■アジアの頂点を決める戦い!ACL決勝戦が11月13日(土)19時に国立競技場でキックオフ!
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◆ACLにかける意気込み
今回が2回目の出場、前回の04年大会ではグループリーグ敗退とAFCチャンピオンズリーグの常連ではなく、参加することに意義があるクラブと思われていたかもしれない。しかしながら、ゾブ・アハンサポーター、いや約7400万人のイラン国民の今大会に懸ける思いは尋常ではないほど強い。イランでは、世界でも1、2を争うほどのサッカーは絶大な人気を誇り、元イラン代表監督ブランコ・イバンコビッチは「ブラジルを凌ぐサッカー王国」と語ったほどだ。人々は常にサッカーについて熱く語り合い、空き地があれば昼夜関係なしに1日中サッカーに興じている。サッカーを心の底から愛しているイラン人にとって、代表チームが2010FIFAワールドカップ南アフリカTMに出場できなかったのは、深い悲しみと失望以外のなにものでもない。ヨーロッパはクラブ愛が強いがゆえに、レアル・マドリードがUEFAチャンピオンズリーグ優勝を飾っても、アトレチコ・マドリードのサポーターは喜ばないばかりか、悔しさに見舞われる。イランの場合は愛国心があるので、国際大会では他のクラブのみならず、同じ町のライバルであるセパハンのサポーターも、ゾブ・アハンを熱烈に応援しているのだ。イランの人々は、日本とともに韓国をアジアナンバーワンと認めている。アリ・ダエイ、メフディ・マハダビキア、アリ・カリミらが全盛を誇った90年代後半からの数年間は、日本、韓国と遜色ないハイレベルな実力を誇っていた。そして現在、イランサッカー界は厳しい状況に直面しているだけに、ゾブ・アハンがアジアナンバーワンに輝くことでアジアにイランありをアピールできる。成功に飢えているイラン人をハッピーにするため、ゾブ・アハンは11月13日(土)に東京での決戦に挑む。
◆FIFAクラブワールドカップにまつわるエピソード
07年、同じ町のライバルのセパハンが、FIFAクラブワールドカップ出場を果たしており、いつか自分たちもという熱い思いを胸にこの3年間強化に励んできた。当時セパハンでコーチを務めていたマンスール・エブラヒムザデーを08年5月に招聘したのは、アジアのトップ及び世界を肌で感じた貴重な経験を高く評価していたからだ。指揮官のモチベーションは果てしなく高い。3年前はFIFAクラブワールドカップに参加を果たしたと言っても、コーチという参謀的な立場であり、スターティングメンバー、選手交代、戦術、トレーニングメニューなどチームに関する全てのことはクロアチア人出身のルカ・ボナチッチ監督がた決定していた。しかし今回は、監督として臨むのだから全く違うものとなる。
「私は成功を収めることが大好きだ。息子たち(選手たち)も同様だ。チーム一丸となって、アジアチャンピオンに輝き、FIFAクラブワールドカップに臨みたい」と指揮官は目を輝かせながら語る。
また、多くの選手が国外のプレーを熱望しており、全世界の注目が集まるFIFAクラブワールドカップは絶好の機会だ。昨夏にDFファルシド・タレビは、ブンデスリーガの1FCケルンのテストを受けたが、プレーのクオリティ以前に、国際経験、自信の欠如により契約に至ることができなかった。あれから1年以上が過ぎ、全てが変わった。タレビを筆頭に数多くの選手が、ヨーロッパに巣立っていく可能性は十分にある。その前に、城南一和に勝利し、世界への出場権を獲得しなければならない。
reported by 森本高史
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