10月30日（土） 2010 J1リーグ戦 第28節
Ｇ大阪 2 - 4 神戸　（16:03／万博／12,399人）
得点者：22' 宇佐美貴史（Ｇ大阪）、36' 吉田孝行（神戸）、41' イグノ（Ｇ大阪）、47' 河本裕之（神戸）、57' 小川慶治朗（神戸）、90' ボッティ（神戸）
スカパー！再放送 Ch183 11/1（月）前05:00〜
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●小川慶治朗選手（神戸）
「これまでチームの勝利になかなか貢献できていなかったので、点という形で貢献できてよかったです。
（プロ初得点が決勝点となったが？）あの時間帯に1点リードしても、まだ恐い時間帯が続いていたし、チームとしても喜ぶということはなかったので。最後、試合が終わってから（ゴールを）喜べたと思うので、そういう試合になってよかったです。
（このゴールは自信になったか？）プラスというより、そこまで自分でも感じてはないのですが、何か変わったかなとは思います（笑）。
（ハーフタイムで監督から仕掛けるよう指示されたか？）僕はスタミナがないので、後半いつも運動量で勝負できていなかったし、後半そういうふうに勝負したいなと思ってました。
（ハーフタイムで和田監督は『チームには追いつける雰囲気があった』と言っていたが？）勝てる雰囲気はあったので、点を取られても動揺することはなかったです。
（後半の早い段階に同点に追いつけたことで、チームにエンジンがかかった？）あの時間帯に同点に追い付くというのは大きい。開始5分と終了5分という（危険な時間帯の）ところで、今日も（チームが得点を）決めたので、いい時間帯に取れるチームというのが強いと思うし、今日はヴィッセルが強かったということだと思います。
（和田監督になっての初勝利になったが？）『和田さんを男にしよう！』とチームで言ってたので、よかったです。
（苦しい時期にチームを勝利に導けたことについて）チームの勝利を1番に考えて、みんなやっているので、勝つって気持ちいいなと思いますし、次も勝ちたい。
（大久保選手らの欠場などでチームの動揺などはあったか？）嘉人さんの代わりということで、点を取ろうと思っていたし、今日のメンバーは結構足元でやる選手が多いので、裏に抜けていこうと、そして自分が裏でチャンスを作りたいと思っていました。
（U-21日本代表の関塚監督も見に来ていたが？）世界大会というのを経験したら、自分が進化するきっかけになるし、自分が成長すればチームも強くなると思うので、そういうのをチャンスがあれば、狙っていきたい」

●ボッティ選手（神戸）
「本当にあきらめずにやれば、こういう結果が出るというのを証明できたと思います。試合前、順位を争っているＦ東京が勝っていて、やらなければいけないという状況のなかで、周りは関係なく自分たち次第でこういう結果が出るということを証明できたと思うので、これからは同じような戦いで勝点を加算していくだけだと思います。
（大久保、ポポの両選手が出られないなかで、どのような気持ちで、この試合に臨んだか？）当然2人とも大事な選手なので、出られなくなったことでどうなるのかなというところはありましたが、ただ、代わりに出た選手が見てのとおり素晴らしい働きをしたし、今日の勝利は11人でなくて、ヴィッセル神戸のグループの勝利だというふうに思います。それでも、ここでしっかり地に足をつけて、残り6試合を戦っていかなければいけないとも思います。
（前半1-2で折り返したあと、選手間での話し合いについて）失点のシーンのポジショニングの確認などはしましたが、それよりもお互いが信じて、自信を持ってやろうということを再確認しました。全員からそのような声が出ていたので、その気持ちが後半に出たと思います。
（前半から、吉田選手や田中選手らへの後方からの効果的なパスがあったが、狙っていた形だったのか？）守るときには私が前に出て2トップ、攻めるときには私が後ろに引いて（吉田の）1トップのような形だったので、自分が下がる分、中盤の選手が前に抜けていく、飛び出していくというのは、試合前から予定していた動き、形でした。
（4点目となるゴールを決めたときの感触は？）あの状況では、相手がどんどん攻めだして、どうにかして引き分けに持っていこうという姿勢がありました。チームはそのプレッシャーを感じていたなかだったので、ゴールを決めることができて、非常によかったと思います。私が点を決めましたが、あのゴールはチーム全体の得点。何よりも、和田さんが我々に対して素晴らしい取り組み方で指揮してくれていたので、彼に対しての（ささげる）ゴールだったと思います」

●河本裕之選手（神戸）
「（同点弾のヘッドについて）あのときはCK前にヒデくん（田中）がニアに来いと言っていたので、走ったら思い通りに決めることができました。
（前半嫌な形で失点し、リードされての折り返しだったが、立て直せた要因は？）失点して前までならすごく落ち込んでいたのが、今日はみんなで『行こう！　行こう！』と声を出していたし、その前までも別に悪くはなかったので、ちゃんと切り替えることができてよかったです。
（最終ラインでも後半は粘り強くプレーし、チーム全体としてもハードワークできていたと思うが？）前の選手がすごく追いかけてやってくれていたので、こっちもすごく（守備に）行きやすかったし、しっかりできたと思います。
（大久保、ポポの両選手が直前に欠場となったなか、『やってやろう』という意識は今まで以上に高かった？）僕らは勝つしかないので。（彼らが）ケガしてしまいましたが、そのなかでも僕らは気持ちを切らさずやろうと思っていました。
（次節以降に向けて）次が本当に大事。今日で満足せずやっていきたい」

●三原雅俊選手（神戸）
「最初僕のミスで失点してしまったので、チームに迷惑をかけてしまったが、チームのみんながそれを取り返してくれたので、本当に感謝しています。
（試合終了後すぐ、吉田選手や小川選手ら、ベンチのチームメイトのところにいったのは？）僕が本当にしょうもないミスで取られたので、しっかり取り返してくれたので、『ありがとう』ということを言いました。
（前半にリードされたなか、ハーフタイムでどんなことを話しあったのか？）チャンスというか、勢いはこっちもあったんで、どんどん前から行って、『このままでは終われない』ということは話し合いました。しっかり前から行こうという共通意識をみんなで持っていこうと話していました。
（後半のディフェンスは特によかったと思うが？）向こうの中盤がポゼッションが上手かったけど、そこにしっかりと（守備に）行けていたので、相手のDFからロングボールが多くなり、そういう形になれば神戸のCBは跳ね返せると思ったので、今日はそういう意味では（守備は）ハマッていたのかなと思います。
（試合前、大久保、ポポの両選手が欠場となったが、今まで以上に『やってやろう』という意識は強かったか？）あの2人は能力が高いので、その（彼らが欠場する）分、チームがまとまってやらないと厳しい戦いになるなと思って入りました。
（現状、15位Ｆ東京との勝点差はまだ変わらないが、次節に向けての意気込みは？）言われたとおり、何も変わっていないので、この流れを活かして、次の試合に向けて、今週と同じようにいい準備をして、今日みたいに必死になってゲームを戦っていければ、上にもプレッシャーをかけることができるので。練習からしっかりやっていきたい」

以上