12月4日(土) 2010 J1リーグ戦 第34節
名古屋 2 - 1 広島 (15:34/豊田ス/31,941人)
得点者:22' ケネディ(名古屋)、32' マギヌン(名古屋)、45'+2 李忠成(広島)
スカパー!再放送 Ch183 12/5(日)後06:30〜
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●高萩洋次郎選手(広島):
Q:後半はいい形できましたが、全体としての出来はいかがでしたか。
「今年一番の試合したかなと思ってます、結果がついてきてくれたらもっとよかったですけど」
Q:やってて楽しかった?
「はい。自分たちのやりたいこと、思い通りのプレーができていたので」
Q:後半はどのような形で打開していこうと思っていた?
「ボランチと最終ラインの間は空いていたんで、そこで一回受けてサイドへ展開して、あとはクサビとかスルーパスは意識していました。そこで何回かパスを受けられたし、悪くはなかったと思うんですけどね」
Q:前半途中で相手は布陣を変えましたが、影響は。
「いや、特にないです。前半は攻撃しやすかったです。後半も悪くなかったと思うんで、もう一歩のところで点が入りませんでしたけど、内容は悪くなかったと思いますんで、悔しいですね、逆に」
Q:パスはよく回っていた中で、やっぱり決定力ということになる?
「まあ、言葉でいうならそうだと思います。そこが一番難しいところなんで、それはまあ、2点、3点取れば決定力ありますね、って言われるし。1点しか取れなくて負ければ決定力がないといわれる。そこは唯一、永遠の課題ですけど」
Q:チャンピオンチームとの差は?
「んー、感じなかったです。ああいう試合しながらでも、結果を出しちゃうのがチャンピオンだと思うんですけど」
Q:つまり、自分たちも優勝できるチームだと。
「今日の内容のサッカーを毎試合できて、なおかつ結果がついてくれば、いいところまでいけると思うので」
Q:では、足りないものとは。
「きれいにやることも大事だけど、もっと泥臭くというか、力づくでもというところが名古屋にはありますね。そこを加えられれば、もうちょっと上に近づけると思います」
Q:今季はケガで長期離脱もありましたが、今季の自分のプレーは?
「後半は満足してますけど、ケガは自分の責任なんでしょうがないけど、そうならないようにしていかないといけないし。もっとできると思います」
Q:来季への抱負を。
「とりあえず休みたいです(笑)」
●山岸智選手(広島):
Q:今日の試合はどうでしたか。
「いや、体は動いてたんですけど。やっぱり最後の精度の差だったり、もうちょっと工夫が必要だったかなというか、そういう部分でしたけど。前半からウチはいいサッカーをしていたと思う。そこでしっかり点を取れてれば、また違う展開になっていたんだと思います。ま、今日はほんと相手が、前に高い選手がいて、他にも割と体の大きな選手がいて、そこでやるような状況だったから。ああいう失点の仕方というのも想定しなきゃいけない部分だったと思うけど。それでも、ウチも最後までウチらしいサッカーができたと思うし。今年のチャンピオン相手にいい試合はできたんじゃないかと思うんで、そんな悲観することなく、来年に向けて頑張ればいいと思います」
Q:警戒していたクロスからの失点でしたが、悔いは残る?
「中にやらせるんじゃなく、どちらかといえば縦に行かせて、センタリングを上げさせた方が周(西川)も出やすかったんじゃないかと思うし、そこがちょっと。相手が抜きに来てたんで、どっちにくるかって状況で、抜かれないようにという対応になっちゃったけど。あれを外に行かせて、最悪CKに逃げられるような守備の仕方をしてれば。今振り返ってみれば、そういう守備をしなければいけなかったと思いますね」
Q:攻撃面ではいいクロスは上げられていました。
「ここ何試合かはいいクロスが上げられていると思うし、あとは(ペナルティエリアに)入る人との関係だと思うんで。僕自身では思ったところにボールも上げられているし。あとは中と合わせるだけかと思います。最後のチュンソンに合わせたのもイメージ通りでした。チャンスがあるとしたらチュンソンのところしかないと思ってたので」
Q:移籍してきたシーズンで、満足いく1年でしたか。
「まだまだですよ。満足したら終わりだと思うし。まだ自分でももっとできると思っているので。今年1年しっかりチームでできたこととできなかったことを考えて、また来年に向けて、どうしていけばいいかを考えながらやりたいと思います」
●佐藤寿人選手(広島):
Q:今日の試合を振り返って。
「みんな立ち上がりから、この雰囲気に臆することなく、積極的にゲームに入れました。ただ、いい時間帯での集中力を欠いたような失点になってしまったので、もたついてしまって。でもそのあとはしっかり我慢強く戦って、前半終了間際に1点返して、つなげた。後半も我慢しながらチャンスを作ることはできたと思うんで。ただ何でもないところで失点してしまうというのは改善しないといけないし、いいゲームができただけに、結果がすごく残念だなと感じます。ただ相手もホームで勝ちたかった。そういうところでお互いの気持ちがピッチに出たいいゲームになったと思うんで。今年は結果は出せなかったんで、来年は結果を出せるようにしたいです」
Q:しかしチャンピオンチームにも負けていない印象ですが、選手としては?
