11月14日(日)J2 第34節 岐阜 vs 鳥栖(12:30KICK OFF/長良川球)
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前節、アウェイの柏戦において、目の前で昇格を決められた。選手たちの目には相手の喜ぶ姿がどう映ったのだろうか。勝者と敗者のコントラストをここまでまざまざと見せ付けられる格好となったのだから、何か感じ取ったはずだし、そうであると信じたい。この一戦はまず柏戦で感じ取ったことを、個々がピッチの上で表現する試合となる。
対戦相手の鳥栖は、豊田陽平を1トップに、その後方に右から早坂良太、山瀬幸宏、柳澤隼を配置し、彼らを丹羽竜平と藤田直之のダブルボランチが操る【4-2-3-1】を敷いてくる。布陣だけ見れば、岐阜とほぼ同じで、両サイドの特徴は非常に似ている。早坂は高さと裏への飛び出し、サイドでの起点となれる選手で、これは岐阜の右サイドハーフの西川優大とほぼ特徴も役割も似ている。柳澤はドリブルと裏への飛び出しを得意とし、それは岐阜の左サイドハーフの押谷祐樹の役割と似ている。
だが、展開してくるサッカーは若干違う。それは1トップの豊田と、トップ下の山瀬の関係性にある。豊田はポストプレーをこなすだけでなく、ドリブルセンスもあり、自ら持ち込むことも出来れば、裏へ飛び出してこぼれ球を狙うことが出来る万能型。山瀬はキープ力に長け、豊田の軌道衛星になるのではなく、バイタルエリアでためを作って、正確なパスと強烈なミドルシュートで、攻撃のひとつのセクションとなる選手。両サイドの特徴が似ていても、彼らを生かすパスを誰が供給するかを考えると、正直岐阜よりも鳥栖のほうがバリエーションがある。山瀬、豊田が抜群な距離感を保ちながら、双方が起点となれる。岐阜にとっては、いかにこの両サイドを生かさせないようにするかが、勝利に繋がるポイントとなる。
中でも早坂に警戒をしなければならない。早坂はサイドでも中央でもプレーでき、サイドアタックだけでなく、豊田とポジションチェンジをして、ポストプレーもこなせる。時には豊田と共に前線に並んで複数の起点を作ることもある。それだけにここのマークの受け渡し、深追いするかしないかのバランスを間違えると、たちまち守備に混乱をきたし、山瀬や柳澤にアタッキングエリアに簡単に侵入されてしまう危険性をはらんでいる。逆にここでボールを奪うことが出来れば、押谷のサイドが空くだけに、岐阜のショートカウンターを仕掛けるチャンスも芽生える。相手の良さを消し、自らの良さを出す。このしたたかさが出せるのか。この試合はここに注目したい。
前々節、横浜FCに試合終盤の失点で敗れ、8試合続いていたホーム無敗が途切れてしまった。そして前節で16試合ぶりの2連敗を喫してしまった。ホーム連敗に3連敗と悪い流れに陥らないためにも、ここはしっかりと勝って、悪い流れを早いうちに断ち切っておかなければならない。このまま終盤にかけて失速しないように。岐阜にとってもう一度踏みとどまる重要な一戦となる。
以上
2010.11.12 Reported by 安藤隆人
J’s GOALニュース
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