10月2日（土） 2010 J2リーグ戦 第29節
柏 1 - 1 栃木　（17:04／柏／7,525人）
得点者：28' リカルドロボ（栃木）、29' 北嶋秀朗（柏）
スカパー！再放送 Ch185 10/3（日）前08:00〜
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●工藤壮人選手（柏）:
「しっかりとタメを作って、起点になろうと考えていました。マイボールになった後、サイドの（小林）祐三君と（橋本）和君に展開して主導権は握れていたので、クロスやスペースへの飛び出しを意識しました。それで点が取れれば良かった。全体的にはもう少しミドルシュートが多くてもいいのかなと思います。それで相手を引き出せれば、ベタ引きされなかったと思う。栃木は守備がしっかりしているチームだとは知っていたし、先に失点したけど、キタジさん（北嶋）のうまいシュートですぐに追いつけた。相手に隙はあったから、そこを突いていければもっとチャンスが生まれたかもしれない」

●茨田陽生選手（柏）:
「相手が引いている分、トップ下でのスペースがなくて、ボールを受ける回数が少なかったです。リズムが作れませんでした。スペースがなかったので裏への動きを意識しました。チームとしては良かったと思うけど、自分としてはあまりリズムが良くなかったです。前半、裏へ飛び出してチャンスがあったけど、左足のシュートがＧＫの正面になってしまいました。チームの攻撃の流れ自体は悪くなかったので次につなげたい」

●北嶋秀朗選手（柏）:
「得点場面は（相手のＧＫが）まだドリブルしてくるんじゃないか思っているところで、タイミングを外してシュートを打った。今日は相手がどうしても真ん中を締めてきて外が空いていたからサイドバックに出すことが多かったけど、中で１、２回、ダイレクトでパスが入れば決定的なチャンスも作った。個人的にはボールタッチの感覚も良くて、点を取った時もファーストコントロールが良かったと思う」

●大谷秀和選手（柏）:
「ゴール前まで運びながら決め切れなかった。第２節と同じような試合になってしまった。栃木は全員で守る感じだった。最近は上位チームとの対戦が多かったのでこういう相手はなかなかなかったけど、チャンスはあったから、あとはクロス、シュートの質の問題。キタジさん（北嶋）の交代あたりから前線の動きが少しなくなってしまった。あれだけ引かれる難しさはあるけど、工藤とホジェルの２トップの関係を生かせればよかった。工藤が孤立した形になって、前半はキタジさんと林、１人は裏を狙う動きでギャップを作る動きを頻繁にやっていたので、人が替わっても続けられるようにしなければいけない。中盤の選手も質の高いボールを前線に送れなかったことも２点目が取れなかった原因だと思う。引いた相手に対する崩し方はまだまだ課題がある」

●武田博行選手（栃木）:
「前半はチャンスも作れていたし、後半もチャンスを作って前に出られるパワーを出していきたい。サイドハーフが相手のサイドチェンジに振られて、守備に追われて体力的にきつかったと思う。後半は攻撃にも行けるように、ボールの獲りどころをしっかりやっていきたい。とりあえずゴール前を固めて守らざるを得なかった。それでは強いチームとやった時には勝てない。（失点場面は）北嶋さんはアウトサイドで打ったと思うけど、シュートのタイミングがずれた。」

●リカルド・ロボ選手（栃木）:
「船山との良いコンビができた。ゴールシーンは良い角度で打ってゴールに入った。船山は賢いしスピードがある。良いコンビネーションで攻撃できたと思う」

Q:今日は単独突破が多かったように思いますが？
「サポートは得られていた。私は状況次第で自分のプレーを出す。ただ単独突破が多かっただけ。チームは良いプレーができた。勝つチャンスもあったと思う。柏は前に出てくる分、自分たちにチャンスをくれた印象だ。１−１という結果はフェアな結果だと思う」

以上