの方の数も増えるのかなとも思うので、ぜひご協力よろしくお願いします」
(3)へ続く
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