10月23日（土） 2010 J1リーグ戦 第27節
Ｃ大阪 0 - 0 仙台　（17:04／金鳥スタ／9,441人）
スカパー！再放送 Ch181 10/24（日）前07:00〜
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●手倉森誠監督（仙台）：
「もっと高みへ行こうとするＣ大阪と、残留争いから抜け出したい我々と、順位の違いはあれど、お互いがより高みを目指すためのゲームとして、同じ昇格組のライバルとしても絶対に負けたくはない相手でした。今季はＣ大阪の攻撃力、守備力を見た時に、本当に上位にふさわしいチームだと思っていて、それで今日の試合に関しては、我々はまず失点ゼロで抑えてみようということと、手堅い守備から（をベースに）、相手の堅い守備を破っていこうと（いうことで臨んだ）。ゴールを奪えなかったですが、アウェイで貴重な勝点1を取れたと思っています。いつもＣ大阪とは劇的なゲームになるんですが、今季はホーム、アウェイともに2引き分けということで、ライバルとして勝敗を分けたということは、これを自信にして、次につなげていきたい」

Q:赤嶺選手を下げて、千葉選手を投入したところでは、守備のためというのはもちろん、相手に攻めさせて逆襲に転じる意図もあったように思えましたが、そのあたりの交代の意図は？
「2トップの赤嶺もフェル（ナンジーニョ）も、ちょっと運動量が落ちてきていたことで、相手ボランチの（パス）コースを限定するのが、FWの役目だったんですが、そこが少し緩くなってきたとき、ウチのボランチやサイドハーフのところが体力の消耗度が気になりました。アウェイだし、まずは手堅い守備で、相手が来たところからカウンターという形で、梁とセキ（関口）とフェルで仕留められればなというプランで、3ボランチにしてみました。点は取れなかったですが、あの交代でセンターバックも（千葉）直樹の投入により楽になったと思うし、トミ（富田）や斉藤も若干楽になったと思うし。今日も直樹は、名古屋戦の二の舞を踏まずに、しっかり失点ゼロで抑えてくれたので、よかったと思います」

Q:ファインセーブを連発した林選手への評価について。
「大阪の人間ですし、彼を応援してくれる人たちも、このスタジアムにたくさんいたと思う。本当にチームとして失点ゼロで抑えれれば、勝つチャンスが転がり込んでくるというところで、彼自身が一番責任を持ってやってくれた。好セーブ連発で、彼が今日の勝点1に大きく貢献してくれたと思います」

Q:名古屋戦の試合を踏まえて、今日は最後の方ではある程度引き分けでもいいというプランはあったのでしょうか？
「今日も後半の15分過ぎに、Ｃ大阪（の運動量）が少し落ちるかなというような予想もしていたんですが。彼らは長い距離でカウンターにも出てくるし、浦和戦の時にも先制されてからどんどん出てきて、60分すぎに点を取られたということもあったので。ただ、今回はＣ大阪だけではなく、ウチも落ちてしまったというところもあり、これは0-0だろうなという感じで、最終ラインでミスしたほうが負けるというような、本当に我慢比べのようなゲームを覚悟して、3ボランチにしました」

以上