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【第90回天皇杯決勝 鹿島 vs 清水】試合終了後の各選手コメント(清水)※追加しました。(11.01.01)

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1月1日(土) 第90回天皇杯決勝
鹿島 2 - 1 清水 (14:00/国立/41,348人)
得点者:26' フェリペ・ガブリエル(鹿島)、59' ヨンセン(清水)、77' 野沢 拓也(鹿島)
天皇杯特集
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●伊東輝悦選手(清水):
Q:表彰式が終わって下りてきた後、感情がこみ上げてきたように見えましたが
「1-1でピッチに送り出されて、勝って最後の笛を聞けなかったので、勝利に導けなかった力のなさを感じたというか、申し訳ないなと」

Q:申し訳ないというのは、いろんな人に対して?
「応援してくれている人もそうだし、いちばんはチームメイトだと思う。ピッチに入るときの意識は?バランスを見ながら、行ったり来たりにならない感じでということですね」

Q:中盤で主導権をとらないと、攻めにもつながらないと?
「主導権をとれないにしても、そこをうまく我慢しながら一本狙えればというのもあったし、そういうのがあれば、またこっちに流れが傾いてくるというのもあったし、ひとつ落ち着かせたいというか、そういう狙いはあったと思うけど。ああいう形でFKで……何とも残念というか、本当に申し訳ないなと」

Q:これで清水での仕事は終わったわけですが、どんな気持ちですか?
「長かったなと思うし、いろんな監督、コーチ、チームメイトもたくさんの選手とやって、本当にそれは財産だと思うし、いろんな素晴らしい出会いがあったと思うし、エスパルスを通じて、サッカーを通じて、少しは成長できたと思う。ただ、まだ成長しなければいけないと思うので、またクラブが変わって環境が変わってくるけど、そういう中でまた成長していけたらいいなと思う」

Q:清水との対戦もあると思いますが
「その前に試合に出られるようにしないといけないし、出れば敵になるので、勝つために全力でプレーするだけかな」


●フローデ・ヨンセン選手(清水):
Q:非常に残念な結果でしたが
「それがサッカーであり、それが人生だと思います。鹿島は非常に良いチームだし、非常にハードな試合だったと思います。前半があまり良くなかったけど、鹿島もそれほど良いとはいいきれなかったと思うし、後半は非常によく戦えていたと思います。最終的には彼らが勝利を収めましたが、それが人生だと思います」

Q:得点シーンを振り返ると?
「伸二がDFの裏のスペースにパスしてくれて、GKも前に出てきたという流れだったので、ちょっと触っただけというゴールでした。あの時間帯は、みんなが非常に良いプレーをしていたので、このままいけるんじゃないかと思ったけど、その後の鹿島の得点は、本当に良いFKだったと思います」

Q:日本での最後のゲームでしたが、日本でのプロ生活はどんなものでしたか?
「本当にエキサイティングでしたし、4年半楽しませてもらいました。日本平でプレーするのもすごく楽しかったし、もし負けなければ、最後に国立でやれたことも非常に良い思い出になると思います」

Q:母国に帰ってもサッカーを続けますよね。
「はい。まだサッカーが楽しめるので、このままプレーを続けます」


●市川大祐選手(清水):
Q:今日の試合を振り返ると?
「最後だったので、勝って終わりたかったという気持ちが強くて、最後に優勝できなかったので、みんなにも申し訳なかったですね。最後みんなに良い経験をしてほしかったし、本当に良い終わり方をしたかったですね」

Q:試合内容に関しては?
「前半はなかなか思うようなプレーができなくて、全体的に鹿島のプレッシャーを受けて難しい試合でしたが、後半はもう一度自分たちの力を示そうということで良い入りもできたし、同点にもなったので、そこであともう1点が入らなかったのが……。逆に鹿島はああいうところで勝負強さを持っているなと思いますけど」

Q:後半に関しては、自分たちの力は出せたと?
「もっともっと出せたと思うので、そこは悔しさがありますね」

Q:最後までサポーターは一所懸命応援してくれましたが
「本当に最後まで声援が聞こえましたし、勝利を信じてみんな応援してくれたので、本当に心強かったし、感謝しています」

