10月2日(土)J2 第29節 柏 vs 栃木(17:00KICK OFF/柏)
スカパー!生中継 Ch184 後04:50〜
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第26節の千葉戦、第28節の福岡戦と、上位チームとのアウェイ直接対決を制した柏は、9月の戦いを全勝で乗り切り、現在5連勝中である。今節は栃木をホームに迎え入れ、今季2度目の6連勝を狙う。
ここまで27試合を消化して、柏が無得点に終わったのは2度しかない。ひとつは唯一の黒星を喫した第21節東京V戦。そしてもうひとつが第2節、スコアレスドローに終わったアウェイでの栃木戦だ。あの試合をあらためて振り返ると、前半は球際激しいプレスに圧され、後半は柏のリズムで攻撃を仕掛けたものの、訪れた決定的なチャンスでシュートをことごとく外したという内容のゲームだった。
直近の数試合、栃木は黒星が先行している。しかし、球際の激しさ、堅固な守備ブロック、攻守の切り替えの早さには相変わらず目を見張るものがあり、前節は千葉に敗れはしたが、リカルド・ロボが鋭いシュートで何度もゴールを狙い、後半は数的不利になりながら粘り強い反撃でフクダ電子アリーナを沸かせた。その千葉を含め、福岡、甲府との対戦はいずれも敗れているが、すべてが1点差ゲーム。上位陣と互角に渡り合えるだけの力は兼ね備えていると見た方がいいだろう。
柏は、そんな栃木の球際激しい寄せをはぐらかすことができるかどうか。「うちらは(第2節とは)まったく違うチーム」と話すのは林陵平。千葉、札幌、福岡のプレッシングを凌駕したことで、揺るぎない自信が確立されている。チームの完成度は、ここ数試合で飛躍的な高まりを見せており、その要因のひとつは北嶋秀朗の好調によるところが大きい。北嶋がDFラインとボランチの間に顔を出し、くさびのボールが収まるからこそ2枚のオフェンシブMF、レアンドロ・ドミンゲスと茨田陽生への相手マーカーのズレが生じ、彼ら2人をケアすれば逆に北嶋がフリーになれる。もしDFラインとボランチの間のスペースが潰されれば、今度は北嶋と林が裏やオープンスペースへ飛び出し、そこにレアンドロ・ドミンゲスからの一撃必殺のスルーパスが放たれるという構図だ。鍵を握る北嶋は、「栃木には局面で激しく来るイメージがあるけど、それを逆手に取って、『どうぞプレスに来てください』というようなパス回しをして、良い距離間を保って相手を剥がしたい」と攻撃のイメージを語る。
おそらく栃木はボールを支配されることは想定内だろう。となればボールを奪った後のカウンターが当然狙い目であり、柏にすれば警戒ポイントだ。しかも栃木のMF高木和正、U−21日本代表の水沼宏太は精度の高いキックを持つうえに、前線には一発のあるリカルド・ロボがいる。ハマれば一転してピンチを招く可能性があるため、柏のダブルボランチ、大谷秀和と栗澤僚一は持ち前のリスク管理能力、バランス能力、危険察知能力をフルに生かして栃木の前線を孤立させ、攻守が切り替わった後はルーズなクロスやフィードに終始させることでカウンターの威力を半減させたい。
10月に入り、昇格の2文字とJ2の頂がようやく霞の向こうに見えてきた。だがそういう状況だからこそ、気を引き締め、結果だけでなくクオリティに強くこだわり、柏は一戦必勝の体勢で栃木と対峙する。
以上
2010.10.01 Reported by 鈴木潤
J’s GOALニュース
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