昨日の試合終了後に、今季限りで現役を引退する平瀬智行選手の引退記者会見が行われました。コメントは、以下のとおりです。
★千葉直樹選手(仙台)の引退記者会見コメントは【こちら】
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●平瀬智行選手
Q:引退セレモニーを終え、今の率直なお気持ちは?
「こうやってセレモニーをする前は、ホッとしたという気持ちが強かったんですけど、しゃべり終わってから、すごく寂しさを感じました」
Q:セレモニーにはご家族とご両親も駆けつけていましたが、セレモニー中はどんなお気持ちでしたか?
「(セレモニーの)最後にやるのだと思っていたので、最初にあってちょっとびっくりしたのが本音で。そのせいもあって、ちょっとしゃべれなくなりました。でも、ああやって家族が来てくれて、うれしかったです」
Q:2人のお子さんとともに場内を1周されました。その時のお気持ちは?
「自分がサッカー選手だったということを子どもが理解するまでの年齢まで、サッカー選手としてやれたということが、自分の中でものすごくうれしいです。子ども2人が将来『パパはサッカー選手だったんだ』ということを思い出してくれることができる年齢なので、一緒にグラウンド1周できたことは、僕にとってものすごく財産になったと思います」
Q:サポーターから、ピッチ1周の間、どんな言葉をかけられましたか?
「ありがとうという言葉が一番多かったですね。でも逆に僕のほうがありがとうと言いたいくらいの気持ちだったです」
Q:鹿児島実業高の後輩でもある赤嶺赤嶺選手に、セレモニーでは「背番号14」を託していました。それに秘めた思いは?
「やっぱり、鹿実の後輩でもあり、(赤嶺が)仙台に来てからも、ものすごくかわいがっていた選手、さらにすごくいいプレイヤーでもありますし、ぜひ仙台に残ってほしいという強い気持ちが僕の中にもあります。毎回ご飯を食べる時に『(仙台に)残れ』という話を、今だから言いますけどずっと言ってきて。『残ったほうがいいんですかねぇ』なんて(笑)赤嶺は言ってましたけど。
でも最初に赤嶺が来た時に言ったのは『仙台で結果を残せ。残せば、サポーターも付いてきてくれるし、みんなお前の虜になる』。そしたら結果もちゃんと残してくれて、というところもあるので。
(背番号を渡したのは)ちょっとしゃしゃり出すぎた部分もありますけど、僕の背番号14番を着てくれれば。その前にテルさん(岩本輝雄さん)も着ていましたし、仙台で14番というのはそういう意味で重みがある番号とも聞いています。受け継いでくれるのは赤嶺しかいないなと思い、渡しました」
Q:自力で残留を決めることができた今日の試合と、チームについて一言。
「去年とあまり変わらない面子で、今年1年やってきましたけど、勝てない時期も苦しい時もありました。でも監督の考えがまずぶれなかったというのが一番大きかったと思う。それに選手が応える形で頑張ってきたことも。今年のチームに関しては、まず監督が先頭を切ってチームを一つにまとめ上げてくれたなという印象があります」
Q:ご家族に引退を伝える際、どのような言葉を交わしたのでしょうか?
「家では特に、奥さんからはなかったですけど、子どもからは『パパ辞めちゃうの?』という話がされました。『辞めるよ』と、ただそれだけで、ここまできました」
Q:今日の試合は、どのような気持ちで迎え、ご覧になっていましたか?
「現役最後だったので、確かに試合に出たいという気持ちはありましたけど、そんなに欲を出してもいけないので、ベンチからずっと選手たちの動きを見ながら。なんか見ている間に、15年のいろんなものが頭をぐるぐる回っている時間帯も多くて、あまり試合の内容は覚えていないです。なんか一人で感傷にふけっていて、たまに泣きそうになる時もありましたね。
でも最後までみんな、諦めずに走って、最後には同点に追いついてくれた。負けないで引退できるということは、ホントみんなに感謝しています」
Q:同点ゴールの場面では、とても喜んでいる姿が見られましたが、チームメイトに対してはどのようなお気持ちでしたか?
「ホント、今年は最終戦まで残留争いに巻き込まれてしまいましたが、来年はこの経験を生かしてもうちょっと上、優勝争いができるチームになってほしいなと思います」
Q:仙台に来て3年間は、どんな3年間でしたか?
「まず仙台に来るまでで感謝しないといけないのが、監督と強化部長。2人が僕を誘ってくれなければ、とっくの昔に引退して、引退のセレモニーもせずにそのまま消えていったであろう時、2人が仙台に連れてきてくれて。試合にも出られて、J1昇格もでき、残留もでき、という3年間。短い期間ではありましたけど、自分の中ではものすごく濃い3年間だったと思います。改めてサッカーが大好きになりました」
Q:3年間の中で、このクラブに惹かれた部分があるとすればどの辺りですか?
「このクラブに惹かれたというより、まずは本当に、監督と丹治さん(強化部長)への感謝があります。この2人のためにも、やっぱりJ1昇格と残留をしてあげたいという気持ちが強くあった。その中で、サポーターの皆さんの熱い応援だったり、僕がケガしている時に横断幕を出してくれたりとか、今までのサッカー人生でなかったことをいろいろしてくれた。ホント仙台を好きになりましたし、このクラブを、ものすごく好きになりました」
以上
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