本日、天童市内にてモンテディオ山形の新加入選手記者会見が行われました。会見での出席者のコメントは以下のとおりです。
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●川越進 社団法人山形県スポーツ振興21世紀協会理事長:
「みなさん、おはようございます。天気はいいんですけどちょっと寒いなか、大変大勢のみなさんからお出でいただきましてありがとうございます。今年1年、よろしくお願いいたします。
今日は5名の新加入選手のうち4名、併せて新加入のスタッフ1名をこのように紹介することができました。大変うれしく思います。このたび加入する選手すべてが即戦力であります。2011年シーズンの活躍を確信しておりますし、また、山形の地に根ざして生活を楽しんで、山形県のためにさらに働いていただければ大変ありがたいと考えております。
外はまだ雪があり、厳しい環境のなかではありますけれども、選手諸君にはこの環境に負けないで、モンテディオ山形のサッカーをさらに成熟させるように最大限の努力をして欲しいと思っておりますし、山形県民や多くのサポーターの皆さまに喜びと感動を与えてくれるはずだと確信をいたしているところでございます。
次に私個人的な思いを述べさせてもらいますと、山形の地に生きるモンテディオ山形というチームに、このたびの新加入に際しまして、山形県人の地が流れている選手(船山祐二選手)を迎えることができまして、大変うれしいというふうに思っています。また、今回は残念ながらアカデミーからの昇格や山形県出身選手の加入は叶いませんでしたが、私どもはこれからも県内の育成世代の強化に努めまして、第2、第3の秋葉勝を輩出できるよう精一杯頑張りますので、クラブへのご支援、よろしくお願い申し上げたいというふうに思います。
本日は大勢のサポーターの皆さまにもお出でいただいております。新しい力を覚えていただいて、いろんな場所でお話しいただき、モンテディオ山形の話題が街にあふれるようになりますよう、報道関係の皆さま、そしてサポーターの皆さまの力をいただきたくお願いを申し上げます。試合会場での応援、今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。本日は大変寒いなか、ありがとうございました」
●中井川茂敏 ゼネラルマネージャー:
「みなさま、おはようございます。お集まりいただき、本当にありがとうございます。やっと新しいシーズンが始まるということで、心新たに選手、スタッフ一丸となって戦っていきたいと思うので、よろしくお願いします。
今シーズンの補強のポイントをお話しさせていただきます。まず、新しいスタッフが加入しております。小林体制4年目ということで、また新しい大きな力が加わってくれたということで、ヘッドコーチに牧内君に来ていただきました。実績、経験、十分な人間です。人間性も素晴らしいものを持っています。本当に新しい力を準備して、チームとしてさらに活性化を図るということをやっていただけるんじゃないかというふうに期待しています。
選手のほうですが、全体的な補強のポイントとしては、選手層を厚くするということを昨年からやってまいりましたので、今年もまた継続して選手層を厚くするということを考えてまいりました。今回はどの選手が出場しても高いレベルでゲームを維持できるという選手が30名そろったと思っています。また、そういう意味では競争も激しくなるということで、チームの活性化にもつながってくると考えられると思います。あとは、質が上がるということで、全体的なプレーの質、精度の質、そういったもの、個々人のレベルも上がってくるというところの狙いで選手補強をしたというところです。
それから個別に見ると、ひとつ大きな点は、さらなる守備の安定というところ、ここを狙っているということです。やはり昨年の失点シーンなどを見ると、ペナルティーエリア付近での球際の弱さ、そういったところで失点しているというところがありますから、そういったところをどうやって埋めていくかということです。そういう意味では、ディフェンダーに経験豊富な、ヨーロッパでもう10年プレーしているウーゴ選手を迎えて、さらなるディフェンス陣の強化を図っていくということになります。
もうひとつは得点力アップということです。これもフォワードの大久保選手、ジャンボが入ってくれましたので、高さ、そして見るからに不器用に見えますけど、意外に器用ですから(場内・笑)、しっかりした選手です。必ずや、そういうところで力になってくれる。また、オサマ選手も若いですが才能豊か。そしていろいろな形で点に絡めるということで2人が入りましたので、現状の選手を含めて競争をして、ぜひいい結果を出してもらえるのではないかなと期待をしております。
また、得点についてはフォワードの選手だけじゃありません。やはり2列目の中盤の選手がどれぐらい得点に絡むかということが大事になってきますので、そういう意味で船山選手、川島選手、技術的にもしっかりしてます。得点にも絡める、パスも供給できるというところで補強をしているということ。また、今日まだ発表をしておりませんが、ブラジル人のミッドフィルダーを1人補強するということで、そういう方向で今進めているということで、中盤の層を厚くしたというところであります。