「たとえば何でもないところでも点が取れる力強さが名古屋にはありますし、ウチもそういうボールをしっかりつないで攻撃をクリエイトしていくって部分では、たぶん名古屋を上回っている部分があると思うので。何でもないところで決定的なチャンスを作れるという部分では、名古屋に比べてかけているかなと思うので、そういうところを来季は、もっともっとチャンスを作って、しっかり点に結び付けていけるようにしたいですし。ケガ人が多く出て、若い選手がたくさん出場する中で、こうやってまずまずの順位で終われたことは来季につながると思いますし、このあと選手は出たり入ったりすると思いますけど、しっかりチームとしてまとまってまた上を目指していきたいです」
Q:個人としては久々の90分出場。もう少しシーズンを続けたいのでは。
「そうですね(笑)。やっと90分間でプレーできて。ただ、ほんと正直疲れたというのがあって。肩もそうですけど、それ以外の部分も相当疲労がたまっているので、まずはしっかり疲労を取り除いて、ケガしたことで体を見直す機会が作れたんで、そこで来季ケガなく戦っていけるように、体を作っていきたいです。やっと90分間できた試合でシーズンが終わってしまうのは残念ですけど、それも天皇杯で負けてしまった自分たちの責任なので。来季は12月のこの時期にシーズンを終わるんじゃなくて、天皇杯も引き続き戦っていけるシーズンにしたいです」
●李忠成選手(広島):
Q:チャンピオンチーム相手に互角の勝負でした。
「内容を見れば、本当互角以上のパフォーマンスを見せられたと思いますけど、さすがに相手は王者らしく、点とるところで点を取って、ウチに足らないところが、今日名古屋に負けた敗因かなと。相手のいいところが出たと思います」
Q:しかし李選手は素晴らしいゴールを決めました。
「いやもう、攻めている時にツーシャドーのどちらかが空いていることがすごく多かったので。自分の得点でチームを助けられればと思って。前が空いたんで、闘莉王さんでしたけど、抜いてやろうと思って、果敢に挑戦していきました。ああいったプレーは広島に来てから1年半、サテライトリーグや練習試合ですごく意識してドリブルというものを、磨かなきゃいけないって努力した結果だと思うんで。この1年半、自分が成長した証を見せられてよかったと思います」
●増川隆洋選手(名古屋):
Q:今日はみんなでケネディ選手に得点させようという意識が見えました。
「そうですね、まあそういう意図はありました。いろんな意味でも勝ちたい試合だったので。ジョシュアも点が取れて、勝ててよかったですね」
Q:今日は4−2−3−1でのスタート。その意図は?
「バイタルを消したかったんでしょうけど、うまく消してなかったというのが前半の印象だと思いますし、なかなか何度か決定的な場面もあった。その中で、ある程度は我慢できたかなと思います」
Q:途中で4−3−3へ。状況は好転しましたか。
「んー、でも何か、チームとしてもっと消す意識は持ちたいなと思いますね。あそこが空くと僕たちは苦しくなる一方なので。バランスというか、もっと試す必要があると思いますね」
Q:人の数ではなく、意識の問題?
