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【第90回天皇杯3回戦 鹿島 vs 熊本】オズワルド オリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント(10.10.09)

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10月9日(土) 第90回天皇杯3回戦
鹿島 2 - 1 熊本 (13:00/カシマ/3,834人)
得点者:14' マルキーニョス(鹿島)、26' 福王 忠世(熊本)、45'+2 岩政 大樹(鹿島)
チケット情報天皇杯特集
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●オズワルド オリヴェイラ監督(鹿島):

Q:天皇杯は毎回そうだと思うのですが、格下の相手に対する難しさを今回も感じましたか?

「天皇杯の早い段階というのはこういう対戦カードになるわけで、チームにとってあるいはクラブ、選手にとっては願ってもない経験の場になります。ただ、トーナメント方式ですので負けてはいけない、あるいはどうやって勝つ方法を見いだせるのかが問われます。そこで彼らは超守備的な戦法で、なにがなんでも失点しない。ボールを奪ったところでカウンターで1本、点が取れればなというやり方をとってきました。恐らく、普段自分たちがやっているサッカーとは正反対なやり方をとってくるわけで、不慣れな部分もあるだろうし、対戦する方もやりづらい部分があります。ただ、最近のうちのホームの試合は、そういったやり方でしかやられていないので、徐々にというか、慣れたというか、そういうやり方に対してもどうやれば崩せるのかを選手たちも理解しているのではないかと思います」

Q:後半、公式記録を見ると1本もシュートを打たれていないですけれども、相手の狙いがハッキリしている中でうまく試合をコントロールできたのではないかと思います。そのあたり、ハーフタイムでなにか確認することはあったのですか?

「ひとつは、最近のホームの試合では相手がこういうやり方を取ってくるわけで、それぞれに質の高さというか違いがチームによってありますけど、ただ、こういう風にやっていくんだというのが明確になっているわけです。なかなかそれを崩すのは難しいことです。見ている側としてもおもしろみに欠ける部分もあるかもしれませんが、ただ勝負事ですし、トーナメント方式ですので負ければ敗退ということで相手も失点を重ねていけば得点することができなくなるという考えのもとでやっていくわけです。そうするとまず守っていくことになるわけです。
今日に関しても、ホームの試合で起こる現象というのは攻撃は捨てて守備に専念する。あるいは先ほども言いましたけど超守備的な戦法をとって、最低限ゼロ失点で90分を終えればいいかなというやり方です。時折、カウンターの場面で得点が出来ればということを狙っているわけです。ただ、レベルの差があるチームがやるべきことは決まっているのであって、ボールを失った瞬間に圧力をかけ始めること、カウンターを狙っているのであったら、カウンターに対するリスクマネジメントをすること。全てが完璧に90分できるわけではないので、相手が抜けてきたときにしっかりと全員が帰陣して陣形を整えて、それから的を絞りながらボールを奪っていくのは当たり前のことです。あとは選手というか、対戦相手のいろんな特長があるので、そのなかの弱点を狙っていくことです。当たり前のことを当たり前のようにやるということがしっかりできたのではないかと思います」

Q:昨日、格上と見られていたアルゼンチンが格下と見られていた日本に敗れたことは、良い引き締めの材料になったのではないでしょうか?

「まったく比較にならない話だと思います。まず、こちらは公式戦であって勝負がかかっています。昨日は日本代表にとっては親善試合であって勝敗が問われるものではありません。ひとつの大会ではないので、そうした部分での試合の評価価値が違います。また、皆さんの考えでは強豪といえばアルゼンチンだったのでしょうが、昨日の試合の強豪は日本だったし、弱小だったのがアルゼンチンという姿勢の違いが見られる試合でした。日本はやるべきことをして勝利を手にしました。それは当たり前のことであって、別に不思議なことではまったくありません。姿勢から始まるものであって、その姿勢が大きな違いだったと思います。唯一似たようなところがあるとしたら、日本がホームでやって、鹿島アントラーズもカシマスタジアムでやったということが唯一似ているところだと思います」

Q:熊本についてどういう印象を持ちましたでしょうか?
「おもしろいチームです。今日はトーナメント方式ということでやり方を変えているということが明確にわかっていました。J2の前節の試合も見ましたし、その他の試合も見ました。まったく違うやり方であって、もっと攻めの部分でもいろいろな方策を取っていて、組織的なプレーやポジションチェンジといういろいろな狙いを持っていました。今日は、この大会方式も影響してやり方を変えているのだと思います。選手個人でもおもしろい選手が存在しますし、将来的にはおもしろみのあるチームではないかと思います。リーグ戦とは全く違うやり方を取っていることは把握しています」

Q:これで天皇杯ベスト16に入りまして、ここから先は今日のように相手がガチガチに守ってくるというような試合もないと思いますし、相手のホームに行って戦うという試合も入ってくると思います。改めて、ここから先の天皇杯でタイトルを取るまでの戦いにおける監督の考えをお聞かせ下さい。
「いろいろな建前の回答をすることはできると思いますが、それをしても仕方がありません。今日が10月9日で次の天皇杯の試合が11月17日になりますので、40日間くらいある先のことなので、また近くなったら同じ質問をしていただければ良い回答、率直で正直な回答ができると思います。対戦相手がもう決まっていると思いますが、近くなれば天皇杯に関してやり方も考えなければなりません。次の勝敗を問われる試合はリーグ戦ですので、もうリーグ戦に切り替えて11月17日まではリーグ戦に集中して取り組んでいきたいと思います」

以上
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