11月27日（土） 2010 J2リーグ戦 第37節
福岡 0 - 0 札幌　（17:34／レベスタ／14,713人）
スカパー！再放送 Ch186 11/28（日）前09:00〜
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●篠田善之監督（福岡）：

Q;試合を振り返って
「今日の結果に関しては引き分けてしまって残念なんですけれども、ホームでいい報告を出来たことを嬉しく思います。ゲームに関してですが、チャンスもあり、悪い時間帯もあり、上手く崩せなかったと感じています。その部分については、また１週間のトレーニングでトライしたいなと思っています。今日はキヨ（久藤）のためにも勝ちたかったんですけれども、キヨの走る姿を若い選手たちが見て、若い選手たちが、どのような姿勢を見せるのかというのがテーマだったんですけれども、その点に関しては、若い選手たちが良くやってくれたと思います」

Q;改めて今シーズンを振り返っていただけますか
「どのゲームも苦しいゲームでしたけれど、選手たちはチャレンジすることをやめずに、どの相手にも向かって行ってくれたと思います。上手くいかない時期もあったし、内容のがない試合もありましたけれども、全体を見れば、我々はアグレッシブに、スピーディに、そしてスタジアムを湧かせるようなゲームを年間を通して出来たと僕は思っています。それにはやはり、チームのまとまりと、選手たちがどのゲームもチャレンジしたことが結果につながったと思います。また、サポーターが、アウェイでも、ホームでも、いつも熱い声援を送ってくれ、ホームゲームではいつもいい雰囲気を作ってくれました。その力を借りての結果は、本当に素晴らしいものだと思います」

Q:現時点のアビスパの力を観て、来シーズンをどのようにお考えですか?
「今は来期のことは全く考えていません。残り１試合になったリーグ戦と天皇杯、我々はそこに向かって準備をして、いいゲームをすることしか考えていません。ただ、今の現状では苦しい戦いがっていることは間違いないです。クラブ力を含めて全ての面で苦しいと思っています」

Q:次の最終戦、25日のＦＣ東京戦を見据えて、何か新たに試すように位置づけの試合なのか、それとも、あくまでもリーグ戦として戦う試合なのでしょうか？
「リーグ戦として勝ちに行くだけです。今までのことを岡山に対し、しっかりとやりたいと思います」

Q;久藤選手は今までで一番長い時間をプレーしましたが、何か監督に思いがあったのでしょうか？
「体が動けていたのもありましたし、キヨを勝った状態で下げるのがベストだという思いがありました。でも、ゲームの流れをみて、１点取らないと勝てないわけで、２枚目のカードをキヨのところで切りました」

Q:昇格争いをする喜びに満足するだけではだめだとおっしゃっていましたが、昇格を現実のものにして、今新たに考えられることはありますか？
「クラブ、選手、スタッフを含めて、この昇格争いを勝ち取ったことは我々のサッカー人生にとって大きな勲章だと思います。これで自信を付けて新たなステップに進むことが必要だと思います。表情を見ていて何試合か前は、プレッシャーがないとは言いながら、手堅く戦いたいという姿勢があり、それで結果が出なかったことがありました。それを乗り越えて、俺たちはやるしかないという気持ちになった時に自分たちらしいサッカーが出来ました。そういった苦しみを、ひとつ、ひとつ、乗り越えたことは、我々にとって、クラブにとって、大きな出来事だったと思います」

Q;今日のレベスタの雰囲気はどのような感じられましたか？
「キヨの引退と言うこともあって、すごくいい雰囲気でした。ミーティングの時も、リーグ戦の一つと言うよりも、キヨのためにと言う気持ちの方が強かったです」

以上