「うん、そうですね。人がいてもそのスペースを消す意識がないとなかなか、ボールも入ってくるし、僕たちも出ていけないし。それが一番嫌だったので。ある程度は想定してましたけど、失点シーンもそういうところで入れられて、数的不利の状態だったんで。もう少し、全体として中を防ぐ意識でやれていれば、失点もなかったので。そこはどんな試合でもやらなければいけないことかと思いますね」
Q:パスもかなり回されましたね。
「上手いですからね。向こうはそういうサッカーをすることはわかってましたし。最初の時間帯を耐えたら、こちらのペースになったし、お互い様だったのかなとは思います」
Q:全体的に見れば、悪い試合ではないですが。
「悪くはないですよ。お互いいい部分が出たし、悪い部分も少しはあったし。向こうもビルドアップの部分でこっちがボールを奪って、チャンスにもなってましたから。見てる分には面白い、攻撃的なゲームにはなったかと思います」
Q:DFラインには負担がかかりましたけどね。
「まあ、ありましたけど。それはお互いのスタイルなので」
Q:これで一区切り付きました。いかがでしたか、今季は。
「結果が良かったので。最後も勝って終われたし、そういう意味ではいいシーズンだったと思います」
Q:自分としてもかなりチャレンジしたシーズンだったのでは。
「うん、でもまだまだ。今日の失点も防ぎたいと思いますし、まだまだ納得できるわけじゃないので。上を目指していきたいですね」
●金崎夢生選手(名古屋):
Q:ケガからの復帰戦はいかがでしたか。
「まあ、普通にやれましたけど」
Q:ドリブルの間合いなどがまだつかめてない感じもありましたが。
「はい、そうですね、ケガ明けって感じでしたね」
Q:意識としては、何を思ってピッチに入ったんですか?
「別に、リードしてたので、ディフェンスもしっかりしつつ、もう1点入ればいいかなという感じでしたけど」
Q:ケネディ選手たちに点を取らせようというのは?
「まあ、そういうのもチャンスがあればと思っていました。まずは自分のプレーと、チームが勝てて終われたのでよかったです」
Q:プレーの感触は、100%に対してどのぐらいでしたか。
「そうですね、50%ですかね。半分くらいですね(笑)。けっこう休んでる期間も長かったんで、天皇杯もあるんで、時間は少し空きますけど、練習で取り組んでいこうと思います」
●小川佳純選手(名古屋):
Q:得点王のアシストでした。
「よかったです。ジョシュアに得点王を取らせてあげたかったので。まあ、なんとか。前田選手と一緒ですけど、取ってくれたので。チームから得点王が出るのは喜ばしいことだと思います」
Q:闘莉王選手からのフィードを受けた後のイメージは?
「今日はあんまり中に入らずに、外でのプレーを監督から要求されていたんで。トゥさんからいいボールが来て、しっかりコントロールできて、冷静に合わせられたんじゃないかと思います」
Q:これで勝点は最多タイ、勝利数も圧倒的な数となりました。
「いや、今日は本当に、ああやってみんなで喜べたのも、勝って試合を終えることができたからだと思うんで。今日は、体もすごく動いたし、モチベーションもすごく高く、楽しんでやれたかなと思います」
Q:ホームゲームで勝利の報告をして、また違う喜びが沸いてきたりもしましたか?
「まあ、F東京戦で負けてしまったので、ホームで今年はけっこう勝点を挙げられていたのに、優勝決めて手を抜いているように思われるのも嫌だった。その分、今日は勝たないといけないと、そういう気持ちは強かったんで、よかったです」
Q:チームを去ることが決まったマギヌン選手のゴールもみんなで喜べましたね。
「そうすね、本当に、僕も3年間、ピッチでコミュニケーションをとってやってきた選手なので。いなくなるのは寂しいですけど、プロの世界はそういうこともよくあるので。でもマギヌンが点を取ってくれて、自分のことのように喜べましたし、ナラさん(楢崎)も一番後ろから歓喜の輪の中に入ってきてくれましたし、それだけマギヌンがみんなに愛されていた選手なんだってことを、象徴したシーンだたんじゃないかなって思います」
Q:シーズンはきれいに締めくくれました。来季については?
「ACLは去年やっている分、どういうものかもわかっているし、去年はリーグでいい成績が残せなかったので、今度はリーグと並行していい結果を残せるように。そのために選手も補強しなければいけないと思いますし、僕ら選手もまた、どちらかの大会がおろそかにならないように、それだけの戦力が今年もそろってましたけど、さらにいいチームにして、アジアでもリーグでも結果が残せたら最高ですね。まずは、休んで天皇杯に向けてもう一回気持ちを切り替えていきたいと思います」
以上
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