熊本は11日、年内最後の全体練習を熊本県民総合運動公園の軟式野球場で行いました。
昨季の練習最終日にも野球場でのキックベースボールが行われ、珍プレー続出にスタンドが大いに湧きました。そうした期待感もあってか、選手達が現れる前から多くのファンが見学に。
しかし今年やったのは、キックベースではなくソフトボール。選手達は軽いジョギングで身体を温めたあと、それぞれがはしゃぎながらキャッチボールを開始。その後、年長の南雄太選手と宇留野純選手が選手を取り合い、コーチらも混じって19人対19人くらい(野手が多過ぎてハッキリ数えられず…)に分かれて試合開始となりました。
試合は、先攻の南チームが長打を交えて徐々にリードを広げます。一方の宇留野チームはヒットが出ても打線が続かず、ランナーを返すことができずに得点が奪えない状態。9イニングまで終えて3−0とそのままあっけなく終了するところでしたが、宇留野チームで打てていなかった松岡康暢選手、西森正明選手、ファビオ選手が膝をついて泣きのお願いを入れ(させられ)たことで続行。…したものの、「フライばかりで」(原田拓選手)やはり点が奪えず、逆に南チームに追加点を許し、結局11回まで戦って6−0の大差で南チームが完封勝ちを収める結果になりました。
しかしながら、少年時代に野球をしていたという加藤竜二GKコーチの好守や長打、三浦天悟選手、山下訓広選手らの迫力満点のバッティングフォームにはスタンドからもベンチからも歓声が湧き、そして渡辺匠選手の威勢のいい野次には笑いが起きるなど、選手もファンも楽しい時間を過ごした最終日だった様子。
試合後は円陣を組んで監督からの話があり、キャプテンと副キャプテン2名が挨拶。そして最後は選手・スタッフが1列に並び、原田選手からファンに向けて今シーズンのお礼が述べられた後、その場の全員で1本締めをして締めくくりました。
これでチームはオフに入りますが、明日も2か所でイベントが予定されていたり、クラブを離れることになった選手達はトライアウトに臨んだりと、もう少し慌ただしい日が続きます。年明けの始動までにゆっくり身体を休め、また新たなシーズンを迎えてほしいものです。
以上
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2010.12.11 Reported by 井芹貴志
J’s GOALニュース
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(C)井芹貴志
笛を合図に勢い良くベンチから飛び出して整列し、試合開始
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“打たせて取る”ピッチングで完封投手となった南選手
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体格のいい三浦選手は、バッターボックスに入る時点から迫力十分
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試合後は全員が整列して、見学に訪れたファンに一礼
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そして、負けた方の宇留野チームがグラウンド整備にあたりました
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