Q:清水での仕事は、これで一区切りついたわけですが、どんな気持ちですか?
「最後に優勝できなくて、本当に申し訳ないという気持ちがやっぱり強いですね。ただ、残ったメンバーもいるわけだし、この悔しさを経験にして、より強い力で前進していってほしいなと思います」

●岩下敬輔選手(清水):
「(清水は)力のあるチームだと思うし、タイトルを取ることによって、それぞれの選手たちの自信にもつながって、違うチームになれるぐらいの刺激とかきっかけにもなるので、タイトルが本当に欲しかったですね。だから、取れなかったのはすごく悔しいし、まだまだ力不足だと思います」

Q:この決勝戦で足りなかったところは?
「最後のところや勝利に対する執着心のところで鹿島のほうが上手だったと思うし、最後までしたたかに、90分を通して戦えていたのが鹿島だと思うので。それに負けないぐらいの、チームとしても個人としても力をつけていかないと、そういう相手に勝って結果を残すのは難しいのかなと思います。まだまだ努力しなければいけないと思います」

Q:試合への入り方は?
「ちょっとバタバタした感じではあったし、セットプレーでアンラッキーな失点だったと思いますけど、2点目をやらずに落ち着いて追いつけたのは良かったと思うし、チャンスはあったので、また違った展開にできれば良かったですね。もうちょっと後ろがどしっと構えて、先制点を取ってくれるまでゼロに抑えられれば、また違う展開にもできたのかなと思います」

Q:リズムが出なかったのは、硬さもあった?
「それはもちろんありましたし、あとは選手が代わった中で、それぞれの特徴をもっともっと引き出してあげないと、ガンバ戦と同じような入り方ができなかった分、ちょっとアレッという感じになった面もあったので、そこはもうちょっと柔軟に対応していければ。もっと周りの選手がもっと気を使って、幅をきかせてやらないといけないと思いますね」

Q:これまで一緒にやってきて、決勝まで来た仲間に対しては?
「やっぱり感謝していますし、このメンバーでなければこういう結果も残せなかったと思うので。それぞれ、また違うチームだったり、違う立場でやると思いますけど、お互いに刺激しあいながらやっていければ成長できると思いますし、僕自身もそういう刺激を与えられるような選手になっていきたいと思います」

●藤本淳吾選手(清水):
Q:前半は少し硬さがあった?
「そうですね。全体的に硬かったかなと思いますけど、ボールを持っている人が1人だけ頑張っているというか、連動してうまくできなかったなというのが前半はありますね。後半はシステムが変わって、うまくサイドを起点にしながらできたと思うので、もうちょっと自分も開いて、中ばかりじゃなくて開いてもらえたら良かったなと思います」

Q:向こうの守備も良かった?
「やっぱり鹿島は強いので、前半は抑えられたなという感じはしました」

Q:前半は、ボールに対する反応の早さも差があったように感じましたが
「出足は向こうが早かったですね。僕らも意識してやっていたけど、鹿島のほうが早かったので…」

Q:硬さが出た原因は、どんなところだと思いますか?
「こういう舞台での経験が浅いというのは、多少あると思いますけど。僕は決勝は初めてだったけど、そんなに緊張はしなかったんですけどね。ただ、崩されて点を取られたわけではないし、2点ともセットプレーだし。ただ、大事な試合ほどセットプレーは武器になるので、そういう意味では鹿島は強かったなと思います」

Q:本当にこのメンバーで顔を合わせるのは、さっきのミーティングが最後ですね。
「不思議な感じですね。ただ、格好良くいえば、このチームの次に進むときが来たと思うので、そういうタイミングじゃないかと思います」

●岡崎慎司選手(清水):
「前半はうまく前でボールを受けられずに、歯がゆかった。後半になって流れがよくなって、そのなかで自分がしっかりと決めていれば勝てたかもしれないので、とても悔しい」

●本田拓也選手(清水):
「大勢のサポーターが来て、すごく大きな声援を送ってもらったので勝ちたかったが、結果を出せずに悔しいです。相手のバランスが良かったこともあるが、サイドのスペースをチームとしてうまく使えなかったことが痛かったです。後半のサッカーが前半からできればよかったが、その部分が鹿島との違いだと思います。流れの中ではしっかりと守れていたが、セットプレーで決められてしまった。それも実力だと思う。2点目を取られる前にこっちにもチャンスがあったので、そこで決められないのが、力の差だと思います」

