12月4日（土） 2010 J1リーグ戦 第34節
仙台 1 - 1 川崎Ｆ　（15:34／ユアスタ／18,989人）
得点者：25' ジュニーニョ（川崎Ｆ）、90'+3 渡辺広大（仙台）
スカパー！再放送 Ch308 12/5（日）後00:00〜
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●渡辺広大選手（仙台）：
「本当に、正直な話、勝ちたかった。勝って直樹さん（千葉）とヒラさん（平瀬）を送りだしたかった思いがあったので、1-1に追いついても、2点目を狙っていました。そういうところは今年の課題が、そのまま出たかなという感じです」

Q:ここ2試合はロスタイムに失点をしている中、今日は逆にロスタイムに同点にできました。ここは評価しても良いのではないですか？
「そうですね。ロスタイムで2試合食らって、あんなに悔しい思いをしたのは…というくらい悔しかったので、今日は何とか追いつくことができて。
やっぱり、自力で（残留を）決めたということに意義があるし、また来年にも活きると思うので、この経験を糧にして、来年につなげたいです」

Q:ゴールシーンを振り返って。
「ぶっちゃけ覚えていないんですけど…ボールをヘディングしたのか、相手の黒津選手をヘディングしたのかはあやふやなんですけど、何とか気持ちでというか、突っ込んだらああいう風になったので。ゴールに吸い込まれてくれて、本当に嬉しかったですね」

Q:前節と違い、今日はホイッスルが鳴るまで、全員が集中を切らさなかったように見えましたが？
「やっぱり気持ちの部分が非常に大きなウェイトを占めるゲームだと思っていたので、先に失点してちょっと慌てる場面もありましたけど、90分トータルに、熱くプレーできたので、その面では満足しています」

●梁勇基選手（仙台）：
「勝ちたかったというのが本音ではあるんですけど、勝点1を取って残留を決められたという部分では、正直なところホッとしています。
前半に失点して、後半に入る時『この45分はホントに出し切って、最後までやろう』という話をしていたので、そういう姿勢が最後にああいう結果につながって、良かったです」
Q:平瀬選手、千葉選手が今日で引退しますが、試合後でも、何か言葉を掛け合ったりはしましたか？
「試合後に握手して、お疲れ様でしたという風に言っただけです。この後落ち着いた時に、選手納会もありますし、そういう時にゆっくり話をしようかなと思っています」

Q:二人の引退に関し、梁選手の感想や実感は？
「一人のサッカー選手としても、15年間、プロとして戦ってこられた先輩なので、尊敬できる存在だと思いますし、もっともっと自分も、頑張らなきゃいけないと、改めて思いました」

Q:今年、梁選手にとっても初めてだったＪ１での1年を終えてみての感想は？
「やっぱり思っていた通り、簡単なリーグじゃないなと思いましたし、厳しい試合も多かったですけど、その分自分たちが、本当に成長出来ていると思うので、今年得た物を、また来年につなげてやっていきたいと思います」


●小宮山尊信選手（川崎Ｆ）：
「前半も後半もロングボールが多かった。最後だったし、監督も気持よく送り出したかった。最後、悔しくて仕方ないです。ただ、この悔しさは来年にむけてプラスになるとおもう。タイトルとかなかったですが、サポーターに助けられた一年でした。今は、休みます」

●稲本潤一選手選手（川崎Ｆ）：
「もも裏の肉離れです。踏ん張った瞬間に音が聞こえました。
今季を象徴するような試合でした。チームのパフォーマンスもそうだし、これだけ筋肉系のケガをしたのは初めて。来季に向けてどうするのかは考えていきたい。
ツトさんに勝たせたいというのはありましたが、相手の気持ちを跳ね返せませんでした。技術的にはあるので、あとは精神的な所だと思います。
（ロッカーでは監督からは）お疲れさまでした、という事と、来季頑張ってくれという言葉でした。
今季は90分出られた試合が少なかった。それを分析したい。幸いというか、長いオフに入るので、トレーナーやフィジコに聞いて、やっていきたい。来季はACLもないですし、Jの開幕に合わせられる。始動までの2ヶ月ある。まずは治療して、とりあえず治してからですね」

●ジュニーニョ選手選手（川崎Ｆ）：
「（森）ユースケがしっかりボールを運んで、いいパスを出してもらって左のトウキックで決めました。今日の勝利は監督にとっても大事なものだったので、勝ちたかった。こっちに来てずっと一緒にやっていて、仲間だったので勝利したかった。どんな形でも勝ちたかった。ただ、最後の最後にやられてしまいました。
今年は前半は良くなかったですが、後半の半年はよかったです。最後の最後、難しいでした。この結果は今季を象徴していましたね。そのなかでやるべきことはやりました。これからやらなければならないこともある」

●中村憲剛選手選手（川崎Ｆ）：
「（頭は）少し痛いですね。顎を折った時と同じ。一瞬飛んでて、気がついたら倒れていました。側頭部でした。このあと吐かなければ大丈夫。そんな事よりも勝ちたかった。先制してカウンターして、でも失点する。ホームの力もあるとおもうが、何よりもうちらが点を取れなかった事に付きます。
前半30分で2人交代したのは大きい。選手としても影響している。でも、それでも勝ちきらないと。
最後はいいグランドでやりたかったですね。頭の上を飛び越してばかりでした」