12/12 14:00 京都 vs 湘南@東城陽G
★Jユースカップ2010特集
★Jユースカップ2010出場チーム紹介
それがまるで口癖であるかのように、しばしば使う言葉がある。「成長」だ。
今年3月に二種登録された。トップチームで得たものは大きい。
「最初に思ったのは、課題に対する個々の意識の高さでした。トップの練習を経験したことで学ぶところは多く、自分の成長に繋がる。フィジカルにしても技術にしても、実際に試合のどういう場面で使うのか、トレーニングから意識して取り組むようになりました」
6月のナビスコカップ山形戦を皮切りに、公式戦のピッチも踏んだ。とりわけJデビュー戦となった第23節川崎F戦が深く印象に残っている。前半のうちにハットトリックを決められ、1−6の大敗を喫したゲームである。
「あれほど一方的に攻撃される展開は経験したことがなかった。なかなかゴールを奪えず、僕自身ミスも多く、いいプレーを探すのが難しい試合でした」
アンカーとして出場したこの日は45分でベンチに下がった。ただ、「負けて悔しかったけど、落ち込むことなく、次はやってやろうという気持ちになれた」とも振り返る。「J1でもトップクラスの川崎Fと戦って、ああいう厳しいプレッシャーをつねに意識してプレーするようになりました」。この経験もまた成長のひとつに加えられるだろう。その証は、Jリーグ出場2戦目となる第28節大宮戦に表れている。曰く、「ほとんどミスなく自分のいいプレーを出すことができた」。
もちろん成長に必要な自己を見つめる姿勢は、つねに忘れていない。くだんの大宮戦以降、本来のDFを務め、意識する課題がある。
「相手と味方の位置をつねに把握し、予測も磨かなければいけない。いちばん後ろのポジションなので、声を出してチームをまとめるリーダーシップも必要だと思っています」
ピッチを俯瞰して攻撃を組み立てる才と同様に、自身のサッカー人生も中長期で見据えている節がある。「デビューできれば」と期して臨んだ今季は、初ピッチを踏むのみならず、終盤には5試合にフル出場し、最終節新潟戦では初ゴールもマークした。また10月の「AFC U-19選手権」では飛び級で日本代表に選ばれてもいる。「思い描いていた以上によかった」といえるシーズンは、間違いなく成長に繋がったことだろう。ただ、自身の想像を超えた収穫とは裏腹に、やり残したこともある。ユースでのプレーだ。
「今年はキャプテンを任されていましたが、トップに帯同することが多く、チームをまとめる役目を果たせていません。最後の大会だし、チームに貢献したい気持ちが強い」
J1やU-19日本代表で培った経験を携え、3年間をともにした仲間のもとに合流する。
2010.12.08 Reported by 隈元大吾
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