宇都宮は昨日の快晴から一転、朝から雨。と思ったら晴れ間がのぞき、しかしすぐに天気は移り変わり、スコールのような土砂降りと不安定。女心と秋の空とはよく言ったものです。コロコロ変わる天気にイライラした方も多かったのではないでしょうか。しかし、リカルド・ロボ選手とパウリーニョ選手は日本の秋の天気などに左右されずに、今日もポカポカ陽気。

練習後、ロボ選手に話を聞こうと傍に腰を下ろすと、すかさずパウリーニョ選手に絡まれました。ノートを開こうとした隙に商売道具のＩＣレコーダーを奪われ、そこからは２人のミニコントに付き合うことに。

『パウリーニョが記者に扮し、インタビューで定番の質問をロボにぶつけるマスコミ対応』が今回のネタ。「栃木での生活は？」という質問からスタートする２人のコントを、丁寧に訳してくれる通訳の金城義夫さんに感謝しつつ、「これはいつ終わるのだろうか？」「止めなければエンドレスなのでは？」と不安が過ぎる。でも、ポルトガル語で繰り広げられる即興コントに口を挟めるはずもなく、テンポのいい掛け合いに、しばし静観の構え。本当にロボ選手もパウリーニョ選手も楽しそうだったので、途中からは微笑ましくなってしまいました。

パウリーニョ選手が飽きたところでコントは無事（？）終了。レコーダーを返却してもらいロボ選手にインタビューを行ったのですが、今度は自分がコントをしているようで、なんだかひどく滑稽でした。物珍しいものをパウリーニョ選手に貸すのは危険ですよ、栃木メディアの皆さん。

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2010.10.13 Reported by 大塚秀毅