30節柏戦で３バックの一角に入り、１−０の完封勝利に貢献した。ダルビッシュ系の爽やかな顔とは裏腹に、泥臭く、粘り強くマンマークにつき、相手ＦＷに全く仕事をさせなかった。また、幾度となく得意のインターセプトからカウンターの起点となり、攻撃にリズムをもたらした。
４年目の池田はＧ大阪ユース出身。ユース年代では日本代表に選出された気鋭のＤＦであった。同じユース出身の先輩であるツネ様こと宮本恒靖（神戸）とポジションが同じで、容姿端麗であったため、“タツ様”の隠れ愛称でルーキーの頃からクラブ内で１、２位を争う人気者であった。ただ人気は一気にブレイクしたが、プロの水準を満たすまで時間がかかり、腰痛などケガが多く出場機会に恵まれなかった。これまでの出場は、プロ２年目のヤマザキナビスコカップ、天皇杯での途中出場のみ。それだけに「やっと掴んだチャンス」として臨んだ柏戦には期するものがあった。試合後に「自分の力は全て出せたと思う」とキラキラと輝いていたどや顔が忘れられない。
ようやく先発争いに名を挙げたタツ様は、今季途中から期限付きで移籍してきた貴公子・マッスー（益山司、これも隠れ愛称）とともに、イケメン対決、いやスタメン争いでデットヒートを繰り広げるはずだ。大分の誇るイケメンに注目を！
加えて、大分のイクメンにも注目を!!
大分銀行ドームでは、育児・家事に積極的に取り組む父親と小学生以下の子どもが『イクメン＆ターフキッズ』として、ホームゲームでピッチ整備している。
イクメン親子になってトリニータを応援しよう――と企画したもので、試合前に活動の様子が大型スクリーンに映し出され、ほのぼのと微笑ましい時間を提供してくれる。
イクメン選手と言えば、娘と２人で温泉や買い物デートに出かける藤田義明や、４歳の娘に自転車の乗り方を教えているという高松大樹は子煩悩で有名。宮沢正史も、お風呂に入れたりオムツを替えたり、添い寝しながら絵本を読んだりと、子どもとのスキンシップの楽しさに目覚めイクメンぶりを発揮している。
イクメン選手にも注目を!!!
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■だいぎんスペシャルサンクスデー
10月23日（土）J2 第31節 大分 vs 徳島（13:00KICK OFF/大銀ド）
2010.10.20 Reported by 柚野真也