以上、補強のポイントでございますが、今年も全員で粘り強く戦う、そして組織で戦う。個人個人が100%の力を出せる準備をきちっとやって、山形のために戦うという気持ちをもって戦っていくということですので、山形のために戦ってくれますね?ジャンボ。大丈夫ですね?(突然のフリに大久保選手が慌て、場内・笑)。こういう選手が全員そろってますので、やってくれると思います。ひとつ今日、船山選手が欠席したと。山形に来てるんですが体調不良ということで、お詫びを申し上げます。ただ、プレーはきちっと力を出してくれる選手だと思っていますので、ぜひ新しい選手にもご声援をお願いしたいと思います。よろしくお願いします」
● 小林伸二監督
「みなさん、おはようございます。今日は本当に寒い、足元の悪い中集まってもらいまして、ありがとうございます。緊張した部分と、たくさん駆けつけてもらったのでほっとした気持ちで、うれしくこのスピーチができるかなと思っています。それと、先ほどGMのほうからありましたように、昨シーズンを振り返った時、怪我人が出た時にどうしても補いきれないポジションのところを、全体的にうまく埋めてもらったと感じています。後は、左利きの選手が、宮沢と……かなり年取ってるんですけど(場内・笑)、頑張ってくれてる選手と、石川もだいぶ年取ってるんで(場内・笑)、左はかなり大事なところを占めてるんですね。そういう意味では、今年の選手の大部分が左利きだということで、そういうことも本当に探してもらいました。新しい(未発表の)選手も実は左利きの中盤の選手で、そうですね、11人でキーパーは両方として、右側に右利きが5人、左側に左利きが5人いてもいいのかなというようなことができるようなチームにもなると思うので、今年は楽しみにしてください。
私も(山形就任)4季目になりました。今までの監督業のなかで、同じチームで4年目というのは今までないので、大変幸せに思っています。それと、一番怖いのは、慣れてきて惰性にならないように、今年はさらにチョーさん(長島裕明前ヘッドコーチ)に輪をかけたように真面目な牧内コーチを招聘することができまして、随分、昨年はチョーさんに甘えたんですけど、今年は少し甘えないようにしようと思っています。
今日は病気で船山選手がいませんけど、どうも船山選手は山形の血が流れているということで、すごく昨年から狙いをつけていたんですね。今日会えるのを楽しみにしてたんですけど、どうもあまり山形に合わないのか(場内・笑)、インフルエンザの後に腸炎か何か罹ってるみたいで、キャンプに間に合うように、それまでしっかり休めるように、今日は欠席させました。
あと、田代、増田がいなくなったので、代わりに十分やれる、得点力ですね。ペナルティエリアの中の得点力ということでは長けている大久保選手、オサマ選手については1トップでも2トップでもトップ下もできるような、いろんな可能性を持っている若い選手というのもいます。川島選手については、左利きの、左サイドの突破というところが、うちは足らないところなので、それを彼は十分補ってくれるというふうなことを狙っています。あと最後にセンターバックですけど、日本人のセンターバックとして、非常に優秀なセンターバックが実は育ってきました。ちょっとずつ、よそのチームから声をかけられるようなことになってきています。ですけど、一生懸命やるんですけど、振り返ると約10試合で、2ヵ月でメンバーをイジらないと参ってしまうんですね。体がちょっとおかしくなったり。なかなか1シーズン、コンディションを維持して戦ってくれない。それが(他選手の力を)伸ばす結果にもなったと思いますけど、安定した部分の選手を入れて、さらにセンターバックのポジション獲りの競争をさせてあげたいなと思います。通訳は昨年は韓国だったんですけど、今年はブラジル人選手がいますので、(名前の)最後のほうはちょっと覚えてないんですけど(※通訳:宮本シケイラ ラファエルさん)。宮本君ということで(笑)。
(J1で)3年目に入るということで、昨年は勝点42まで行きました。今年は勝点50にしたい。30、40、50としていきたい。50をだいたい見ていくとですね、10位から……真ん中ぐらいなんですね、7位、8位というところを目指したい。昨年10位を目指して10位に入れないのに図々しいんですけど、今年は7位を掲げて、7位から賞金がありますので、賞金が獲れるように頑張っていきたいと思います。そのためにも、新しい選手と、この2年で随分選手が伸びてきてくれていますので、そことの切磋琢磨で、その目標に向けて勝ち進んでいきたいと思います。昨年振り返った時に、天皇杯、ナビスコカップ、思った以上に勝てました。それは振り返ると、選手が固定された選手じゃないんですね。天皇杯で川崎F戦でもほとんど(リーグ戦に)出ていない選手が出たり、ナビスコカップもいろんな選手が出たなかで、少しずつ勝ち取っているということになるんですね。一昨年よりも昨年のほうが選手の層が厚くなってきているんですね。それと、J1で少し表現できるようになってきたと言えると思いますね。それに、今回の選手はもうひとつレベルが上がる選手が入ってきましたので、おそらくレギュラーを獲るというところで競争が出てくると思うんですね。そういう意味でも、切磋琢磨で頑張ってくれればいいなと思います。
緊張する部分と、今日から始まるというところで、ぜひ1年後にいい報告が皆さんの前でできるように頑張りたいと思います。“ねっづぐ”応援してください。よろしくお願いします」
(2)へ続く
J’s GOALニュース
一覧へ【2011シーズン始動!】山形:新加入選手記者会見でのコメント(1)(11.01.22)
挨拶で今年のスローガンである「粘強」(NEZZUGU)を使い「“ねっづぐ”応援してください」語った小林伸二監督。
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