●山本海人選手(清水):
「単純に自分のプレーが何となくできなかったような気がしますし、いなくなるスタッフ、選手のためにも本当に勝ちたいという気持ちでやっていたので、申し訳ないという気持ちで一杯です」

Q:セットプレーからの2失点でしたが。
「セットプレーからこんなに失点することもなかなか自分自身ないですけど、鹿島という常勝軍団の勝ち方というのを見せられた気がしますし、ひとつ勉強ができたかなと思います」

Q:前半なかなか自分たちのリズムが出せなかったのは、どんな原因があったと思いますか?
「ここ数年優勝していないというのはひとつあると思いますけど、初めからみんながリスクを気にせず思いきりやっていれば、こういう結果にはなっていなかったと思いますし、それを促すのは僕からだと思うので、僕がもっと良いリズムでスタートできていれば、こういう結果にもならなかったと思います。もうちょっとみんなに安心感を持たせられたらなと思いました」

Q:少し大事にいこうとする雰囲気を感じた?
「そうですね。ロングボールが悪いわけではないけど、ある程度つないでから逆に展開すれば、スペースもよりあると思いますし、ちょっと先に急いだというか、自分たちに余裕がなかったのかと思います」

Q:2点目のFKの状況は?
「ボールがまったく見えなかった状況なので、飛んできてから反応しようという感じでしたが、もうちょっと自分が良い体勢で、リラックスして構えていれば良かったかなと思うんですけど…ボールを見ようとしすぎたあまり、いつもよりも体勢が少し低くて、足の間からボールを見ているような状態だったので、打つ瞬間にはそれからいつもの自分のベストなポジションに直すべきだったかなと思います」

Q:近かったから難しかったですね。
「そうですね。でも、1点目と2点目でどちらが取れたかといえば、2点目のほうが僕は悔しいので、またさらに練習して取れるようにしたいと思います」

Q:サポーターの皆さんにメッセージはありますか?
「皆さん期待して、一所懸命応援してくれて、申し訳ない気持ちで一杯です。ただ、サッカー人生がこれで終わったわけではないですし、エスパルスはもっともっと成長していくチームだと思いますので、変わらず熱い応援よろしくお願いします」

●兵働昭弘選手(清水):
Q:最後は骨折で残念でしたね
「なかなか受け入れるのに時間がかかりましたが、落ち込んでいてもしょうがないと思い、これも人生だなと思って、今日ここに来ました」

Q:どんな気持ちで試合を観ていましたか?
「頼むから勝ってくれと思いながら、優勝して今シーズンを締めくくれれば、良い形でみんな送り出せると思ってみてました」

Q:いろんなことがあった今シーズンを振り返ると?
「良いこともあれば、悪いこともあって、いろんなことが起きた1年だったなと思います。そういう中でキャプテンをやれていたことは非常にうれしいですし、それがどれぐらい力になったかわからないですが、誇りに思ってます。今日ピッチに立って終われれば一番良かったですが、また来年、再来年と僕のサッカー人生は続くので、そこで果たせればと思います」

Q:今日の試合内容を見て、どんなことを感じましたか?
「決勝の難しさというか、前半はどうしても硬くなってしまっていたかなと。なかなかリズム良くボールを前に運べていなかったので、そういうところでなかなかリズムを作れなかったかなと思います。ただ、後半はしっかり修正して、球際のところも激しくいって、2次攻撃、3次攻撃という感じで、取られてもまた取り返してという感じでやれていたので。1点追いついた後に、もう1点取れれば良かったんじゃないかと思いますけど」

Q:最後のミーティングで監督からどんな話が?
「本当にありがとうと。あとは、1回現場から離れるけど、敵になってまた対戦するのを楽しみにしていると言ってました」

Q:キャプテンとしては、どんなことを言いましたか
「準優勝で悔しい思いをしたので、来シーズンもまた頑張れるだろうと、また頑張ろうと言いました」

Q:これで今のチームが全員で集まることはなくなるわけですが
「寂しいですね、やっぱり」
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