本日、甲府市内にてヴァンフォーレ甲府の新監督・新加入選手記者会見が行われました。会見での出席者のコメントは以下のとおりです。
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●海野一幸社長
「J1に再昇格といいますか、復帰をいたしました。多くのサポーター、ボランティア、行政、スポンサー、マスコミの皆さんに支えられて昇格できたと思っています。今月の29日でヴァンフォーレ甲府存続の危機から10年となります。この間、一歩一歩でありますが成長、進化をして2度に渡ってJ1昇格が出来ました。前回の昇格は幸運に恵まれた部分もありましたが、今回は体制を立て直して上がるべくして上がった。今回はJ1に残留をして定着できるチームになりたいと考えています。しかし現実を見るとこのクラブは未熟な部分が多い。優先的にトレーニングが出来るグラウンドを2つ確保してありますが、自前の施設ではありません。クラブハウスも欲しいし、選手寮の改修もしたい。この辺についても対応していきたい。今年のテーマは「団結、挑戦、飛躍」として「ここから続く、喜びのために」という副題をつけました。4シーズンぶりにJ1の舞台に復帰した甲府ですが、目標であるJ1定着を目指して甲府に関わる全ての人が団結して日本のトップリーグであるJ1に挑戦する。更には一つでも上の順位を目指して飛躍するという意味をこめて団結、挑戦、飛躍という言葉に決めました。副題については、このような小さなクラブがJ1に居続けることの喜びを感じながらその先にあるものを信じて戦い続けようという意味が込められています」
●三浦俊也監督
「(佐久間GMの)長い話のあとですので、私の方からは短めに話をしたいと思っています(笑)。甲府からオファーを頂いたことを素直に嬉しく思っていますし、感謝しています。昨年の12月に海野社長とお会いして、クラブ存続の危機以降の甲府の歴史を聞く時間もありました。今シーズンを甲府のJ1定着の1年目にしたいということで、オファーを頂き有り難く受けさせてもらいました。
甲府とはJ2で対戦したこともJ1で対戦したこともありますが、(クラブ消滅の危機のころの)昔のことを思い出すとお客さんが多く入っている印象はなかったですが、J1に昇格してからは特に観客動員が増えている印象が強いです。去年の最終戦は昇格が決まって、消化試合という見方をすることが出来た試合でもありましたが多くのお客さんが入っていて驚きました。山梨には何度も来たことがありますが、住むのは初めてです。昨日もグラウンドに行って、そこから富士山を見ました。新しく住む家も富士山が見えるので気持ちよく落ち着くところだと思っています。
佐久間GMからの話で(守備的、お友達人事と)そう言われていることは知りませんでしたが、佐久間GMとは大学で同期で甲府のフロントには大学の後輩がいます。そういう仲間と一緒に仕事が出来ることが嬉しいし、誇りと捉えています。甲府を応援していただいているスポンサー、サポーターの皆さんには激励していただきたいし、山梨を盛り上げたいと思っています」
Q:目指すサッカーとは?
「抽象的な表現になるが攻守共にアグレッシブに、見ている人を感動させるようなものを発揮したい。ひたむきにプレーするチームを作りたい」
Q:監督を引き受けた一番の理由は?
「サッカーは財政規模が大きいチームがリーク戦で上位に行くこと多い。今回のWCの開催国決定もそうだし、ヨーロッパでもメガクラブと呼ばれるクラブがチャンピオンズリーグで上位に来る確率が高いのが現実。しかし、サッカーは番狂わせのスポーツでもある。J1の舞台で甲府が残留、定着を目標にすることが大きな目標なのかどうかはさておき、イタリアで言う『プロビンチア(中堅以下のチーム)』チームを率いて山梨を盛り上げることに貢献できれば嬉しいと思って引き受けた」
Q:貫きたいものは?
「チームが勝つために、甲府のために全てをやる。私利私欲でも(個人の)名誉でもなく、チームのためにやるということ」
Q:今年の戦い方についてもう少し具体的に?
「ボールを保有することに関しては『ある程度攻撃的に』という解釈が出来ると思います。『その時間を増やす』とは言いながらも、J2での対戦相手と比べるとJ1の対戦相手はレベルが相対的に高くなる。去年と比べると保有率は減ると思います。甲府の良さはプレッシングフットボールだと思っているので、それをやりながらも90分は持たないし守らざるを得ない相手や時間帯には守備で対処できるようにしたい」
Q:去年の甲府の印象と気づいた改善点は?
「ビデオを見返したのは昇格以降の試合と、全ての得失点の場面のダイジェスト版です。残念ながら昇格決定以降は結果的に芳しくないように思いますが、J2の中ではボール保有では長けたものがあったと思いました。ボールを保有していながらもなかなか点を決めることが出来ない時間帯があったように感じるが、それまでを振り返れば得点ではJ2トップだったし、補強も成功しているし、得点力のあるFWがいるという印象。この部分は継続したい。得点力不足が降格に繋がっているケースが少なくないので、守備ばかりではなく前線の選手に期待したい」
Q:佐久間GMが挙げた数字について?
「的確な目標設定だと思っています。安全圏は勝点40だと思っています。J1はレベルが拮抗しているので団子レースになるのかなぁと思っています。細かく分析していくと、セットプレーで何割程度の得点を取り、FWが何点取る必要があって、失点は何点以内という作業をしてトレーニングに落とし込んでゲームで実践できればいい。サッカーは不確定な要素があるのでチームの流れがいい時に連勝することも必要になると思っています」
Q:キャンプでの目標は?
「最初の和歌山での2週間は身体作りを含めて戦術を徹底し、選手と個別、グループで話をしてコミュニケーションの向上を図りたい。宮崎ではトレーニングマッチが組まれているので試合をしながらレギュラーを絞り込んで戦術面などで何が出来て、何が出来ないのか見極めたい。ベースになるのは昨年までいた選手。そこに、新メンバーが甲府のサッカーの特徴を上手く引き出せるように加わって欲しい」
●保坂不二夫アシスタントコーチ
「チームの目標であるJ1定着のために三浦監督のもとで全力を出していきたい。また、アカデミーとの融合に力を注ぎたい」
●坂本武久GKコーチ
「甲府で選手、コーチとして15年間お世話になってきましたが、その恩返しはJ1残留、定着だと思っています。一生懸命頑張ります」
●永里源気選手
「チームに馴染んでJ1に残留できるように精一杯頑張ります」
●冨田大介選手
「J1というステージ、甲府でプレー出来ることを幸せに感じています。J1に定着し、成長していく中で自分の持っているものを出したい」
●小林久晃選手
「今年プロとして10年目のシーズンになります。J1の舞台でプレー出来ることを幸せに感じています。チームの成長、飛躍のために全力で頑張ります」
●岡大生選手
「プロの舞台でプレー出来ることが嬉しい。精一杯努力します」
●犬塚友輔選手
「ジュビロで5年間J1でプレーした経験を活かして、甲府のために力いっぱい頑張りたい」
●フジネイ選手
「チームがJ1に残留できるように一生懸命頑張りたい」
●内田智也選手
「甲府というクラブに来ることができたことが嬉しい。自分らしく甲府の選手として誇りと責任を持って戦いたい」
●伊東輝悦選手
「プレーさせていただく場を与えてくれた甲府に感謝しています。甲府のため、勝利のために全力でプレーしたい」
(2)へ続く
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