長かったような短かったような2010年シーズンも12月4日で幕を閉じた。1年を振り返ってみると、どうしても忘れられない2つのゴールシーンがある。それはまったく感動的なものではなく、忌々しい記憶として私の頭にこびりついている。
1つは第35節徳島戦の柿谷曜一朗選手のゴール。もう1つは第37節甲府戦の小池悠貴選手のゴール。なぜそれらのゴールが記憶に残っているのか。その理由は、Ksスタ名物(?)の「Pゾーン」を射抜かれたからだ。
Ksスタのゴールは独特なつくりとなっている。ゴールポストが「P」の形をしており、そのふくらんだ部分で奥行きを出しているのである。それゆえ、他のスタジアムのゴールよりも奥行きが浅くなっている。上部左右の隅にあるふくらんだ部分を私は勝手に「Pゾーン」と呼んでおり、そのごくわずかな隙間を通すスーパーゴールをアウェイチームに2回も決められたことが恨めしくて仕方がないのである。名GKの誉れ高い本間幸司をもってしても2本とも指に触ることすらできなかったのだから、2人の技術を称えるしかない。ということを頭では分かっているのだが、2つのゴールを思い出すたびに悔しくて歯ぎしりしてしまう自分がいる。
来年こそは水戸の選手に「Pゾーン」抜きをしてもらいたいものだが、一説によると、来年はゴールが変わってしまう可能性があるという。そうなると、それは叶わぬ夢と化してしまう。ああ、麗しのPゾーン。1度でいいから水戸の選手が射抜く場面を見てみたい。
以上
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2010.12.07 Reported by 佐藤拓也
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